地中海はその名のとおり ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸に挟まれた内海で
ヘラクレスの柱と呼ばれるジブラルタル海峡をとおれば 大西洋、スエズ運河を通って、紅海を抜けると、インド洋へ回っていくことができます。
クルーズでは西側の大西洋に少し出るものとイタリアのあたりをまわる 東側を行くものがあります。
今回は、西回りですので イタリアジェノバを出て
スペインのバルセロナ、モロッコのタンジールなどに行き、テネリフェ島、マデイラ島などの島を回り マラガの後、チビタベッキアにより ジェノバに戻りました。
あいだにシーデイが4日はいります。
こちらに乗って、あちらこちらで ヨーロッパに来たことを感じていますが
最たることは 船内放送やショウの紹介や 様々なことが 5か国語で されるということです。
ホテルディレクターのドイツ人の女性はそれはそれは 流ちょうに5か国語をはなします。
主言語であるイタリア語からはじまって フランス語、スペイン語、英語、ドイツ語で 同じ内容を 話します。
それでも、本当は足りずに、ポーランド語しか通じない 子供とか 英語の1,2,3もわからないイスラエルから来たおばさま、さらにどこのものとも わからない言葉の話し声もあちこちから聞こえてきます。
まったく意味が分からないとお互い 騒音にきこえてしまうのか 声高なひとには
眉を顰める人もいますがおおよそヨーロッパの方たちは 元気にしゃべっています。
朝食のレストランでは 来た順に座るので 英語の分からないフランスの2組のリタイアカップルと同席してフランス語がわからない私たちですし 最初はお互いに 大変でしたが 食事が終わるころには話がつうじて パートナーが同病もちだったりして意気投合。仲良くなって その中でもあうたび声を掛け合って 下船時に合ったときも、オルボワーヴォンボヤージュと なんだか素敵に送ってもらいました。
ダンスのクラスで ご一緒したかたは イスラエルから来たとしか通じなくて すべて、手ぶりで ダンスをしましたし、
船で 必ず参加するトリビアも
大きいシアターに行き、登録が必要とのことで、なにごとかといってみれば
まず、”何語を話しますか?”と聞かれ、登録してある人のファイルをいろいろ調べて、英語のグループが少なくて、結局、ミラノから来たイタリア人のカップルと一緒にすることになりました。
ネイティブの英語スピーカーではない者同士なので、答えを考えるのに絵をかいたり、大変でしたけれど そちらも何とかOK。
そして、いざトリビア(いわゆる物知りクイズ)が始まると
シアターの大画面に、パワーポイントで 問題が映し出されますが 画像以外の言葉はやはりすべて、5か国語です。
シーデイの旅に催され、4回戦で一番ポイントをとったチームが優勝で、シャンパンをもらいます。
参加も10チームほどで 以外とスペイン語を話す人たちが多かったですね。
南米から来た学生グループが勝利。全員に 4Dシネマ(有料のアトラクション)の無料券をもらいました。
催し物もイタリア語がメインで あとはお客の集まりを見て 英語やフランス語が出たり、ダンスの先生はスペイン語がメインだったり。
ウェイターもスタッフも 南アフリカあり、モーリシャスや、トルコやブラジルや
ルーマニアなど、国際色とても豊か。
皆 何か国語も話せるし 話すととても 面白いのです。
カンボジアからのウェイターには日本が学校や病院を作ってくれて本当にありがたいと感謝されて 恐縮。
海外に協力している皆さま、ありがとうとこの場でお礼を申し上げたいです。
乗客も 子供料金がリーズナブルなので、 ベビーカーにのせた赤ちゃんから、大きな子供までたくさん見かけました。
秋で寒いのですが、冷たい塩水のプールもにぎわっていましたね。
でも、さすがヨーロッパで カジュアルシップでも夜は子供連れの親でもきれいにドレスアップして深夜まで催しに 参加していたり、バーで歓談していたり、
ずいぶん遅くまで子供もあずかってもらえるようでした。
昼の催し物は あまり数多くありませんが、夜は盛りだくさん、午後の10:00過ぎにダンスのレッスンがあったり、カラオケ大会もカラオケでなく生バンドでしていたり、エンターテインメントの、チームがあって、縦横無尽に大活躍しています。
ダンスフロアーではとにかく、お客をダンスに連れ出して相手をしてくれます。
男女とも誘いに来ますので、だれでも
踊りに行くことができます。ショッピングもラウンジにワゴンを出すほかに、小さいモールのような、ところでも、夜遅くまであいています。
化粧品やお土産ものブランドバッグもたくさん並べられていて
ここもにぎやか。
本当に静かなのは日中のお昼寝タイムでしょうか。
エンターテインメントチームはすべての催しをしていて、本当に忙しそうです。
ほかにクルーズではないものの一つに ショウタイムの前の余興があって、待ち時間に、面白いコントのようなことをしてお客を盛り上げます。
イタリア人は働かないなどということは ここではちっとも感じられません。
カジュアルシップで お食事がちょっと カジュアルですが ハードの船自体も素敵だし、ソフトのスタッフもとても フレンドリーで気が利くし、楽しめる要素はたくさんあると思います。
多言語他民族のヨーロッパ、EUにまとまったのはすごいことなのだとつくづく 感じました。
カジュアルシップですが、お洒落は楽しみたいところ。
船が素晴らしいので 素敵な写真がとれます。
フォーマルウェアというよりパーティのかんじですね。
お着物も訪問着では重いかなという感じ。
そんなこともいろいろ考える楽しみもあります。
日本語の話せるスタッフものっていることはありますが、英語くらいはできないと
不便かもしれません。
もちろん、5か国語のどれかを話されるのならば よりOKですね。
コメントを投稿する
コメントを書く