DAY6
福岡県の博多港に入港しました。
もちろん初上陸です。
でもどうやら博多どんたく祭り開催中で賑わっているらしい。
そんなに興味も惹かれないお祭りだったので博多を離れて観光してみようかなとあれこれリサーチ。
太宰府天満宮は残念ながら修復中らしいということで、食器が好きな母のために唐津焼で有名な唐津へ行くことにしました。
呼子のイカも食べられるらしいし良いじゃない。
実はこの日、シャトルバスの中で衝撃の再会がありました。
2018年シンフォニーオブザシーズで地中海クルーズでテーブルメイトになった方を1回目のフォーマルナイトで見かけ、似たような人に思えるけど違うかなーーーー、またどこかで会えるかなーーーなんて思っていたところ、帰りのシャトルバスで通路を挟んで隣に座る女性がまさにその方。
喋り方、声からして「間違いない!」と思い、バスを降りたところで思い切って声をかけてみると間違いなくその方でした。
互いの再会と久々にクルーズを楽しんでいることを喜び、思い出話とこれまでのQEでの過ごし方などの話に花が咲きました。
モヤモヤすることがかなり多い船だけど、こんな再会も出来たので良しとしましょう。
朝食はメインダイニングで。
今回のヒット、アボカドトーストです。
ポーチドエッグ無し、アボカドダブルで注文。
もう完璧な出来です。
ベーコンはアメリカンスタイルでクリスピーでお願いと言うと、私の大好きなカリカリベーコンが出てきました!
メニューになくても聞いてみる価値あり!
博多港中央ふ頭に入港。
ターミナルは新しいのかな?
小さいけどキレイでした。
船の全景が見える港がなかなかありません。
この日も無料のシャトルバスが用意されていました。
博多駅から徒歩5分くらいの所にある出来町公園が発着地でした。
博多どんたく祭りで混み合いそうなので、唐津焼で有名な唐津に向かいます。
実は、唐津が佐賀県だって行く直前に知りました・・・
そして唐津から1時間も行けば有田や伊万里に行けることも電車の中で知りました・・・
呼子のイカで思考が停止してしまった・・・
直通電車を逃してしまったので途中の筑前前原駅で乗り換え。
この先がなんとも風光明媚なローカル線の旅。
実は有名だと後で知った虹の松原を含め、美しい海岸線の絶景を眺めながらの楽しい旅でした。
唐津駅到着。
駅舎の扉の取っ手は唐津焼。
駅前にも唐津焼の唐津くんちの像がありました。
目指すは一路、呼子のイカが食べられるというレストランへ。
ローカルなレストランだし空いてるでしょ?と完全にバカにしてましたね。
道すがら電話したら既に予約でいっぱい。
来て貰って並んでもらうしかないとのこと。
そう、ゴールデンウィークだという事をすっかり忘れてました。
市役所前のお堀がとってもキレイだったー!
唐津神社を抜けていきます。
こちらもお天気が良いので白い鳥居が映える!
2時間近く並んでようやくありつけた呼子のイカ定食。
品数豊富で豪華。
ご飯もうどんもあるのは何故なのか。
どれを食べても美味しかったです。
ピッカピカの呼子のイカ。
甘い!
トロっとして美味しい!
追加で頼んだ穴子の天ぷらが霞むくらい甘くて美味でした。
上のお刺身を食べ終わると、残りは塩焼きか天ぷらにしてくれます。
やっぱり天ぷらでしょう!
揚げても柔らかくて甘くて美味でした。
並ぶ時間が長すぎたのは誤算だったけど来て良かったです。
唐津でも焼物祭りをやっていました。
どんなお祭りなのか駅のインフォメーションで聞いたところ、山間に点在してる窯元が作品を持って市内のシャッター街になってしまった商店街を間借りして展示即売をするとのこと。
こちら、西の門館もその会場の一つでした。
http://www.karatsu-bunka.or.jp/leaflet/nishinomon.pdf
伊万里や有田と違って唐津は磁器ではなく陶器なので色合いは地味。
でもそれだけに味があって面白い。
特に小杉窯の箸置き魚100種が素晴らしい。
パンフレットを見るだけでも見ごたえありだけど、本物はもっとすごいです。
完成度が高くて生きてるみたい。
箸置きじゃなくてコレクションとしてほしいなー
さかなクンも絶賛するはず!
http://kosugigama.com/index.html
唐津くんちと言えば鯛。
この鯛の小さい置物を記念に欲しかったのだけど、小さいものはありませんでした。
こちらは高さ30センチくらいかな~
旧高取邸を通過・・・
目指すは唐津城。
ビーチ沿いの遊歩道を行きます。
これがまた絶景!!!
