DAY1
コロナ後初の外国客船でのクルーズ。
地中海やカリブ海に行きたいけど航空券は高止まりしているし、海外で下手に罹患して帰国が遅れるリスクは避けたい。
そんなわけでまだまだ外国客船でのクルーズが日本で再開するのか不透明だった2022年8月に日本にQEが来るというので申し込みをしました!
今回は母とのクルーズです。
抜け駆けになってしまうかなーと予約を入れた話を叔母にすると
「私たちも行きたい!(私に)手間をかけないようにするから!」
と叔父叔母も申し込み。
結局部屋は隣同士、ディナーテーブルは4人一緒になりました。
メンバーは違えど、今回も添乗業務となりそうです(汗)
何もトラブルが起きないといいなぁ~(ちゃんと起きたけど)
ギリギリまで本当に運航するのか心配だったけど無事に乗船することが出来て感激です!
いつもならボーディングブリッジは最高にワクワクする時間なのだけど、そうでもないのはこれが横浜港だからなのかな?
■クイーンエリザベス
乗客定員 2,081人
総トン数 90,900トン
全長 294メートル
船籍 英国領バミューダ
客室数 1,046室
乗組員数 1,005人
巡航速度 21.7ノット
全幅 32.3メートル
建造年 2010年10月(2014年/2018年改装)
4/28 横浜出港
4/29 終日クルーズ Black&White
4/30 鹿児島
5/01 終日クルーズ Masquerade
5/02 釜山
5/03 福岡
5/04 長崎 Red&Gold
5/05 終日クルーズ
5/06 横浜帰港
オンラインチェックインで指定された乗船時間は14:45~。
もっと早く乗りたかったなー。
ランチは船で食べたかったなー。
大黒ふ頭客船ターミナルまでは山下公園からシャトルバスで向かいます。
もっと混みあって混乱しているのかと思いきや、ガラガラ。
大型スーツケースはここでタグをつけて次に会うのはキャビンです。
大黒ふ頭客船ターミナルに到着。
殆ど人がいない・・・
ここでワクチン接種証明、PCR&抗原検査結果、Visit Japan Web登録有無などを確認されてからチェックイン。
オンラインチェックインを済ませているのであっさり終了・・・かと思いきや何故か手間取る。
事前登録した顔写真も撮り直すとか言われる。
うーん、さすが真面目な日本人。
ドーン!
風が強すぎて写真撮るのもやっと。
QEよりはるかに大きいはずのMSCベリッシマが小さく見えるのはなぜだろう?
■MSCベリッシマ
乗客定員 5,568人
総トン数 171,598トン
全長 315.83メートル
客室数 2,201室
乗組員数 1,536人
全幅 43メートル
建造年 2019年3月
いよいよ乗船です。
キュナードの見た目は美しい!
体育館のようなターミナル。
もっと大きいのかと思ってたらかなり小さめでした。
キャビンに直行。
シックで良い!
感染症対策でマスクが2つ置かれています。
うっかり忘れてしまっても船内どこでもマスクは貰えるようになっていました。
クローゼットにはスリッパが2つ。
以前のようにキュナードのロゴマークが入っていないのは残念。
不満の多いバスルーム。
固定式シャワーだし棚は小さいしシャワーカーテンはせめて片側は固定して欲しい・・・
スーツケースが届いてからシャワールームをアップデート!
ワイヤーラックに持ってきたバスグッズを置き(右上)、S字フックで折り畳み洗面器を設置(左側)、ペンハリガンのシャンプーとボディーソープが足元に置いてあるの、どうにかならなかったのかなー。
湯量は少ないし温度も安定しないし、やっぱり不満だらけのシャワールームです。
以前は小ボトルタイプだったハンドソープやボディローションがポンプタイプになっていました。
補充の手間を減らしてるのかな。
日本人仕様かアメニティは歯ブラシが追加されていました。
非常に使いづらいハンガーと、乗船中一度も使えなかったセーフティーボックス。
任意の数字+#で設定する非常にオーソドックスなタイプ。
利用前に一度お試しで番号を入れてロックをしたら、その後正しい番号を入力してもエラー表示で使えなくなってしまいました。
すぐにゲストリレーションズに連絡し、エンジニアをお願いしたけど一度も来ず。
面倒なので諦めました。
旅行会社から巨大板チョコ2枚のプレゼントが届いてましたー!
