DAY6
ローマの玄関口、チビタベッキア港に入港しました。
ベタな観光地は回ってしまったので、今回は今まであまりちゃんと観光したことが無かったトラステヴェレ地区を回ることにしました。
せっかくのローマも雨に悩まされ、早々に船へ。
こういう時、船に戻れば天気を気にせずたくさん遊べるのでクルーズって助かる!
特にオアシスクラスならアトラクション豊富で、停泊中はゲストも少ないので並ばずに何でも出来ちゃいます。
いつかは船から降りずに過ごすこともあるのかな~
7時、チビタベッキアに入港。
天気は悪いけど、今の所雨は止んでいます。
朝食はパークカフェへ。
プレーンベーグルのトーストにサンドライトマトクリームチーズ(片側)、スモークサーモン、ルッコラ、トマト、ケイパー、そしてレモン。
パークカフェの朝食、最高です。
アイーダが入港してきました。
やっぱりバックで入港ってごく普通の事なんですね~
船を下りて港入り口までは無料のシャトルバスを利用。
クイーン・メリー2が入港していました。
これでCunard3姉妹、全てに会うことが出来ました。
2016年の時とお値段変わらず。
港からチビタベッキアまでのバスは2ユーロです。
チビタベッキア駅ではBIRG(近郊路線&ローマ内トラム、バス、地下鉄乗り放題)を12ユーロ(2018現在)で購入。
駅窓口が混んでる場合は、右手の扉を入ってすぐ右側の観光案内窓口でも購入可能。
券売機でのBIRGは購入できません。
購入したらバリデートをし、表の券面に日/月/年の順番で生年月日を記入することをお薦めします。
今回乗車した電車は
チビタベッキア発 08:42 Regionale Veloce 2335
ローマ・オスティエンセ到着予定時刻は 09:36
乗車時間は54分です。
往路はRoma Ostienseで下車。
定刻通りの到着です。
思ったよりも大きい駅で、イタリアらしく彫刻が施されているのが印象的。
719番バスでテスタッチョ市場を目指します。
駅を出て目の前のバス停ではなく(そこにも719と書かれたバス停があるけれど)駐車場を突っ切った先にある操車場のような所のバス停が719の折り返し地点のようでした。
BIRGはバスも利用できるのでそのまま乗り込みます。
バス車内はこんな感じ。
運転手さん、休憩なのかドアをあけっぱなしにして誰もいません。
みなさん勝手に乗り込んで待ってます。
バス停(manuzio)に無事到着。
テスタッチョ市場は斜め前です。
中は明るくてかなり小奇麗な市場です。
観光客向けというわけでもなく、それでも庶民的な雰囲気で地元の人が圧倒的に多いです。
花束をプレゼントしたりしちゃうのかしら。
価格も庶民的で、市場特有の匂いもなくお散歩に最適。
加工肉とチーズを売る店を発見。
みなさん色々と注文して飛ぶように売れています。
奥にパンがあるので、もしかしたらサンドイッチ作ってくれるかも?と挑戦!
英語が通じたので生ハムサンドを作ってもらいました。
それがこちら。
もう、これでもかってくらいパルマ産の生ハムをガシガシ切って入れてくれました。
「そんなに入れたら高いんじゃ・・・」と内心不安になりながら、お会計をしてもらうと、何と2ユーロ以下。
安すぎるっ!!!
生ハムは芳醇な香りでとても良い味。
しかも食べごたえ十分のお肉の厚さ!
ふんわり柔らかく、ちょうど良い塩気で、さっとバターを塗っただけのパンとも合い、パンコントマテにサンドするスペインの生ハムサンドとはまた違った美味しさでした。
あぁ、なんて贅沢。
イタリア最高っ!!!
お次はこちら。
どうやらパニーノに何かをサンドしてくれるようです。
日本の雑誌にも載ったようで飾ってありました。
全然知らなかったけど、帰ってきて調べたら有名店だった模様。
ローマのランプレドットなのだとか。
こちらは生ハムサンドよりはボリュームがあるけど5ユーロ。
お得感は生ハムサンドの勝利!
