DAY4
船はマルセイユに入港。
船内新聞と一緒に「メーデーのマルセイユではデモとストライキに注意」というお知らせが入っていました。
出発前からパリでは大掛かりな鉄道のストライキが始まっていたのでここでも案の定という感じ。
お店が休みくらいかなくらいに考えていたら大掛かりなデモに遭遇したりしてなかなか出来ない経験をすることとなりました。
いやぁ、アグレッシブだわ。
マルセイユでは旧港からは遠く離れた港に入港。
一応公共バスの35番が走っているものの、30分に1本とかなり少ない本数。
船から港入口のバスも30分に1本で、そこからバス停までも歩くし効率がかなり悪い。
そしてメーデーのこの日、公共バスはもちろん運休。
そんなわけで事前にショア・エクスカーションデスクで船会社のシャトルバス往復$18を予約しておきました。
アプリやショア・エクスカーションデスクのタブレットでは何故か表示されないこのシャトルバス。
デスクで直接予約して、その場でチケットを発行してもらう形となります。
このチケット、事前に買っておかないと港で長蛇の列に並ぶ羽目になるので事前購入がおススメ。
マルセイユ入港。
晴れたー!
マルセイユも雨の予報だけど外れました。
ラッキー!
バスチケットを持って下船します。
マルセイユ入港は9時。
ギャングウェイオープンは9時半。
最終乗船は17時半で18時出港です。
これと言って目的もないので10時に下船しました。
ちょっとのんびりです。
いやぁ、何度見ても大きい。
遠いなぁ・・・
クルーズターミナル、とても広々としています。
左側の並んでいる列は街の中心地までのバスチケットを買う列です。
船内で事前に買っておいて大正解!
こちらのバスで街に向かいます。
最終のバスの時間をチェック。
16:45なので割と長く街にいられそうです。
バスの発車待ちをしているときに見かけたお父さんの頭を太鼓のごとく叩くやんちゃな男の子。
表情がこれまたがすごいんだ!
マルセイユ大聖堂が見えるあたりで下車。
シャトルバスの下車地点は地図のあたり。
乗る時も同じところからになります。
やってるのかやってないのかわからないメーデーの博物館。
バスを降りた所の反対側が路線バスのバス停。
http://www.rtm.fr/en/travellers-guide
http://www.rtm.fr/sites/default/files/60plan_hiver.pdf
60番が来ればノートルダムドラガール大聖堂に行けるけれども、メーデーだしやっぱりストライキかな?
時刻表を見ると10分ほどで来そうだったので20分ほど待ってみたけどやっぱり来ない。
ストライキで運休のようです。
あの丘の上まで歩くのもな~
これと言って行きたい所もないし、マルセイユはぶらぶらして終わりかな?
堅固な要塞のような建物だけどこちらもどうやら博物館。
メーデーで何でもかんでも休みかと思ったら、大型船が入港するときは書き入れ時なのか観光客向けのプチトランは運行しているようでした。
でも高いのかなぁ?
足元見てたらやめようかなと思ったら、意外や意外。
往復で8ユーロとかなりリーズナブル。
路線バスよりも高いけど、このお値段ならアリでしょう。
ルートは2種類。
No.1のノートラダムドラガルドコースを購入しました。
乗ったらすぐに出発。
旧港を取り囲むようにビルが立ち並びます。
テラス席のレストランがずらり。
ガブリエリ・ペリ広場を通ったら旗持った人達が沢山いて、「お祭りだー!」と思ったらデモの真っ最中。
警察に取り囲まれて、物々しい雰囲気でした。
バス停で待ってる人が結構いるんだけど、今日運休だよ。
そしてイフ島行きのフェリーも運休。
働かないなぁ・・・
フェリー乗り場でしょうか。
運休だよ。。。
モンテクリスト伯のモデルともなったイフ島に行きたい人も沢山いただろうに・・・
マルセイユは高級リゾートでもあるのでしょうか。
豪華な別荘のような建物も沢山ありました。
ノートル・ダム・ド・ラ・ガルドに到着。
しーっ!
跳ね橋を渡って入場。
その前に景色が一望できるところへ。
遠くにシンフォニーオブザシーズも見えました。
しましまを見るとシエナを思い出す。
裏側の緑豊かなこの景色、春らしく新緑と黄色いお花がちらほら。
とても綺麗です。
激混みの大聖堂内にやっと入場。
中はかなり小さかったです。
港町だからでしょうか?
船にまつわるものが多く飾られています。
この額に入っているのは全て船の絵。
船の模型も沢山つりさげられています。
マリア様の後ろのドームの絵柄も帆船です。
船の守り神なのかな。
日本だと海の神様は女性だから女人禁制だけど、ここではマリア様なのね。
クルーズ船の安全祈願をした人も居るのかな?
プチトランで旧港に戻ります。
プチトランは15分に1本の割合で運航しているようです。
乗車地点と同じところで下車。
さて、どうしよう?
