DAY6
最後の寄港地、ピレウス/アテネ。
アテネは8年ぶりの再訪になるので観光はせず、街中をぶらぶらして過ごすことに。
ギリシャらしいお土産を買って、フォーマルデーなので早目に船に戻ります。
ピレウスからは高速路線バスでシンタグマまで。
ドキドキのバスも何とか無事に乗りこなし、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
経済破綻で何かとお騒がせなギリシャだけど、アテネも特に何も変わらず相変わらずのんびりした町でした。
ぼったくりも無いしイスタンブールよりも不安なく回れたかな?
以前来た時よりも英語が通じるようになって、英語表記の看板が増えてたのが驚きでした。
7時半。
ピレウス港に入港しました。
大型客船が4隻、小型が2隻、その他に大型フェリーが入港してて混み合っています。
ターミナルBに見えているのはセレブリティ・コンステレーション(9.1万トン)、コスタ・デリチョーザ(9.2万トン)。
QVはデリチョーザのすぐ後ろに停泊しました。
ギリギリ!
ターミナルAにはMSCムジカ(9.2万トン)、そしてQV(9万トン)、その間にワールド・オデッセイ(2.2万トン)という船だらけの港です。
下船口からターミナルAまでは無料のシャトルバスが出ていました。
このバスはコスタとQVに停まります。
ターミナルを抜けて・・・
ターミナルAを抜け出しました。
抜けたところは駐車場とタクシー乗り場。
路線バスの乗り場がわからずしばし迷う。
ツアーバス乗り場の先に港の出口があることが判明し、歩いていくと目指していた「X80」バスのチケット売り場を発見。
有人窓口だったので細かい金額がピッタリなくても大丈夫。
バス、トラム、メトロなどが乗り放題の1日4ユーロのチケットを購入。
http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px80&lang=en
アテネ行のバス停はこんな感じ。
一応屋根とベンチがあります。
ワンデイチケットは4ユーロ。
乗り放題なのでアテネについてバスやメトロを利用することも可能です。
バスに乗ったらバリデートをしないとね!
バス停には「X80」と書いてあるのでこのあたりに居ればいいことがわかりました。
ただ、どうやらギリシャのバスは手を上げないと停まらないようで、更にはバスも適当に停まるのであまりちゃんと並ぶということがありません。
幸い、一番最初に乗れたので何とか乗り込めましたが、ターミナルBの乗客で満載だったため、母と私が乗り込んだ所で強制的にドアは閉められてしまいました。
何とか乗り込んで出発しました。
QVさん、しばしのお別れ。
ピレウス周辺はマリーナだらけ。
バスの最前列だったので車窓を楽しみました。
細い街中をぐんぐん進みます。
前にいるのは電気バス?
ピース&フレンドシップスタジアムが見えました。
オリンピアコス・バスケットボールチームのホームアリーナだそうです。
高速道路に入りました。
シンタグマ広場到着。
渋滞にはまって9:05のバスを利用して到着は9:50。
目の前で行ってしまった8:30のバスに乗れていたら・・・
ここからは徒歩で移動します。
まずはプラカ地区へ!
シンタグマ広場からミトロポレオス通りに入り、ミトロポレオス大聖堂へ。
残念ながら修復中。
大聖堂裏の広場で黒ネコちゃん発見。
まさかコスプレ、、、じゃないよねぇ?
誰が買うんだろう?と思ったらギリシャ正教の聖職者の方が入店していました。
アドリアヌ通りに到着。
石畳がピカピカ!
8年前のアテネで利用したレストラン、まだありました!
アテネでも大型犬。
イスタンブールの犬みたいに耳にタグはついていないけど、大人しくしています。
プラカ地区の裏通りへ。。。
可愛らしいお店発見。
オリーブの木が何とも言えません。
さらに奥に進んでいくと小さな広場が。
何か見えてきました。
下からのアクロポリスです。
私も母もアテネは再訪なので今回はパルテノン神殿には行かず、ここからの景色で終了。
アナフィオティカ通りに来てみました。
細い階段の先に絶景が見えます。
鐘楼?でお休み中のネコ。
階段を上りきったところでこの景色。
リカヴィトスの丘が見えました。
細い道と一般住宅が続くこの道は絶景探しの探検家気分になれます。
別の角度からのアクロポリスの丘。
真下からだとパルテノン神殿は全く見えません。
階段を下りて再びプラカ地区へ。
青空とアクロポリスの丘とプラカ地区のカラフルな壁。
トルコに比べるとギリシャはカラフル。
西欧に近づいているのを感じます。
遺跡なのか公園なのか、アテネの街中は混在していて良くわかりません。
小学校低学年くらいの子供たちが課外授業中。
洋服がカラフル。
子供服モデルになれそうなくらい可愛い子がたくさんいました。
アドリアヌ通りの広場にあるレストランでランチ。
今回、寄港地で初めてのランチです。
まずはギリシャのアルファビールで乾杯。
ギロスを頼みました。
ジャジキやポテトもついているので自分でギロピタが作れます。
母はこのジャジキがお気に入り。
もちろんギリシャ料理といえばムサカ。
たっぷりのひき肉とナスとジャガイモが甘くて美味しい!
