あっという間に世界が大変なことに
最期のクルーズで南極に行ったのが1月の末。
それからあっという間に世界中が大変なことになり、クルーズ船業界も嵐に飲まれてもみくちゃになっています。
日本ではダイヤモンドプリンセスがトラブルになり、毎日テレビで姿を見ない日はない状態で、ファンの私は断腸の思いでした。
南極ブログも手を付けられず、「世界は変わってしまう」「もう2度とあの船たちに会えなくなるかもしれない」と脅される情報がネットの中を走り回り、それでもワクチンの開発を急いでくれている世界の研究者にエールを送ったり。
クルーズ業界の健康チェックについて
クルーズ業界の健康チェックが厳しくなり、70代以上の疾患持ちは乗れなくなるという情報が入り、パートナーがばっちりあたることからまたまた、愕然としておりました。
そのあと数日後、アメリカのクルーズメルマガの記事で、クルーズ愛好者の皆さんご安心を!という記事をまた見つけたり。 まだまだ混乱しているようです。
クルーズは誰でも楽に旅ができる
それはそうでしょう。 そもそも、クルーズ自体が体に優しい旅で、基礎疾患もとより、がん治療中の方でも障がい者でも高齢の方でも楽に旅をできるというコンセプトですから。
船でお会いした外国の方たちだってもう、基礎疾患持ちだらけ。
英語をほとんど話さないフランスの方とフランス語を話せない私たちの通じた部分が、心筋梗塞治療のステントという言葉で、その話が通じてステント友達で旅の間中仲よくしていたなどということもありましたし、皮膚がんの治療をしながら乗船している方もいらしたし、もちろん酸素呼吸器を引いている方も沢山見かけました。
でもこれからはどう変わっていくか、の話はまだ詳しくは示されてはいません。 プリンセスクルーズの日本版の記事では、重篤な疾患のある人は乗船できないとなっています。 この重篤が何を表すかの具体的説明はありません。
海外の記事を追ってみますと、やはりこれらの人を全部はじいたらお客がいなくなると判断したのか、あらためて業界で会議を持つというようなことが、書かれていました。
他に、少人数のラグジュアリーなクルーズのほうがゆったりするらしいとも言われていますが定かではありません。
全ての事と一緒で、経済と安全の狭間でみんな悩んでいるようです。
クルーズの再開の日程が発表
そのなかで、各社がスタートする目安の時期を発表したようです。
6月くらいがほとんどで、なおかつアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパからが多いようでした。
日本に来るクルーズ
東京・横浜発
- 8/15 ダイヤモンドプリンセス
- 9/16 ヴァイキングオリオン
- 9/20 RC ラディアンスオブザシーズ
- 9/27 セレブリティミレニアム
- 9/28 クイーンエリザベス
- 10/12 ホーランドアメリカ ノールダム
晴海発
- 9/24 シルバーミューズ
- 10/17 MSCベリッシマ
アラスカコースは2021年の4月から
という感じで戻ってきてくれるようです。
これは私が使っている、アメリカの販売サイトで調べたのですが、要は日本が本当に行き来できる対象にまだなっていないということでしょう。
実際観光客には開かれてはいませんし、めども立っていないので、ここで始まるかも決まってはいないことと思った方が良いかもしれません。
年齢制限もはっきりしたことはわかりませんし、期待を込めて待つしかない。 船断ちの中毒者といたしましては、悲喜こもごもな毎日を過ごしております。
日本の中でも船の評判が落ちてしまったのではと心配です。 いつまでも私の気持ちは変わりませんけれど。
次のブログで 大きいところのオーシャンクルーズの予定のリストを載せておきます。 ご参考までに。
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