航海3日目。
いよいよコスタビクトリアでの船旅の最終日。
あっという間の3泊目。
外は生憎の天気なので、デッキには出ず船内のイベントに参加して過ごすことにしました。
まずはプール。
外のプールは天気も悪いのでスパエリアにある室内プールへ。
ここの水温が温水レベルで熱い!
ちょっと泳ぐと汗をかいてしまうほど。
朝食べた物を少しでも消化させねば!と頑張っても暑くなるだけなので結局プールサイドでクールダウン。
海水で温水のプールなんて初めてです。
午後は私はイタリア語レッスン、母はダンスです。
イタリア語といっても挨拶や単語をイタリア人の方が言うのを真似る程度。
でもこれがまた難しい。
どう頑張ってもイタリア語の「R」の発音はムリです。
テキストはローマ字が読めるのでとっても簡単なんですが、中国人の参加者で年配の方はローマ字が読めないようでかなり苦労していました。
それでもピンイン?で読み方を書いて何度も練習してました。
ペンを持たずに借りもせずに参加している不真面目な生徒は私くらいでした・・・
夕食で同じテーブルになった方とお喋りしたり、最後の船内散策をしたり。
あっという間に最後の夜となりました。
今回は人数が少ないと言うこともあり、夕食は18時~19時半のオープンシーティング。
それでもだいたい18時半までにはみんな集まり、19時くらいにウェイターのイベントが始まります。
最後の夜のイベントはそりゃもう大盛り上がり。
このダンスこそがコスタらしさが一番出ているところでした。
朝食の後はポンペイスパのプールへ。
船が揺れてるのでちょっと波があります。
それにしても暑い!
今日はお天気どんより。
また雨降るのかな?
手を伸ばして船体写真を1枚。
航跡が続きます。
青い時に撮っておけば良かった!
Grand Bar Orpheus
ランチのメニュー。
夜食のために前菜もデザートもなし。
パスタとメインのみにしました。
チキンリガトーニ。
アッサリしていてランチには丁度良い味でした。
やっぱりパスタは美味しい!
豚肉の甘酢あんかけ。
スイートチリソースって書いてあったけどチリではなかった。
ランチを食べている時、船内で何度も見かけたテノール歌手がいたので「何で今回歌わないの?」って聞いちゃいました。
横浜→上海では予定がなく、上海→台湾のコースで歌うそうです。
楽しみだったのにざんねーん!
「クルーズディレクターに今回は無しって言われたんだよ〜台湾クルーズで歌うから来てよっ!」
って言われても・・・行きたいけど行けない。。。
午後はデッキでサンバのレッスン。
オバサマ達、頑張っております。
講師はブラジル人の女性でした。
いや〜足捌きが軽いっ!!
最後のディナー。
前菜はチーズとポテトと牛肉のコロッケ。
パスタはラザニアにしました。
ラザニア万歳!大好きさっ!
濃厚で美味です。
メインは牛肉の赤ワイン煮込み。
お、塊ではなくスライスできました。
見た目は意外。
でも味は良いです。
ウェイターによるダンスショーが始まりました。
左の彼のダンスがキレッキレ!!!
曲はジプシーキングスのVolare!(ビールのCMのアレ)とアジアクルーズを意識してかPSYのカンナムスタイルでした。
エプロンとサッシュをはずすサービスタイム♪
キャァ〜〜〜〜★☆★☆★
パヴァロッティにどことなく似ているテノール歌手とソプラノ歌手のご夫婦登場。
いっつも手を繋いで本当に仲が良いです。
挨拶をしたらすかさず手の甲にキスのご挨拶。
いや〜イタリアンだわ。
最後のショーは30分前から良い席を確保!
今回、フォーマルデーがなくなってしまったので、悔しくてショーの時だけフォーマルに着替えました♪
クルーによるショー「I have a dream」。
maroon5のThis love、We're the worldやRENTでお馴染みのSeasons of loveを披露してくれました。
最後はYMCA!