ウェルカムシャンパンが届いていないけど、まぁそんなもんだよね。
(後日、冷蔵庫に入っているのを発見)
普通はターンダウンで冷蔵庫にしまってくれるのだけどなんででしょ?
お部屋担当さんの挨拶もなく、廊下にもおらず、リクエストがあるのに伝えられないなー。
まぁ、お手紙で対応してもらいましょう!
これまでチェックインすると必ずお部屋担当が現れたもんけど、こういうことも人員削減でなくなってしまったのかな。
隣の叔父叔母の部屋には現れたらしいのでたまたまかな。
デイリープログラムは日本語のみ。
キャビンを出たところにオフィサーがいたので、この日の英語版を貰い、今後も毎日お願いしたいというとキャビンナンバーを控えて去って行ったたけど英語版は届かず。
結局自分でキャビン担当にお手紙でお願いしました。
うーん。
レベル低いぞ、キュナード。
クルーズカードはお部屋に封筒で届く形でディナーテーブルの場所表示はなく、別にカードが届いています。
この後、部屋を開けて戻ってきたら荷物が届いていたのだけど、知らないスーツケースも1つ届いていました。
部屋の外ならそのまま出しておくけど、部屋の中に入れてあるので誰かに伝えないと荷物の主はずっと受け取れないことになってしまいます。
廊下にいたクルーに渡したけど、タグに書いてあるキャビン番号は合っているので困っていました。
幸い、名前が書いてあったのでキャビン番号が違っていることを認めてもらえたけどタグは印刷されたものではなく港でつけてもらった手書きのものなので、タグはプリントアウトタイプにしておいた方が安心だということがわかりました。
マスターステーションにドリルのチェックに行き船内散策開始。
Cunardは2020GWのQVがパンデミックでキャンセルとなってしまったので再会できて嬉しい!
大黒ふ頭からはベイブリッジを一望。
青空に赤いファンネルが良く映えます。
出港日和!
にっぽん丸出港です。
飛鳥2も出港です。
この日は横浜に客船が5隻集合してました!
大さん橋
・にっぽん丸(22,472トン)
・飛鳥2(50,444トン)
新港ふ頭
・バイキングオリオン(47,842トン)
大黒ふ頭
・クイーンエリザベス(90,400トン)
・MSCベリッシマ(171,598トン)
QEの出港は22時。
でもなぜか20時過ぎには出港してました。
エリザベス女王の肖像画はクイーンズルームにあります。
カジノの時計は写真撮影の人気スポット。
ゴールデンライオンパブ。
乗船してすぐ、乗客がワーッと集まっている所に遭遇したので「さすがGW、混んでるな」と思ったけれどしばらくすると「あれ?少ない?」と思うように。
これだけ空いているところを見ると満船じゃないのかも。
クイーンズルーム。
夜はダンスで華やかになる事でしょう。
ディナータイムのリドチェック。
入口ではアルコール消毒とマスクを促されます。
していない人には新しいものをくれるのですが、私の後のノーマスクの白人女性に「マスク着用をお願いします」と女性サーバーが伝えたところ「NO!二度と私に聞かないで頂戴!!!」とかなり強く大きな声で返答。
思わず女性サーバーに「すごい人だね!」の表情を送っちゃいました。
彼女は落ち込んだ表情。
その女性、子供と2人でいつもノーマスクでラフな格好してリドにいました。
ダイニングはさすがにダメだったのかなーと勝手に想像。
コーヒーを飲んでいるとリドのマネージャーにさっきのやり取りを伝えたようで、マネージャーは「マスクしていない人には勧めるように」と改めて言われてました。
気の毒に・・・
日本発着だからかお刺身が用意されていました。
サーモンと赤身は毎日ありました。
手を出さずにいたら、お刺身が美味しかったという話を聞きチャレンジ。
ハマチと赤身は美味でした。(サーモンは苦手なので試さず)
それにしてもとっても鮮やかな緑色のワサビ。
どこで仕入れたのでしょう。
なんでこんなところに刻み紅ショウガ?って思っていたけど、きっとガリと間違えているのね。
アメリカンなロール寿司は健在。
スパイシーツナとかスパイシーサーモンだったらしい。
こちらも試しませんでした。
ディナータイムのサラダ類。
うーん。
お肉類はまぁそれなりに。
でも全体的に種類が少ない!
