DAY5
船は世界遺産チンクエ・テッレとフィレンツェの玄関口、ラ・スペツィアに8時半に入港。
窓を叩く雨粒の音で起床。
あぁ、ついに天気予報が当たってしまった~
楽しみにしていたチンクエテッレ。
青い海とカラフルな街並みには青い空が不可欠。
でも窓から見える景色は雲の切れ目なしのしっかりとした雨雲。
それでもお昼を過ぎれば晴れるんでしょう?
今までそうだったし・・・
そう思って粘ってみたけど結局晴れませんでした。
雨だとアビスもジップラインも出来ないので流石に退屈。
傘さしての観光は嫌だけど、とりあえず下船してみようということになり、結局そのまま「ここまで来たのだから」とチンクエテッレに行くことにしました。
あいにくの空模様だったけど、やっぱり行って良かった!
【ラ・スペツィア港情報】
クルーズターミナル~駅までの情報があまりなかったのでこちらにまとめました。
徒歩ルートとバス停はこちらをご覧ください。
https://drive.google.com/open?id=18zhgeMiARN6FTXaMeSZfzlpb-jTwRhh1&usp=sharing
昼まで粘ったけど雨が上がる様子は無く、天気回復を諦めて下船。
チンクエテッレは断念して、ラスペツィアの街のスーパーで買い物でもして終了かな。
船から港入口までは無料のシャトルバスを利用。
ラ・スペツィアクルーズターミナルは新しくて無料のWi-Fiも利用可能。
外はまだ雨なのでここで小一時間ネットに繋いで過ごしました。
「Wi-Fi使えるの?」と聞いてきた老夫婦。
やり方がわからないようなので繋いであげると大いに感謝されました。
ドイツから来ているのだそう。
お別れの挨拶はもちろんAuf wiedersehen。
昨年のウィーン旅行で覚えたドイツ語がかろうじて頭に残っていました。
こちらがラ・スペツィアクルーズターミナル。
とっても小さいけど機能的。
私が下船した時間は遅すぎたのか誰もいなかったけど、早い時間にはインフォメーションカウンターに日本人女性もいたそうです。
ターミナルで小一時間過ごしたけど、雨は降りやまず仕方なく観光開始。
開始早々DORO Dailyというスーパーを見つけたのでお買い物。
小奇麗で地元の人がお買い物するようなスーパーで何でも揃っていました。
しかも安い!
ワインとチーズをたんまり買っていざ観光開始。
ここでもオレンジの街路樹。
食べてみたい衝動に駆られる!
ジュゼッペ・ヴェルディ広場は大きなバス停になっています。
ここまで歩いて、せっかくここまで来たのだし、とりあえずチンクエテッレの一番端の街、リオマッジョーレに行ってみよう!ということになりました。
Teatro Civico della Spezia
ラ・スペッツィア市立劇場。
オペラとかもやるのかな?
プリオネ通りは歩行者専用。
ここをひたすら北上します。
平坦だけどそれなりの距離。
傘さしてないと濡れちゃうくらいの中途半端な雨が憎い。
山間だからなのか、車道はトンネル、歩行者は坂道&階段という横道をたくさん見かけました。
トンネルの上に壁のようにそびえたっている街路樹は階段の上の街路樹です。
30分ほど歩いてようやくラ・スペツィア駅に到着。
14:40到着。
ギリギリ14:55発に乗れそうです。
チンクエテッレを鉄道で回るならチンクエテッレカード(鉄道用)がおススメ。
今回は1か所しか行かないので乗り放題付のカードは買わなかったけど、1日係りで観光するつもりだったので本当は購入予定でした。
時刻表はこちら
↓
http://www.cinqueterre.eu.com/images/stories/Cinque-Terre-train-timetable.pdf
券売機で切符を購入。
クレジットカードOKなので便利。
チケットは必ずバリデートしましょう。
10分遅れで出発。
雨のリオマッジョーレ駅に無事到着です。
古臭い、いや味があるこちらの車両でした。
駅からの断崖絶壁の眺め。
遊歩道が見えてるからここから歩いて隣の村に行けるのかな~
駅では珍しくチケットチェックがありました。
どこに仕舞ったのかとポケットを探してアタフタして、ようやく発見。
駅員の悔しそうな顔と言ったら。。。
駅を出たらひたすら右に。そうするとトンネルが見えてきます。
出口が見えないくらいかなり長いトンネルだけど、傘をささなくていいので有難い。
トンネルを抜けるとタイルの壁が出てきます。
これを右手に見て更にまっすぐ進みます。
するとこのような看板が出てきて階段を下りるように促されます。
右には「MARINA」と書いてあるので、港に出るにはこの階段を下りるしかありません。
階段を下りた所にある看板です。
この階段もれっきとした通りの一部でジャコモ通りというようです。
階段を下りてそのまままっすぐまっすぐ今度は階段を上がっていきます。
そして振り返った眺めがこちら!!!