サメ?のゆるキャラが初めて登場。
頭が落ちそうなのかずーっと抑えてるのが気になる。
人一倍早く「Y」になっているのはイタリア語レッスンの先生、ミラノ出身のNICOさんです。
コンコルドプラザではミスターピザの選考会が開催されました。
もうみんな粉まみれ!!!
お客さんが参加して、みんなノリノリでミスターピザに選ばれようと頑張ってます。
クルーが3階から見てました。
3人ともソックリ!
ここでのバイオリン&ピアノも最後となりました。
たくさんのリクエストに答えてくれてありがとう♪
間近で見る弓捌きは羽が生えているかのような軽さ。
うーん、バイオリンって難しいって聴くけど簡単そうに弾いているのはなぜ?
6歳の頃からバイオリンを始めたそうで、還暦を過ぎてバイオリンを始めた母にも「大丈夫!僕みたいにすぐなるよ!」なんて言ってました。
お世辞も上手いなぁ〜☆
夜食はチキンヌードル。
今まで食べた中で一番良い味でいた。
これを頼む時、いつも夕食でテーブル担当だった物腰柔らかで丁寧な日本語が印象的な中国人ウェイターとゆっくりお喋りすることができました。
実は彼、福島の某温泉旅館で1年間ホテルマンとしての研修を受けたことがあるそうです。
なるほど、それでそんなに丁寧なのね。。。
この麺を頼む時、その彼に「パクチー入ってますか?もしあれば沢山入れてほしいんですが・・・」とリクエストすると「パクチー・・・すみません、ちょっとわかりません。」
あぁ、そうか。パクチーはタイ語。彼は英語で仕事しているから「コリアンダー」ならわかるかな?と思って聞くと、これもまた知らないとの事。
あ、そうでした。
あまりにも完璧な日本語を話すので忘れてたけど彼は中国人。
「シャンツァイ、、、中国語の発音はわからないけど、シャンツァイであってますか?」と聞くと「香菜(中国語の完璧な発音)!!!お客様は香菜がお好きですか?珍しいですね。すぐに確認してまいります」
と、大変丁寧。
生憎パクチーはありませんでしたが、それでも十二分に美味しかったです。
さて、食事が終わる頃、さっきの丁寧な彼が紙とペンをもってやってきました。
「あの、先ほどお客様は香菜の事を何と仰いましたか?教えていただけませんか?」
なんて丁寧で勉強熱心なんだっ!
もう何だって教えてあげるさっ!
そこでパクチーとカタカナで書くと「英語でも教えてほしい」と。
綴りがわからんのでカタカナで書いて、ついでにスペイン語でも書いておきました。
すると一つ一つに漢字で、これは日本語、英語、スペイン語、、、と書いて読んで確認。
すぐに仲間の中国人クルーに教え合っていました。
うーん、なんて真面目なんだ。。。
こうやって和気藹々としていて少し乗客とコミュニケーションをとることに慣れてきたのか、若い中国人ウェイトレスが嬉しそうに1枚の写真を見せてくれました。
それは船内のカメラマン(ブラジル人でハンサム)と彼女が写った大きな写真。
ビュッフェで記念に1枚撮ってもらったそうです。
でも良く見ると後ろに亡霊のように写っている人影が!!!
彼はインド人シェフで、白い制服とコックさんの帽子と白目だけが光って、でもかなりのカメラ目線。
それに気づいてしまった彼女の落ち込みようと言ったら・・・
とっても残念がって、その亡霊の所を抑えていました♪
やっぱり世界共通でハンサムとは2人きりで写りたいものよね!
その後、中国人ウェイターやインド人ナイトマネージャーと写真を撮ったり連絡先を交換してクルーとの交流も終了。
「日本人はみんなシャイだけど、君は全然違うね!楽しく過ごせたよ!」と言ってもらえてなにより。
私もみんなのお陰で貴重な時間が過ごせました☆
コメントを投稿する
コメントを書く