子供のころ、おとぎ話が大好きで、お城に住むお姫様にあこがれました。
女の子にありがちですが、長じて旅行に行って素敵なホテルにとなる機会があると その子供のころのお姫様への憧れが戻って楽しめるのですが、だいたい長期滞在することがないので瞬間の気分でした。
でもクルーズ旅行となると、だいたい1週間以上、1か月近くも夢でありません。
豪華度もホテルより上と思えます。
そしてガラナイトがあればドレスも思いのまま。
バーチャルお姫様ライフ満足させられる瞬間がやってきます。
今回乗船したプレミアム客船のmsウェステルダムも内装は豪華です。
ただきらびやかというのではなくテーマを持たせたセンスの良いつくりで落ち着いた空間を提供してくれます。
居心地の良いお城ですね。
生のお花もたくさん飾られています。
化粧室の中まで、胡蝶蘭の鉢がありました。
ちょっとしたところに飾られたアレンジメント
落ち着いた空間
横から見ると船のデザイン
アート
どの船もアートがインテリアの大きな部分を占めています。階段ホールやエレベーターホール、廊下や部屋にも絵や彫刻が飾られていて、見て歩くのも楽しみのひとつです。
特にエレベーターホールでは何階かや船のどのあたりにいるかが分かりやすい配置になっています。
わたしの部屋の階にはギリシャ神話のパーンのような像のついたベンチがあって毎日挨拶したくなるお気に入り。
船の中のランドマークにもなるようなものです。
同じホーランドアメリカのmsフォーレンダムに乗船した時にも、中国の唐三彩風の馬の像が泊まったデッキに飾られていて、お気に入りのランドマークでした。
あちこちにあるベンチもアート
アトリウムやグランドホイヤーのようなものはないのですが、吹き抜けの下に大きなモニターがあってレンブラントなどの名画が鮮明に見られたのも面白いものの一つ。
吹き抜けの1階のラウンジ。壁全体のモニターに名画が移りアップになったり、変わったり、デコレーションは塗り絵用の色鉛筆のピラミッド。その絵が塗り絵でできるようにもなっていました。
ちょっとしたところの椅子のそばのテーブルが大理石だったり、バーの明かりが素晴らしいガラスの作品のようだったり、細かく見ていくと幾らでも発見があります。
それもゆったり、何日も船上で過ごせるので見つけられますね。
陸の旅行ではホテルのインテリアなど楽しむには時間がなかなかありません。やはり船ならではでしょう。
カーペットや床のモザイク模様、ドアの真鍮金具やノブの重厚さ、凝りに凝ったといえる、意匠が派手過ぎずとてもいい感じ。
バフェなどは逆にポップなデコレーションも。
お好きなインテリアをみつけて城主気分のお気に入りのくつろぎ場所を決めてしまいます。
他に、テーマナイトなどではバフェにも飾り付けがあったり、スタッフの民族衣装も素敵です。
旅の中で宿泊場所さえもがこんなにイベント化することは、やはり船以外ではあまりないので、ますますクルーズ旅行に魅了されてしまいます。
そして、レストランなどの食器も素敵なもので、オランダの雰囲気のブルーの陶器、カトラリーやバターボールなどの銀器、バフェでオーダーしてもガラスのちゃんとしたグラスで来るワイン。
バーのおつまみや朝のヨーグルトの器なども、きちんとしたものが使われています。
カトラリーやバターボールなどの銀器
バーのおつまみ
2回目のホーランドアメリカでしたが、やはり思った通りの素敵な船で次の機会が待ち遠しいです。
本当にすべてのクルーズは一期一会。
乗れば乗るほど次に魅かれていってしまいます。
ちょっと小さい子供がいるご家族には退屈かもしれないとも思いますが、落ち着いたエレガントな 船で、知的体験をお試しになりたい方にはオススメです。
豪華なエッチングのエレベーター
エレベーターホールのインテリア
あちこちの彫刻1
あちこちの彫刻2
あちこちの彫刻3
あちこちの彫刻4
船の模型
凝った柱
グラスタイルの壁
モザイクの床
デッキに出るドア
モーツァルトかな
アジアンナイト
fromベトナム
民族衣装のウェイターfromタイ
fromフィリピン
コメントを投稿する
コメントを書く