アラスカは 北アメリカの北部にある アメリカ最大の州です。
古くは、ネイティヴアメリカンが住み、のちにロシアの領地にもなり、
今はアメリカの一部となっていますので、
それこそ、数種類の文化が、重なり合った歴史があり、 小さくても内容のある
博物館があったり、興味深いアートがあったりするところでした。
いまは、地域の中にたくさんある自然公園の観光と、クルーズ船の寄港地として多くの観光客が訪れます。
日本からも、最近、いろいろな クルーズ船が日本から
カナダのバンクーバーや、アメリカのアンカレッジなどに 向けて航行するコースを行くようになりました。
シーズンによっては、見どころも変わるので 気に入ると幾度もリピートする方もいるコースの様です。
私たちは 3か所しか寄港していませんが、ほかにもいくつか 寄港できるところはあります。
漁港があるようなこじんまりした町が多く、ほとんどのところで 明るい色目のかわいらしい建物を、山をバックに見渡せるきれいな、港町のようです。
1 コディアックーkodiak
アラスカの島です。
小さい街で あまり、にぎやかではありません。
どちらかというと、漁村という感じ。
港が、少し外れですので シャトルバスが出ました。
ロシアのころの名残の、ロシア正教の教会ですとか、小さい博物館などがありました。博物館で、お土産ものが いくらか売っていました。
季節が4月末ごろでしたので まだけっこう寒かったですね。
バスで降りてから、周りが、ちょっと丘のようなところでしたのであちらこちら
散歩ができます。
道路などは舗装されて 歩き回るのには 良いところです。
店舗などはあまりにぎわっていませんでした。
シーズンが変わるとにぎやかになるかもしれません。
クルーズ船も停泊しない場合もあるようです。
珍しいところを 訪問することができたというところでしょう。
2 ジュノーーJuneau
ここは、今回の寄港地の中では 大きいほうで 寄港地観光もたくさんありますし、港もクルーズ船を迎えるようになっていて、すぐに、ショッピングエリアのあるところに、停泊します。
寄港地観光はクジラウォッチングや、内陸の氷河を見たり、遊覧飛へ行くなど、
とてもたくさんありますし、良く調べて ここぞというツアーに参加するのも 良いですし、自分であちこち、探検にいくこともできます。
私たちはクジラウォッチングと氷河を見る、ランチ付きのツアーに参加して、
回りました。
ランチはクジラウォッチングの途中の、島のリゾートレストランで、サーモンバーベキューのランチで、ブフェでしたので 分量もたっぷりでした。クジラウォッチングの船はちゃんと、双眼鏡が用意されていて 誰でも、無料で借りることができますし、お手洗いもきちんとあるし、cafeでコーヒーと軽食も食べられます。
ここの船内で売っていた スモークサーモンが、 なかなか、良いものでした。
大きなクジラの、全身が出るほどのジャンプが見られたので、ラッキーでした。
常に、船内であちこちで 見えるものを、放送して教えてくれるので
耳を澄ましていないと聞き逃します。
船室は 暖かいですが、デッキは寒いので 季節によっては
服装にも準備が必要です。
滑りにくい靴を履くこともおすすめします。
けっこう揺れることもあります。船酔いが心配なら、酔い止めを飲んでおいた方が無難かもしれません。
3 ケチカンーketchikan
だいぶ、南に降りてきたので 気候も良い 明るい街でした。
お店もたくさんあるし、ツアーに行かなくてもぶらぶらとお散歩で行けるところが
沢山あります。カフェやレストランもあります。
シーズン中の夏場はいっぺんに6隻もクルーズ船が 泊まることもあるそうで
今日は一隻だから、人が少ないとお店の人が話していました。
自然をテーマにしたアートなどがたくさんあって、みてあるくのも楽しいです。
北へ向かうクルーズの場合は最初の寄港地。
南に向かうクルーズでは 最後の寄港地となります。
アラスカのお土産はこちらで買わないと到着地が カナダの場合手に入らないことがありますので、忘れずに。
日本の小さい港町とはずいぶん 違う感じで アメリカの物語の中に入ったような
気分になれる素敵な風景でしたね。
季節違いでたずねたり、内陸の国立公園に、クルーズ会社で 素晴らしいロッジを持っていて、そこと組んでいくという 楽しみ方もあると カナダのクルーズメイトに教えてもらいました。
けっこう、奥深い観光地の様です。
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