コスタ・ビクトリアは8時に上海：宝山港に入港。
宝山港はこれから大型客船ターミナルの一つとして活躍するそうで、臨時のイミグレーションしかない横浜港や神戸港よりもはるかに立派でした。
上海中心部からは離れていますが、中国のことだから客船が増えたらまたリニアモーターカーなんて走らせちゃうんじゃないかな～というようなところにあります。
さて、8年ぶりの中国。
目覚しい成長を遂げていました。
まず、地下鉄の路線が10本ほど増えてます。
そして人々の装いが綺麗。
みすぼらしい人がいません。
スラムっぽかった場所が再開発されたお陰か見当たりません。
そして、何より驚いたのが地下鉄の乗り降り。
なんとなく、なんとなくですが、みんな並んでいます！
そして降りる人を ほんの一瞬ですが 待ってます！！！
もうビックリです。
8年でこれほどまでに成長するんだ～って思いました。
電車の中でもちょっと私が足を蹴ってしまったので、私が頭を下げると相手も少し頭を下げるような仕草。
椅子に座っているお母さんに抱かれている子供が私の事を蹴ってしまったら「対不起」って言ってました！！！！
対不起
私でも知ってるこの言葉。
8年前に初めて中国に行く時に、中国語が出来る友人に「すみません」ってなんていうの？と聞いたら「一応、対不起 という言葉があるけど、中国では使わない。使ったら逆に困ることもあるから謝らない方がいいんだよ。だから覚えなくて大丈夫」といわれた言葉です。
うぉぉぉぉーーー
驚いた。まさか本場の中国人からこの言葉が聞けるとは！
それだけ2010年開催の上海万博に向けて意識改革したんですね。
なんとなく、香港よりも上海の方が中華料理を食べに行くなら良い気がする・・・
と思ってしまいました。
宝山港が見えてきました。
船から最後の朝日です。
上海が青空です。
宝山港はこれから大型船ターミナルとして活躍しそうな大きな港でした。
臨時のイミグレーションしかない神戸港や横浜港とは大違い。
ちょっと離れているけど上海航路、なかなか良かったのでまた来たいです。
あっという間に入国審査終了。
オペレーション良かったです。
でも船が良く見えないよ〜
黄色い煙突ともこれでお別れ！
街中の植え込み。
何だかオシャレです。
泊まるホテルは錦江飯店。
クラシックなホテルです。
こちらは貴賓楼。
http://jj.jinjianghotels.com/portal/jinjiang_ja/jjindex.aspx
泊まるお部屋はこちら、錦楠楼。
ロビーもゴージャス。
お庭も綺麗だし清潔だし高層ビルが立ち並ぶ中でここのエリアはオアシスです。
ロビーはヨーロピアン。
錦江飯店を利用した著名人達。
超有名人ばかり！
サッチャーさんだけポートレイトなのは乙女心でしょう。
古い人ばかりかと思ったらプーチン大統領もいるからビックリです。
地下鉄でも行けるようになった七宝に行って来ました。
旅行者が多いのかと思いきや、国内旅行者が多いようです。
修学旅行生？遠足の学生？も沢山いました。
それにしてもこの丸ごとの焼き鳥・・・
丸ごと過ぎて食べにくそう。
上海蟹！
卵も入っているのかな？
果物も売ってます。
ジャックフルーツとヤシの実ジュース。
水餃子やさんが至る所にありました。
試してみたいけどどこも混んでる・・・
龍の髭飴。
水飴から糸より細い繊維になるまであっという間！
臭いな〜と思ったら「臭豆腐」の文字が・・・
鶉の卵の山。
蒸し卵？
お土産屋さんがズラーっと並びます。
川に到着。
この眺めは水郷風になってます。
柳がまた良い雰囲気になってます。
もうちょっと空いてたら良かったなぁ・・・
中国でそれは無理な話かな？
小腹が減ったので焼き鳥を1本。
赤いけど辛くない。
香辛料が効いていて美味しいです。
渡り蟹のフライ。
カレー色だからカレー味かな？
何を売っているのか言わなくてもわからないほどの臭気が・・・
七宝から豫園にやって来ました！
やっぱり上海といえば豫園です。
大好きな南翔饅頭店は大混雑。
今回はテイクアウトじゃなくて上の階のレストランに行きました。
南翔饅頭店には1階の食堂、2階の食堂、3階に2店舗のレストランがあります。
そのうちカジュアルな方に入りました。
近くの若いカップルが食べてたものが気になったのでメニューを持って聞いてみると指差しで教えてくれました。
でもその彼女も英語が出来まして、結局最後まで色々とお薦めを教えてもらいました。
笑顔が可愛いステキなカップル。
観光客にとっても親切で感謝です。
ストローを指して中のスープを飲む蟹黄灌湯包と六本木店でもよく頼む、蟹黄白玉巻。