小洒落たレストランも多く、その多くがブイヤベースをウリにしています。
建物の1階はアーケードになっていて直射日光を避けて歩くことも出来てとてもさわやか。
ブイヤベースはカンヌで美味しいのを食べたし、ロブスターもマルセイユで食べるほど興味もないし、魚もな~
と結局全て冷やかしで終了。
だって、ツーリストプライスなんだもの。
ムール貝、フライドポテト、グラスワインで14ユーロという丁度良いセットもあったりします。
でもそんなにお腹空いてない・・・
有名だというのでマルセイユ石鹸を購入。
種類がとにかく多い!
フランス語で書いてあるので何の香りかよくわからないものもあるけど、色々試して爽やかなものを中心に買いました。
オリーブオイル、レモン、ラベンダー、天然の海綿を使ったバスグッズなんかもお土産に良さそう。
結局あっさり14時半には船に戻っちゃいました。
さすがにまだガラガラ。
シンフォニーは巨大なのでマスターステーションの場所で乗り口が別れています。
ABCは前方から、DEFは後方から乗るように勧められますが、そのままレストランに行きたい場合はその旨を伝えれば良いみたいです。
シーパスカードのチェックを受けて乗船。
気温が低いので水がバシャーンとなるのはお休みのよう。
雲行きが怪しくなってきました!
マルセイユサイン、もう少し大きくないと目立たないなぁ。
ちょっと遅めのランチをエル・ロコ・フレッシュで。
レストランがとにかく多いシンフォニー。
寄港地で食べてたら船で食べられないものが出てきちゃうので、戻ってきてからのランチにしました。
カーニバルにはあるのに今まで一つもなかったロイヤルカリビアンでのメキシカンフード。
楽しみ!
ブリトー、トルティーヤ、メキシカンライス、チキン、ビーフ、チリコンカン等々。
ソースはサルサ、ヨーグルト、トマト、グワカモレ、そしてライムやフレッシュコリアンダー。
好きなだけかけて食べられるのが嬉しい!
中でも一番人気なのはナチョス。
みんな大量にチリコンカンとチーズを掛けてモリモリ食べてました。
アメリカンだなぁ。
ソフトクリームも大人気。
バニラ、ミックス、チョコレートの3種類。
スタジオBで行われる新しいアトラクション、レーザータッグ。
迷路の中をレーザー銃で撃ち合うサバイバルゲームです。
子供に大人気かと思ったら意外と大人も本気で戦ってました。
18時、出港です。
出港イベントはスイート客室の人が招待されてオブザベーションデッキに出たようです。
数がかなり少ないからもしかしたらスタークラスだけなのかも。
外は15度で寒いので部屋から楽しめる私達の勝ちかな!?
ヘッドライナーショー2つ目はヘクターのマジックショー。
どこかで見たようなマジックが多かったけど、どれもこれも驚かされました。
だって、最前列で見てたってわからないんだもの!
さすがプロです。
ヘクターはスペイン人。
1列目に座っていた子供を舞台に上げてショーのお手伝いをしてもらうんだけど、緊張のあまりシャツを引っ張り上げて脱ごうとしちゃう可愛い男の子。
一番の拍手を貰っていました。
あーーー
遂に雨降ってきちゃいました。
ボードウォークはもちろん濡れています。
それでも傘も差さずに歩く欧米人。
不思議だわ。
この日はチャンピオンズリーグのセミファイナル。
バイエルン・ミュンヘンVSレアル・マドリード戦。
スポーツバーは大賑わいで丁度レアルが1点取ったところに遭遇したお陰でスペインサポーターはレアルのユニフォームを着て勝利の歌を歌ってました。
嬉しいんだろうなぁ~
夕食後はダズルズで50年代&60年代の音楽に合わせてのダンスパーティーを見学。
皆さん、ダンス大好きだわ~
スローテンポな曲になると途端にダンスフロアが混み合います。
そして年代もぐぐぐっと上がります。
部屋に戻るとターンダウンではお決まりのタオルアート。
コンパスの隣にあるのは「ルームチャージのお知らせ」でした。
どうやら$500を超えると一度精算しないといけないのだそうで、その時はゲストリレーションズに来てね、という案内でした。
ふーん、今までこんなのなかったなぁ。
と思っていたけど、実はコレ、私のアカウントがクレジットカード支払いの登録にちゃんとなっていなかったようで後日またお手紙が。
また同じのが来たなと思い、初めてちゃんと読んだら
「キャッシュを選んだお客様へ」
となっていて
「キャッシュ選んでない!キャッシュ持ってきてないよー!」
と慌ててゲストリレーションズにクレジットカードの再登録をしに行ったのでした。
オンラインチェックインでクレジットカード支払いを事前登録して、港でのチェックインの時も「カード決済ね!」と言われて安心してたけど、どうやらこういうトラブルはたまにあるようです。
ちゃんと読んで良かった!
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