崖の上のカラフルな家々。
これこそチンクエテッレの眺めです。
あぁ、天気が悪いのが何より残念。
こんな階段を上ってきました。
海はすぐそこなんです。
小さなボートが沢山あり、ここがどうやら「港」のよう。
漁に出たりもするのかな?
崖の一角にフェリーのチケット売り場があります。
フェリーでチンクエテッレの他の村やラ・スペツィアに戻ることもできるけど、意外とお高いです。
入り江が続く眺め。
この先に4つの村が存在しています。
本当はここから隣の村まで歩こうと思っていたのだけれどもこのお天気で断念。
来ることすら一度は断念したものの、やっぱり来て良かったです。
とても危なっかしい階段、特に立ち入り禁止ということも無かったので降りてみました。
水が青い!
天気が悪くてもこの透明度だからきっと天気が良かったらもっと綺麗なんでしょう。
釣りをしている人も居たけど、小さな魚が1匹連れていた程度。
小魚は上からうじゃうじゃ見えるんだけど・・・
先ほどのタイルの所まで戻って、街中を散策。
このあたりがリオマッジョーレの繁華街、Piazza Vignaioliからのコロンボ通りです。
オシャレなレストランが軒を連ねて・・・
ちゃんとブロードウェイの許可を貰っているのかな?と心配になるロゴそのままのマンマミーアという食べ歩きに良さそうなピザや魚のフライのお店。
イワシのフライ、小さい方を買って食べ歩き。
揚げたてで臭みも無くて柔らかくて美味!
食べながら歩いていると「どこで買ったの?」と皆さん気になる模様。
安いしお薦め!
帰りの駅では韓国人女性3人が駅員と大喧嘩。
どうやら鉄道乗り放題付じゃないチンクエテッレカードで電車の切符を買わずに乗って捕まった模様。
ギャンギャンやりあって、終いには泣いてペナルティを払ってました。
20代女性2人に50代女性、姉妹とお母さん、英語で怒鳴ってた女性は留学中なのでしょうか。
きっと我々も同じ人種だと思われてるんだろうな~
そして疑われてるんだろうな~と思って横を通り抜けました。
彼女たち、50ユーロ札を数枚出していたのでかなりな額のペナルティだったようです。
それにしても怒鳴りあうとはね。
知らなくてやってしまっても、たとえ知っててやってても「あ、スミマセーン!」と素直に払わない所にちょっと国民性を感じちゃいました。
ラ・スペツィア駅のバス乗り場は、駅を出て左前方へ進み階段を下り、目の前の横断歩道を渡り、Hotel Aurora1階にあるBar Parmaでバスチケット購入。(1.5ユーロ/1人)
店を出て右手に進み一つ道を渡るとバス停があり3番バスに乗車できる。(Via Fiume/フィウーメ通り)
ターミナルの下車ポイントはViale Mazzini/マッジーニ通りのComuneバス停。
Piazza Giuseppe Verdiのバスターミナルの次。
左側に丸い教会が出てくるのでわかりやすい。
ターミナルからの乗車ポイントは丸い教会のすぐ前のVia Vittorio Veneto(ヴィットリオ・ヴェネト通り)。
こちらも近くのBarでチケットの購入可能。
乗車したらバリデートを忘れずすること。
バスを利用するとターミナル~駅間はおよそ5分。
Molo Italia桟橋付近からの眺め。
山の中腹にも家が確認できます。
このあたりは入り組んだ入江に出来た町が幾重にも続いているのかな~
この日は「I Skate2.0」という予約不要のショーを見ました。
劇場で行われるはずのショーのうちのひとつがまだ完成していないのか何故か行われず、その代り乗船してからスケートのショーが一つ増えたことがわかりました。
ストーリーよりも個々の力量重視のショー。
グレイテストショーマンの曲に合わせてなので演目としてもかなり新しいです。
どうやら、「I Skate」自体はハーモニーオブザシーズで上演されているようで、2.0のこちらはさらにその上を行く演出となっているようです。
ショーが終わってそのままダイニングへ。
3層吹き抜けの3階部分、デッキ5が指定席でした。
メインその1
マグロのグリル。
ロイヤルカリビアンでこの料理が出るのはかなり珍しいです。
メインその2
バラマンディのグリル。
ふわっとした白身で美味しい!