この湯包、とっても美味しかったです♪
みなさんスープを飲んだら後は残していたけど、皮を食べたらスープが染みてとっても美味しかったので食べちゃいました。
鮮肉小籠。
南翔饅頭店といえばやっぱり豚肉の小籠包でしょう！
肉汁じゅわぁ〜
最高です☆
これだけ食べても一人1200円。
日本で食べると・・・・
うーん、本場は安いなぁ。
豫園でここの眺めが一番好きです。
後ろに高いビルが建設中。
上海は一体どれだけ高いビルが建つんでしょう？
さりげなくスターバックス。
青空！
タイムスリップしたかのような町並みです。
日本の中華街もここまでやってほしいな〜
豫園は観光客向けのお土産屋さんの集合体。
値段もあってないようなものです。
今回も中国人の友人から教わった価格交渉術でお買物開始！
母が欲しいと言ったペンダントは1個168元（およそ2700円）。
店員さんは「150元にしてあげる」といいます。
高い、高いよ！
たった18元しか安くなって無いじゃん。
すると「お客さんはいくらならOK？」と聞いてきます。
私が提示した金額は35元。値札のおよそ2割です。
当然店員さんは話にならない、と言って「じゃぁ140元」と下げてきます。
いーや、まだまだ！
ここで「2個買ったらいくら？」と聞いてみます。
すると「2個買うなら240元」と答えます。
まだまだ！
私が2個で提示した金額は70元。
相手も「ムリだよそんなの、元は168元もするんだよ？」といいますが、ハナから信じていないので押し切ります。
長々と交渉が続きますが、私も譲歩するつもりで「じゃ、2個で75元でどう？」というと、まだしぶとく「120元・・・・」と言ってきますが、「75元にならないなら要らない、じゃぁね」と言って帰ると
「わかったわかった！75元（2個で1200円）でいいから！」
と少しお怒り気味で包んでくれました。
母は「怒ってるけど大丈夫なの？」というけど大丈夫。
彼女達が原価割れした価格で売るはずはぜーーーーーったい無いからまだ儲けはあるはず。
ペンダントは78％引きで無事購入できました♪
日本人の価格交渉は最初の金額から2割くらい安い数字で交渉をはじめて、結局1割引きくらいで買うけど、中国人は2割から始めて5割程度のところで折り合いをつけることが多いそうです。
2割からはじめて2割2分で交渉成立だから私もかなりエグイ旅行者かも。
南翔饅頭店、意外と大きいです。
それでも満席になるんだからやっぱり大人気！
錦江飯店にチェックイン。
部屋が広い！！！
そしてゴージャス！
船から比べると広いというだけで高級感を感じてしまいます。
バスタブ付きのバスルーム。
深さも十分。
広々としていて香りもいいです。
シャワーブースも付いています。
もう完璧です☆
夕食はコスタ・ビクトリアのダイニングでご一緒したご婦人方と4人でホテル近くの蘇浙匯 盧湾店に行って来ました。
http://www.jade388.com/su/introduce.aspx
見るからにゴージャス。
回りのお客さんも誕生日等のイベントで来てる人が多いようで観光客ゼロ。
メニューは写真と英語と日本語があるものの、店員さんは全く英語が通じない！
筆談と身振り手振りでギリギリセーフでした。
こちらはスペアリブ。
見た目は黒いけど味は程よく、とにかく美味しい！
もっと食べたーい！
海老の卵？がたくさん入った濃厚な味の麺。
2人だったらこれだけでお腹いっぱいだけど、4人で食べているので他にも味わえそうです♪
他にも後2品くらい頼んだのに写真撮り忘れ・・・・
追加で小籠包と春巻きも頼みました。
南翔饅頭店と違い、生姜を練り込んだ味がします。
こちらも肉汁たっぷりで美味しい！
中は広々としていてゴージャス。
パーティー会場としても使えるようでした。
個室もいくつかあり、どのお部屋もゴージャス。
これでやっぱり一人1200円程度だって言うんだから驚きです。
地下鉄で外灘の夜景を見に行きます。
国慶節のせいか、南京東路駅が閉鎖中。
仕方なく人民広場駅から徒歩となります。
それにしても人人人！
ライトアップやネオンもド派手。
警察と中国武装警察がウジャウジャいます。
これから交通規制が始まるそうです。
隊列を組んで行進する武装警察にしばし見入りました。
外灘到着。
残念ながらライトアップは終了。
そりゃそうですね。
もう23時過ぎてます。。。
ヨーロピアンな町並み側です。
以前来た時にやっていた街路樹を趣味の悪い緑色のライトで照らすのは止めたようです。
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