石垣の道に入ったところで集会中の猫さんに遭遇。
なんだかリッチな感じじゃないの。
邸宅にお住まいなのかな?
唐津城までは徒歩で行く予定が、石垣の道を抜けたところで「エレベーター」の文字発見。
こりゃ乗るでしょ。
しかも母は無料ですよ。
このエレベーター、完全に油断したね。
だって斜めに動くんだもの。
真上に行くと思ったからちょっとビックリ。
唐津城からの虹の松原方面。
天気が良いせいもあるけど、緑が多くて海が青くてとにかくキレイ。
日本にもこんなに良い所があるのねー
藤は終わっちゃったけど菖蒲が盛り。
いやーなんて良い景色なんでしょう。
これぞ風情だよね。
唐津城唐津城って言ってるけど、中には入らず。
だって、、、、日本のお城は外側がカッコいいんだもの。
帰りは階段を下ります。
緑が多くてお散歩に丁度良いコース。
途中、高校生のラグビー部が手押し車スタイルで階段を上っていました。
観光客も「がんばれ!」と掛け声。
先輩のしごきかな!?
城内橋を渡った所からの唐津城。
城のある街ってカッコいいなー
辰野金吾像を抜けて・・・
旧唐津銀行辰野金吾記念館へ
ここも焼物祭りの会場の一つでした。
ラッフルズホテルみたい!
銀行を思わせる造りもそのまま残っています。
こちらの作品はお高かったですよー
シャッター街と言ってたのはここかな。
京町商店街。
確かに人気ゼロ。
でもところどころお祭り会場なので人が集まってました。
新しい雰囲気はないとはいえ、味のある商店街なのに勿体ないなー
今回のメインイベント、唐津くんちの曳山展示場です。
ちょっとちょっと、予想外に大きいんですけど!!!
しかも大量にある。
2階の映像資料を見て知ったけど、1台2トン。
左から準備古いものが並んでいるそうです。
ということは一番右端(写ってない)は最近できたのかな?と思ったら、なんとそれでも1876年(明治9年)だそうで。
古いものを大切に受け継いでいる唐津。
唐津っ子は年に1度、これを曳くために帰ってくると言っていたけど、ユネスコ無形文化遺産だからというだけではなく、これからも続いてほしい文化です。
帰りは直通電車で博多駅まで。
頼まれていた博多通りもんを購入し、博多の街は一つも見ずにシャトルバスで船に戻ります。
博多駅って札幌駅と似てる・・・
ピンク色に光っているのは博多ポートタワーなのかなー
ダイニングでの夕食です。
パテにハズレはないのでマッシュルームパテを注文。
美味しいです。
母が注文したロッホ・ファイン社のスモークサーモン。
王子サーモンしか知らないけど有名なんですかね?
ワサビみたいに見えるのはアボカド。
アボカドに惹かれて注文した母は「アボカド乗ってないよ」って言ってました。
彩りや盛り付けは考えられているけど、フレッシュアボカドじゃないならもうちょっと良い盛り付け方があったような~
あ、味はとっても良かったらしいですよ。
これだけでお腹いっぱいになるよ、という量だったそうです。
ハズレなんだろうなと思ったけど、ロブスターのビスクと書いてあったらそりゃ注文しちゃうよね。
ロブスターはどこ?でした。
子羊のパイ包み。
これはね、非常に美味しかったですよ。
ポテトのミルフィーユ仕立ても柔らかくて塩気も抑えられていて美味しかったです。
全体的にポーションも塩気も日本人好みだなって思いました。(メインと前菜は)
以前QVに乗った時は料理に関しては期待するほどでもないかなと思ったけど、今回はどれを食べても美味しかったので満足です。
滅多にデザートを頼まない私だけど、ジャファケーキの名前を見たら注文しないわけにいかない。
これも美味しかったー!
夜のショーはブルージェイズ。
うーん、リードヴォーカル(セカンドギター)のキーが上がり切ってないのが気になる。
バンドとしては良かったけどリードがなぁ。
リードギターやベースもソロで歌うんだけど、ベースの方が一番上手で声も良かったです。
リードヴォーカルチェンジ!!!
食後はガーデンラウンジでカルテットのコンサート。
まぁ・・・ボチボチ。
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