ヨーロッパ定番の地中海クルーズ。
狭いようで広く、エーゲ海やアドリア海などとも つながっているので 多くの寄港地があり、行っても行きつくせないのではと思う位です。
それでも、船の大きさによって 泊まれるところと、泊まれないところもありますし、
船会社によって 得意不得意があるようです。
私たちは2回とも MSCの10万トン前後の船でした。
比較的大きいので、港の便利なところよりは 少し離れて泊まるときもありましたが、さすがに 歴史の長い地中海周辺なので しっかりした ターミナルが便利な場所にしつらえられているところもありました。
不便な場所に泊まると シャトルバスが 用意されますが カジュアルシップではチケットが 必要なこともあります。
caseバイケースでいろいろですので 要確認事項ですね。
乗船前の準備として 寄港地の情報を集めたりして どこに行って何がしたいか決めて置き、見られるところは 船会社のホームページで寄港地観光ツアーを予約することもできますし、自力で回るなら、地図を用意すると 落ち着いていかれます。
たいていの場合、寄港時間は朝から夕方までの1日なので、効率よく使うほうが
よいですね。
あてずっぽうに歩き回るのもそれなりに楽しいということも ありますので
自分のやり方は決めておくのがおすすめです。
ツアーは 早めに予約しても人が足りなくて取りやめになることもありますので
乗船後、行く前に予約した、ツアーのチケットが届かない場合、余裕をもってフロントで確かめておきましょう。
1 パレルモ(シシリー島)イタリア
マフィア映画などで有名なシシリー島は とても大きな島で 有名な観光地です。
パレルモは 首都となる街で イメージより大きな都市でした。
高低差のある 島の中を車の往来も多いところで 自分でも近くは行けそうですが 私たちは 寄港地観光ツアーで回りました。
マッシモ劇場、12世紀のサンタマリア大聖堂
などの 歴史的建造物もあります。
タオルミーナなどは遠いので 行きたいときは ツアーがいいと思います。
街まで 歩けるところに泊まったと思います。ロバを使った観光馬車が たくさん 港周辺で 待っていました。
2 バレッタ(マルタ島) マルタ
重なって書いてあるようですが マルタ島は それだけで一つの国になっています。
英語が 通用するので、気候の良いところで できると英語を学ぶ語学学校が
あって、日本人も結構住んでいます。
ほかの島と同じように 高低差の激しい地形で どこに行くにも 上ったり下りたりが必要です。
市街地は 港から25分ほどのぼって 行くことができますが 結構大変です。
マルタ騎士団関係の史跡なども 散らばっているので 行きたいときは ツアーが楽でしょう。
街も 古い建物が多く 晴れた天気の日には 美しく、また 港のそばの 城塞からの 景色も素晴らしいです。
でも 途中で 離れて買い物などに行くこともできたので 帰りだけ分かれて 自分で 船まで戻るのも 良いやり方です。
マルタのボビンレースは有名で 何軒かのお店を見ました。
とても精巧なもので、しおりなどは25ユーロくらいで 購入できます。
しっかり手作りがどうか 確認して買うことをお勧めします。
アンティークの素晴らしいものなども ありましたのでお好きな方は ユーロかクレジットカードをお持ちください。
街なかのマクドナルドのフリーwifiがよくつながるそうです。
3 マルセイユ(フランス)
いわずとしれた有名な港町です。
ブイヤベースが名高く、昼時街の中を通ると おいしいにおいが漂っています。
朝方にはハーバーの横に 漁船がとってきたばかりの魚を売ってるところも見かけます。
船は 街から バスで30分以上 かかるところに停泊しましたが 歩いて 20分くらいのところに大きな ショッピングモールがあって こちらには レストランやお店がたくさんあります。
市バスも回っているようでした。
シャトルもあったと思いますが、私たちは 山の上の修道院の教会に行くツアーに乗りましたので、利用はしていません。
歴史的な建造物や 古い町並みに加えて 坂道に吸い付くように立っている道を 上ったり下ったりする車に感心したり、ひやひやしたりします。
ですが、こちらで 下船する方も多いので バスはあると思います。
街なかまで行くと 大きなデパートなどもありますし 開けたところです。
電車も来ていました。
コメントを投稿する
コメントを書く