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マニアックなクルーズの楽しみ方 〜 衣装で凝る

クルーズ中毒ですので、マニアックな楽しみがたくさんあるので、ご紹介しようかとおもいました。

まずはイージーなところで衣装から。

私はブランドなどを買い漁る富裕層ではございませんので、高級品を着こなす!とかにはなりませんが、船の用意の際に楽しみにすることがいくつかあります。

写真に写りたくないのでほとんど、撮りませんがもし撮ったとしてもその背景に色とかが合うかなと考えて服を選びます。

豪華客船といわれている船に私などのワードローブを選ぶのはおこがましい気もしますが、やはりちょっと雰囲気に合わせたい。

カジュアルシップだとしてもインテリアは豪華なので、ある程度のスタイルはしていたいと思います。

地中海のMSCの船に乗ったときはヨーロッパの夜の生活で、皆さん着替えて、お洒落に過ごしていて、雰囲気あるなぁと感心しました。

でもその反面、レストランでディナーを食べないからとずっと、トレーニングウェアのジャージー上下で過ごされる方もいて、まさにクルーズライフは個人に任された自由な過ごし方ができるなと、それにもまた別の意味で感心。

ではどう過ごそうと思うと私はやはりインテリアにあった服装がいいなと思うのです。

日本の女子はロングドレスで装う機会がめったにありません。

クルーズのフォーマルナイトはイェイ!ドレスの出番です。

小さいころからお姫様にあこがれてきた女子の皆さま。

ウェディング以外で来ましたチャンスです。

そして、老若問わず、装っても良いのですから、棺桶に足突っ込むまでドレスに足突っ込みたい!と思いませんか。

ラグジュアリークルーズの一部の船では 毎日がフォーマルナイトな乗客のために、リゾートな リラックスウェアで良いドレスコードを設定している船もあります。

ですが、それとて、リゾート風のエスニックおしゃれドレスの出番です。

インスタで自撮りをして載せるのが大流行ですが、その中でも素敵な船のインテリアで気配りのある服を着たら、まるでモデルのように映るかもしれません。

私は、服をきめるとき、船の内装の色の感じや季節感も考えています。

例えば、ダイヤモンドプリンセスの初夏から夏のクルーズやクリスタルシンフォニーのハワイへ行く路線などは、ブルーや紺を基調に服を用意しました。

逆に、ホーランドのフォーレンダムでアラスカへ行ったときには、夜は黒を基調に選び、昼間は緑などをまぜました。

秋でしたらワインカラーや枯れ葉色系なので黒がメインベースという感じ。

白はホワイトナイトの時に使いますし、イタリアンナイトがある船は、緑、白、赤の組み合わせ。

海なのでマリンカラーで行きたいときは、ボーダー等も選びますが、やはり黒にするか、紺系かで揃えると組み合わせが効きます。

基本、私はパンツ類をあまり着ないのでスカートとワンピースがメインになり、その中で組み合わせを考えます。

日本出発の時は良いのですが、フライ&クルーズの時はもっと技が要りますね。飛行機の荷物の大きさは制限がありますから、うまく組み合わせを考えます。

季節によっては上着なども要いりますし、船は冷暖房完備の室内ですが、やはりアラスカなどではデッキに出るのに、帽子もコートも手袋さえ要りました。4月の末でもです。

泳いだりスパに行ったりするには 水着も要りますね。それもジムなどの短パン形式でも一向に構いませんが、 ちょっと綺麗な水着を着てみてもよいですよね。

海外の方はヴォリュームがあっても ビキニなど着ていらっしゃいますし。日本人のように華奢な体形なら多少ふっくらしていても、こそこそしなくても大丈夫そうです。

靴もいくつか要ります。もちろんフォーマル用のパンプスなどの他に、普段昼間に歩き回る用の歩きやすい靴が要ります。スニーカーでも良いですが私はちょっと楽なストラップ付の靴などを使っています。

ほかに、夜の服用の靴もあった方がお洒落です。別に高級品である必要はないので、最近、ネットでお洒落で綺麗なダンスシューズがリーズナブルに売っていましたので、エナメルやゴールドやシルバーなどのものも使っています。

Amazonなどでも非常に安いのに、結構履きやすく便利に使っています。

女子は凝っていろいろ、考えて用意できますが、メンズでも決して捨てたものではありません。

私のパートナーは、ジェームスボンドの外した結びの蝶タイ姿が好きで、とうとうタキシードを オーダーしました。

結婚式などにも使えますし(時間制限はありますが)船では出番が多いので良いようです。

結婚式のようなフォーマではないので、洒落たタイやベストやカマーバンドをするのも楽しいし、やはり、男性の着こなす姿は魅力のあるものです。

昼間でも、麻の服やアロハなど、例えばハワイで購入して出番のない物でも出番にしてあげることもできますね。かりゆしなども素敵です。

概して、和服をお召しになるのは 女性が多くそれはそれで素敵ですし、民族服として誇らしいと思いますが、結構地味になさっているのが さみしい気もします。

国内では厳しい柄の年齢制限やお色の決まり事などが在りますが、ここはパーティのようなものと思って派手目に装われるのも良いのかなと、私の意見ですが。

余り地味なものより、柔らか物の染の美しい物や絞りなどのものは素敵ではないしょうか。

着物の着られない私は、いつか和服をドレスに仕立て直して着たいと思っています。あの素材の美しさは和服ならではですから。

ですが、一点、男性で 作務衣とか甚平などを着ていらっしゃる方もお見かけしますが、あれらは私としてはくだけすぎかなと。

国内のホテルではお召しにならないですよね。

着流しもお洒落な方は素敵ですが、お若くて細身の男性は浴衣や着流しだとちょっと昔の療養所の方のように見えてしまうので着付けに気を付けたほうが良いと思います。

男性のカーディガンも夜のレストランではあまりそぐわない感じです。

できればジャケットおお召しになるか、シャツのほうが素敵ですね。

セーターはものによってはスマートカジュアルの日はいいかもしれません。トレーナーはよほど主張のあるデザインなら、スマートカジュアルの日でもいけそうですポロシャツやラガーシャツなどもその範囲です。ジーンズも最近は、デザイナーものなら良いとかいう船もあるようです。

どちらにしても、出て行けと言われるようなことはあまりないようですが、やはりウェイターなどから丁寧に扱ってほしければ、それなりの服装のほうが良いようです。

乗船前のパッキングで、乗る船のインテリアやなどを調べたりして、あれこれ楽しむのも私の中毒の症状のひとつです。

キュナードは毎日フォーマルな船もあるとか。

どんなシーンが繰り広げられるのか、ぜひ見てみたいものです。

ドレス、集めなきゃいけないかもしれませんが。(後ろの方で毎日フォーマルはたいへんだ~と 言ってるのが聞こえてきます)

お子様連れの方は小さい方の服もチェックチェック。

姫も殿下もドレスやスーツの練習の場です。足元はスニーカーでなく、ぜひお靴で決めてください。

見る私たちは、それもとても楽しみにしています。

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