あれもこれも食べたい!となる料理が全然ありません。
周りのデコレーションのせいなのか、色合いのせいなのか・・・。
英語版のデイリープログラムを貰いました。
イベントの情報量は3倍くらい多いです。
今はスマホのオフライン翻訳機能もあるのだから英語版も置いたらいいのに。
ゲストリレーションズにも印刷版は置いていないのでわざわざ声をかけてもらわないとならないので以前よりも不便です。
ちなみに、船内WiFiの無料範囲で利用できる機能の中にデイリープログラムも含まれているけれども表示されないことがしょっちゅうありました。
ディナーはセカンドで19:45~
これがまたひどい。
テーブルナンバーの位置を把握していないので延々と歩かされ、近くまで行ってテーブルを探すという有様。
初日でこれじゃ先が思いやられます。(テーブルの位置は覚えちゃえばあとは自分で行けばいいだけだけど)
オーダーもバタバタ。
慣れてない人が多い印象。
どのテーブルもそんな感じ。
前菜のゲームミートテリーヌ。
ゲームミートって言っちゃうところがイギリスっぽいよね。
こちらは美味しかったです。
再び前菜。
キノコのリゾット。
こちらも美味。
ちなみにこれ、日本語メニューだと「野生のキノコ」。
野生って・・・
アスパラのヴルーテ。
うーん、アスパラ味ゼロ。
ヴルーテ感もゼロ。
これはいただけません。
初日はパイヤールビーフ。
お肉は柔らかくて味付けも丁度良くて美味です。
ヨークシャープディングにブルーチーズ(スティルトンだからちゃんとイギリスもの)を載せているのが意外。
ポーション的にはアジア人向けかな?
全体的に丁度良い量でした。
私はデザート無しなので母が頼んだチョコレートケーキ。
ケーキは結構大きいです。
感想は一言、「甘い」と。
毎日コーヒーとともにプティフルールが出てきます。
デザートは要らないけど、プティフルールのジンジャーの砂糖漬けは好き!
21:45~のショーに来ました。
初日のディナーがモタついたので劇場についたのは5分前。
劇場もマスク着用推奨です。
この日のショーはBe our Guestという有名ミュージカル曲を多く使った歌がメインのショー。
なのだけど、男性シンガーのレベルが低すぎる・・・
音が上がり切ってなくて気になるところ多数。
まぁ、Cunardのショーってこんなもんだよね。
グレイテストショーマンの好きな曲がイマイチな仕上がりで、こりゃこの先も思いやられるぞ・・・
グランドロビー、正直こんなにワンフロアが低かったかな?と思ってしまいました。
どーーーーんと10フロア以上抜けたアトリウムに見慣れてしまったせいで狭く感じます。
でも高級感だけは満点。
グランドロビーの生花も毎回見事です。
ライブラリには新聞の抜粋が置いてありました。
ここに座ってる男性は日本語はほぼ完璧レベルでした。
毎日数独を貰うのが母の日課。
ライブラリは大好きな場所。
Cunardらしさが詰まっています。
棚がスッカスカのライブラリが多いけど、ここはみっちり。
初日のグランドロビーはレリーフをバックに写真を撮る人多数。
大人気のスポットです。
カードルーム。
アルコーブにはジグソーパズルが多数。
ミッドシップスバー。
ロビーの音楽も聞こえて静かに過ごすには一番良い場所かも。
それにしても今回のQE。
ウェルカム感が低い。
オフィサーも足早に通り過ぎ、挨拶しない人もいるくらい。
英語が苦手な日本人対応なのかなー。
クルーズってクルーもゲストも一体になって家族やご近所さんみたいな感覚になるのが好きだったのにちょっとそれが薄くて残念。
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