でもこちらも美味しい!
キドニー&トマトは残念ながらなかったけど、サルシッチャとチーズのサンドです。
しっかりした味とチーズの濃厚なサンドイッチ。
ローマは何食べても美味しいなぁ~
市場中央には飲食コーナーがありました。
色々買ってきてこちらでゆっくり食べることができるようです。
ローマのマダムがカフェタイム。
皆さんお元気で身振り手振りでおしゃべりに夢中。
それにしてもおしゃれだなぁ。
真似してカフェで注文。
朝だからここはやっぱりカプチーノだよね。
「どぅえ カプチーノ ぺるふぁぼーれ」
店員さん、ニコッとして「Si」と受けてくれました。
おぉ、通じた通じた。
なんか嬉しい。
でもカプチーノは2杯だとカプチーニになるらしい。
言葉って難しい。
そして出てきたカプチーノ。
美味しすぎる・・・
ミルクのほのかな甘みとクリーミーな泡。
奥にあるマシーン、あまりにも巨大でさすがだなぁと感心。
テスタッチョ市場を出てマルモラータ通りへ。
Marmorata/garvaniのトラム乗り場からトラステヴェレ地区を目指します。
ここで片言の日本語でニコニコして話しかけてくる男性に遭遇。
うーん、油断させて何かしようとしてるんだろうか???
日本人ですか?
どこから?
トモダチ?
はじめて?
こんな感じで色々聞かれ、なかなか離れようとせずこちらも警戒。
かといってそこまで日本語ができるわけでもないので会話も弾まず、「友達じゃなくて結婚してるんだよ」と言ってもわかってもらえず、妻です、夫ですも通じず、結局英語で伝えるという始末。
彼は何だったんだろう。
平日の午前中、シャツにパンツスタイルで手ぶら。
わざわざ離れた所からやってきて話しかけてくる。
うーん、良い人だったのかな。
でも気を引き締めておかないとね!
スブリチョ橋を渡り、ポルテーゼ門を通りトラステヴェレ通りに入ったところで下車。
目の前の教育省ではデモの真っ最中。
学生らしき人たちが大挙してました。
イタリア人もやるなぁ。
トラステヴェレ通りには露店がずらり。
ルンガレッタ通りを左折し、レストランが多い地区へ。
可愛らしい店先のお店が沢山あります。
どこに入ろうか迷いつつトラステヴェレ地区に迷い込みます。
当てもなく歩いても絵になる風景。
でも思った以上に観光客が多い!
もっと活気のある下町なのかと思ってました。
色褪せたカラフルな建物と絡まる蔦。
石畳の街角はどの角度も絵葉書の世界。
空が青かったらなぁ~
いたずら書きを気にしない町。
あってもまたそれが味があるのかな?
ずっと怪しかった雲行きがついに本領発揮。
突然降り出した雨にランチはどこにするかと迷う間もなく、手打ちパスタをウリにしているこちらのお店に入ることに決定。
カジュアルな店内は100%旅行者のみ。
まぁ仕方ないか・・・
でもガイドブックで有名な某レストランは「観光客向け」だとかでお薦めしないと聞いていたので裏通りの店に入ろうと決めていました。
こちらはパスタのディスプレイ。
も、もしかして今打ってるのかな・・・
メニューはこちら。
パスタの種類、味を選びます。
前菜はカプレーゼ。
モツァレラが濃い!
ベタながらもカルボナーラを注文。
濃厚です!
ロショーリとはまた違った濃厚な味わい。
パスタを味わうならシンプルが一番。
ということでトマトのパスタ。
トマト味が濃く、程よい甘さと酸味が最高。
既に終わりかけていたけれどもサン・コジマト広場での青空市場、Mercato di San Cosimato。
こちらは活気がありそうだったな~!