料理2品、ビール、アイスコーヒーで25ユーロ。
観光地のアテネで内税23%が含まれていることを考えると物価が低いことがわかります。
ローマだったらパスタ一皿17ユーロなんてザラなので、アテネ万歳!
古代アゴラかな?
レストランを出る時に、シンタグマ広場の場所を聞いたら「この先に見えている教会を右だよ」と言われてぶつかったカプニカレア教会。
エルムー通りはショッピングストリート。
観光客の他に地元の人も沢山いました。
シンタグマ広場のバス停にちょっと早目に戻ってきました。
バスはかなり混み合うらしいので少しでも早く。
13:15なので13:26のバスが来れば乗れそうです。
バス停にはキュナード、コスタ、セレブリティ、MSCのタグをつけたりカードを持ってる人がゾロゾロと集まっています。
バス、全然来ませんでした。。。
結局乗車できたのは13:50。
時刻表は全くアテにならないので早目に行動して正解。
もちろんバスは寿司詰め状態。
この次のアクロポリスで更に大量の乗客が乗り込んで・・・いや、全員は乗れていませんでした。
シンタグマから乗るのが大正解。
行きに見たのとは反対側にあるカライスカキス・スタジアム。
オリンピアコス・フットボールクラブのホームスタジアムです。
帰りは30分ほどで到着。
MSCの乗客が気づいて鳴らすとバス停を通り過ぎたところで停車。
アナウンスとか一切無いので乗客同士での連携が重要です。
ターミナルビルでセキュリティチェック。
クルーズカードのチェックとX線検査が行われます。
船まではシャトルバスで戻ります。
15:30アフタヌーンティースタート。
この日はさすがに空いてました。
この日の演奏はハープ。
外に出たらすぐ近くにMSCが!
16:30で出港のようです。
行ってしまう〜と眺めていたら、もうコスタが居ませんでした。
どうやら14時出港だったようです。
MSCもコスタも停泊時間が短い!
この2社を候補から外す理由は大体停泊時間。
1、2を争う短さです。
セレブリティの横を抜けていきました。
セレブリティの出港は18時、そしてこの船は一番最後の19時です。
ピレウス港は12時間の停泊でした。
ピレウス港からミコノス島、サントリーニ島をつなぐブルースターフェリーズ。
ロドス島にも行けちゃいます。
2回目のフォーマルはこの日でした。
最後の終日クルーズの日かな?と思っていたらまさかのピレウス。
18時の食事に間に合うように準備するにはそれなりの時間に戻る必要があります。
ちょっと忙しいけど、早目に戻ったお陰でゆっくり準備することが出来ました。
メインはビーフウェリントンとロブスターテール。
もちろん両方頂きましたよ☆
デザートはクレームブリュレ。
ロイヤルカリビアンの巨大なクレームブリュレを想像していたので、控えめサイズで安心しました。
シェフズディナーだったのでシェフとパティシエが最後に登場。
ナプキン回してお見送り〜
今回お世話になったメンバー。
右からウェイター、ヘッドウェイター、そして一番左がオカマちゃんのアシスタントウェイターです。
我々親子のテーブルに貼りついてくれていつも楽しいお喋りをしてくれた3人に感謝です。
アフタヌーンティーでも朝食でもランチでもいつも気にかけてくれてくれたお陰で、初めてのラグジュアリー船で最初はちょっと緊張したもののとても楽しい時間が過ごせました☆
20時、ピレウスを出港して1時間経ってますが街明かりが綺麗に見えました。
劇場に向かいます。
この通路は普段はあまり通らなかったデッキ1の劇場までの通路です。
ショーの後のクイーンズルームでのダンスタイムはCunard 175 Ball。
Cunardの175周年記念のダンスパーティーです。
クイーンズルームのサインもバースデーケーキに。
テーブルには旗も用意されてました。
締めのダンスはタンゴ。
いつみてもこの2人は完璧なスタイルです。
更にダンスは続きます。
円になって踊るのはビートルズの"When I'm Sixty Four"
みんな同じように踊るんですが、何でできるのー!?
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