以前から興味があってぜひ行きたかったカリブの一番の場所。
それが今回のスティングレイエンカウンターです。
つまり、野生のエイを見に行くということなのですが、パンフレットでは地味に映っていましたが実際はものすごいところでした。
グランドケイマン
グランドケイマンは大きな島ですが、船は着岸せず、街の派遣する2階建てのテンダーボートがお迎えにやってきます。
港について、桟橋を抜けて上陸すると、もうそこはリゾートな世界。
桟橋近くに大きな更衣室があり、トイレもしっかりあります。
街中はお土産屋や宝石店、可愛い小物の店や住宅、飲食店がずらりと並び、車道を行きかう車の横の歩道も観光客であふれています。
エイに会うツアーは一日2回くらいあり、チケットの時間になったら更衣室前あたりに集合していると、ガイドが迎えに来て、いかにもなトロリーバスで20分ほど離れた別の港へ向かいます。  そこから、さらに30分くらいボートに乗って、説明を受けます。
出発の場所は小ぶりなヨットハーバー風なところでふつうに深さのある海でしたが、だんだん沖に出ると海流の砂だまりなのか、海底がだんだん白くなり、海がきれいに薄い色になっていきます。
説明は、時計や装飾品は可能な限り外していくこと、ガイドの指示に従うこと、野生の生物なので勝手に触れないことなどです。 カメラは持っていってもよいとのことだったので、ニコンの水中カメラの出番がやってきました。  必要な人にはライフジャケットも貸してくれます。
スティングレイエンカウンターに到着
到着した場所は、本当に透き通ったきれいな海で、海底の砂がサラサラで真っ白。 プールのようです。
みんなで船の後部から降りて、海に入ります。
波はあるので、背の低い人はちょっとあプあプしてしまいますが、159cmの私でしっかり足の着く深さです。 そこから歩いて行き、ガイドの指示で輪を作って、エイを見せてもらったり、触らせてもらったり、果てはキスまでさせてくれますし、エサもやらせてくれます。    エサはイカの切り身で、親指の先ほどの大きさの切り身を握ったこぶしの上にのせて、エイの口の下に出すと、掃除機のように吸い込みます。
エイにとってイカは人間のスイーツ並みのおいしいものだそうで、これで餌付けをしてこのようなことができるらしいのです。
周りには6隻くらいのボートが集まっていて、それぞれ、お客が集まって同じようなことをしています。
順番にキスだのエサだのさせてもらって、あとはそこで漂っていると、すううとエイが向こうから足をかすめてくるのです。
水中眼鏡を付けて潜ると、たくさんのエイがいて泳ぎ回っています。 どれもUFOのようにすううっとやってきます。
大きいものは畳半畳ほどはありました。  周り中みんな、きゃあきゃあ、oh my God!!!!と大騒ぎ。 40分くらい遊んでお別れして船に戻りました。 帰りの船は盛り上がって大騒ぎ。
ガイドさんの指揮でSweet Carolineを熱唱。 あとは お昼寝です。
桟橋に戻ると、そのままバスに乗り変え、テンダーに乗りにいきます。
私達は午後の部でしたので、午前中は街へ出てお店をのぞいたり、ちょっとレストランで、軽いご飯を食べたりしてからツアーに行きました。 こちらはアメリカ人の友人カップルも一緒に行きました。 二人とも、子供の用に大喜び。
こんなにいるからスティングレイシティなわけです。
いつもいるわけではなく、時間をかけて餌付けをしたのででこのようなことができるようになったとか。
スティングレイなので、毒がしっぽにあるのですがとてもフレンドリーなエイなので事故はないそうです。 確かに可愛いエイでした。
カリブ海はいろいろな遊びがあると聞いてはいましたがエイのたくさんなこと。
豊かな海なことを感じました。 カリブでグランドケイマンにいらしたら絶対体験することをお勧めします。
バハマとかでもあるらしいのですが、行った方がここのほうがたくさんだと感心していました。
きれいな海ですし、ライフジャケットもあるので小さいお子さんもお年寄りもいらっしゃいましたから、大丈夫です。
他にも海水浴やドルフィンスイミングとか、釣りとかいろいろあるらしいですが、私としては一押しの寄港地観光です。
ほかに、ケイマナイトという、ここでしか取れない貴石があります。
ピンクとグレイの縞のような模様で特産品。 アクセサリーにもなっています。
他では見かけないのでお土産や記念になると思います。
明るい日差しの中を散策するときは帽子が要りそうなおひさまだし、カリブ温度ではありますが、楽しみの多いカリブの風を楽しめる街です。
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