広場近くのスーパーTodisでお買い物。
お土産にチーズやチョコレートを購入。
モツァレラが安すぎっ!
やっぱりスーパーは庶民の味方です。
Suppl?・
VIa San Francesco a Ripa, 137 Roma
スップリという名のテイクアウト専門店。
有名店だからなのか安いからなのかとにかく中に入れないほどの混みよう。
スップリ(アランチーノ)を試してみたかったけど諦めました。
2度目のトラステヴェレでは絶対に行くぞー!
トラステヴェレ通りから8番のトラムでトラステヴェレ駅に向かいます。
トラムだってBIRGで乗り放題なんだからとっても便利。
今回はチケットを使いまくってます。
トラステヴェレ駅に到着。
オスティエンセ駅とはまた違ったイタリアっぽさ。
まだ随分と早いけど、雨が降ったりやんだりで、スーパーでのお買い物も重いし、早々に船に戻ることにしました。
4度目のローマは下町地区を歩く旅でした。
曇天。
いつもテルミニ駅で「チビタベッキア駅行は一番端じゃないかー!!!」と小走りで何とかぎりぎり間に合う乗車だったのに対し、小さいトラステヴェレやオスティエンセの駅は予めホームが決まっているのでホームのベンチで待つことが出来てとっても便利。
今まで走ってたのが懐かしい。
でも何が困るってタバコ。
イタリアはまだまだ喫煙大国です。
ベンチエリアは喫煙所も兼ねてるみたいだったー!
乗車した電車は
ローマ・トラステヴェレ発 14:27 Regionale Veloce 2342
チビタベッキア着 15:13
チビタベッキア駅に到着。
何という青空!!!
ずっと船に乗っていたら今日はプール日和だったのかも。
駅の売店でバスチケット(2ユーロ)を買ってバスに乗り込みます。
このバスの中でちょっと残念な話が。
QM2アメリカ人夫婦とAIDAauraのドイツ人夫婦
ドイツ夫「やぁ、君たちもクルーズかい?あの大きいロイヤルカリビアンかい?」
アメ夫「あぁ、僕たちのも大きい船だよ。君たちもかい?」
ド夫「僕たちは小さい船なんだ。Symphonyはどれくらい大きいんだい?中はすごいんだろう?」
アメ妻「私達はQM2よ!」
ド夫「それはすごい!中は豪華なんだろう?」(ド妻とドイツ語で会話)
ア夫「うん、良い船だよ」
ア妻「もう最高よ~!」
ド夫「Symphonyも新しいよね!凄いんだろうなぁ」
ア妻「Royal Caribbeanは良くないわよ!」
ド夫「そうなのかな?でもあの船には興味があるよね」
ア妻「乗ったことあるけどウゥ~(アグリーな顔芸)ダメよ!」
アメ夫婦はNYで下船予定の4か月半の船旅の最中なんだとか。
ド夫は「4か月半も同じ部屋に!?」
と驚いていたけど、QM2を絶賛してたから大好きなんだろうなぁ。
アメリカ人なのになんでRoyal Caribbeanじゃないのよ!
QM2エピソード2
QM2のアメリカ人男性とSymphonyのアメリカ人女性の会話。(於:船に戻るシャトルバス乗り場)
QM2男は30代後半~40代の男性数人グループ、アメリカ人女性は20代後半~30代前半のたぶんハネムーン。
船に戻るシャトルバスごとにラインが決まっていて、QM2の隣がSymphony。
ア男「君たちSymphony?」
ア女「Yeah」
ア男「船はどうだい?」
ア女「Good!」
ア男「Good!?本当かい?」
ア女「Yeah、あなたは?」
ア男「(よくぞ聞いてくれました)QM2さ」
ア女「QM2?そっちはどう?」
ア男「QM2知らないの!?」
ア女「I don't know!」
ア男「I don't know!?本当かい!?」
ア女「Yeah!」
アメ男、マウント失敗(笑)
アメ女、本当に知らないのかイケ好かないアホ男だから調子に乗らせないようにQM2を知らないフリしたのかどっちかはわからないけどよくぞやってくれました。
QM2に乗るってことはやっぱり誇りなのかも。
どの国にもいるのね、こういうタイプって。
チビタベッキアのクルーズターミナル、まさかの倉庫。
3回目にして初めての倉庫。
船が大きいからここしか停泊できないのかな~
Symphonyの乗船口。
今まで電光掲示板あったかなぁ?