メインその3
ビーフテンダーロイン。
この日は前菜はスープのみで、メイン3品を2人でシェアしました。
左から担当のアシスタントウェイター(モーリシャス)、シェフ(インド)、ウェイター(フィリピン)。
この日、クルーズ日程折り返しということもあってかサーベイのお願いがありました。
彼らにとってこのサーベイが次の契約と契約金にかかわってくるので高い評価を得るのが一番の目的。
本当はしちゃいけないはずだけど、「10点よろしく!」とかその場で10点を付けさせる強引な人も居るのだそう。
今回はそういうことはなかったけど、
「料理はヤミーヤミーでしょう?」
「サービスもOKOKでしょう?」
なんて言ってくるからムっときて、
「食事は美味しいけど、サービスはOKではない。オーダー遅いし、サーブも遅いしミスが多い!」
と、ちょいちょい注意はしてたけど不満が爆発。
でもそれに対して
「OK!!No Problem!!!」
とのお返事。
いやいや、お前がプロブレムだっつーの!!!!と突っ込みたかったけど、
「OKわかった。自分は全部理解した!また明日ね!」
なんて言って慌てて軌道修正の様子。。。
でももう遅いんだな~
しっかりとサーベイさせていただきます!!!
ちなみに、私がカチンときたけれどもぐっと我慢してた(いや、ちょっと文句言ってたけど)ここまでのサービスは・・・
・本日のお薦めを言ったり言わなかったり
→大抵は挨拶→メニューを配って雑談を交えながら本日のお薦めの紹介→オーダーを取って(好みを聞いて)終了のパターン
・こちらから聞いてやっと本日のお薦めを言う
・お薦め説明の途中で呼ばれたらどっかに行っちゃって戻らない
・客の好みは全然覚えない
→初日から最終日まで、毎日「フレッシュペッパープリーズ」って言わないと持ってこないなんて初めて!
・ベイクドポテト、食べかけて冷めきったところで「サワークリーム?」とか持ってくんな!遅すぎる!
・ステーキの焼き加減を聞いてきて、「レア」と言ったら「ミディアムレアかミディアムしかできない」って言うなら最初からそう聞け!!!
・ドリンクメニューで「フランスのシャルドネ、グラスで1杯」って注文したらなかなか来なくて、「ワイン早く!」と催促したら驚いたように「どれだっけ?」って赤ワインの所見せて「どのシャルドネだっけ?」って聞くなよ!シャルドネと言えば白なんだよ!!!
終始こんな感じ。
オーダーミスは誰にでもあるし、別に何とも思わないけどなんとなく雑に扱われてる感が表に出ていてクルーズ半ばで爆発しちゃいました。
初日にオニオングラタンスープを注文し、冷めてチーズがひと塊りになってご立腹だったテーブルメイトは、ウェイターの「Is everything OK?」の問いかけに、「うーん遅い!OKじゃない。」といってました。
日本語でもOKじゃないことは伝わったようで「ヤミヤミー!」ってノリノリ誤魔化し去っていくウェイター。
オーダーを取るのは他のテーブルメインで後回し。
サーブも後回しで基本冷め気味。
彼曰く、担当しているテーブルは私たちのところを入れて6か所。
でもそのうち毎日来るのは私達の所と他一か所だけ。
そのもう一か所がロシア人で、毎日何か特別なものを頼むお金持ちだからそっち優先してるのかしら?
こっちのテーブルだって、毎晩ワイン飲んでたわ!!!
お料理がとても美味しいのにホント残念なウェイターでした。
みんな笑顔で明るくてノリは良いんだけどね。
雑なのはいただけません!!!
翌日からは突然全員の名前を呼んで挨拶したり、必死感が伝わってきました。
残念な人だ。
22時半からはプロムナードで80年代ダンスパーティ。
ダンスの他にもTシャツや髪飾りを投げてプレゼント。
なかなか太っ腹なショーでした。
小柄な人が多いロイヤルカリビアンシンガーズ&ダンサーズ。
毎日さまざまなショーに引っ張りだこ。
生演奏でゲストもノリノリダンスタイムです。
日中ボードウォークで行われていたフェイスペイントそのままの可愛らしい顔の子も参加。
もう23時過ぎてるけどクルーズ中は時間関係ないのかな?
何故かパックマン登場。
下にも降りて来てパクパク。
そしてダンスもしてました。
可愛いロシアっ子もパックマンに興奮。
みんな見事に綺麗なブロンド。
肌も白くて羨ましい!
部屋に戻ると偉そうな格好のタオルアート。
うーん、なんだかわからない。
ターンダウンがあるホテルってちょっと上質なイメージ。
クルーズ船はそれが毎晩あるんだから素晴らしい。
毎日キャビンは快適です。
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