まだまだ時間は早いので船ならではの遊びをしにデッキに出てみました。
プロかな?と思うほどの腕前の人が居ました。
マイボード持参。
いとも簡単にやるけど、ボディボードだってなかなか大変だった・・・
アビスに挑戦!
足元の真下はアクアシアター。
さすが、16階は高い!
アビスの入り口。
8階まで一気に滑り降ります。
湿気があったりすると営業停止になるらしいけど、この日は営業していました。
ただ、誰もやる人が居なくて、スタッフもいなくてやっているのかどうかさえ分からないくらいだったけど・・・
安全のため半袖は禁止。
もちろん、手ぶらです。
緑のサインがGOになったら自分の手で押してスタートっ!
宇宙空間を浮遊しているような不思議な滑り台です。
いやぁ楽しかった!
スピードアップしたい人はグッと低い体勢で寝ることをお勧めします。
シップデータ
船名 AIDA aura
総トン数 42,289t
全長 203.0m
全幅 28.0m
竣工年 2003
旅客定員 1,300
乗組員数 418
シップデータ
船名 Queen Mary 2
総トン数 151,400t
全長 345m
全幅 39.9m
就航年 2004年(2016年改装)
乗客定員 2,691
乗組員数 1,253
スーパーマンラッピングのティレニアフェリー。
カッコ良すぎです。
でもなんでイタリアでスーパーマン?
フォーカスフォトショップで写真のチェック。
昔のようにプリントされて張り出されないのがつまらないところ。
捨てられちゃう罪悪感でなんとなく買ってたのに!
今は顔認証システムで自動的に自分のアカウントに取り込まれています。
日本語表示もあるから前よりも簡単かも!?
バイオニックバーはお子様達に大人気。
セカンドのディナータイムは20:45で今までで一番遅かったものの、空いてて静かで良かったです。
アクアシアターのショーHiROを見に来ました。
予約したので最前列・・・はスタークラスのジーニーに取られていたので2列目を確保。
アクアシアターの天井にはクラゲが。
伸びているチューブはアビスです。
なんと目の前にはMO5AICのメンバーが!
明日のショーが楽しみ!!!
HiROはアジアテイストを取り入れたアクロバティックなショーです。
イツキ君、センターです。
頑張れー!
突如ブルーマンのようなドラムショーがスタート。
でもそんな高いところで!?
い、イツキ君、なぜそんな高いところで綱渡りを!?!?
船は揺れるし風もあるし相当大変なのでは・・・
無事渡り切った暁には惜しみない拍手が!
巨大なミラーボール登場。
オアシスに比べると舞台装置が格段に増えています。
イツキ君のスラックラインが始まりました。
おや?
なぜソロなのかな?
翌日はやっぱりシンクロペアだったそうです。
ベッドでは謎のタオルアートがお待ちかね。
ちなみに、22万トンを超える超大型船ですが、なかなかの揺れ。
食事中もガタンッと何かを乗り越えた時のような揺れがあったり、普通にしていても廊下をまっすぐ歩けない「あの」現象。
その中でのHiROのショー。
開催できないこともあるようだけど、パフォーマーの方々は素晴らしいです。
揺れなきゃ船であることを忘れちゃうから私は揺れた方が嬉しいけど、船酔いしやすい人は薬必須でしょう。
誰だろね?
大きい船は揺れない!って言ったウソツキさんは。。。
コメントを投稿する
コメントを書く