Opera MSC
MSCのOperaは、Liricaクラスの第2船。類似のクラスにArmoniaとSinfoniaがありますが、MSC初の新造船はLirica。それに続く船となっています。(ArmoniaとSinfoniaは同じ設計ですが、既に別会社によって就航しており、その会社の中古船が買収されてMSCに入った経緯があります。)このクラスを皮切りに、それまで中古船で運営していたMSCの新造船ラッシュが始まりました。
また、上記4船は、5万9千トンだったオリジナルを2015年に改造。25m近く延長して6万5千トンとなり再デビューしています。25m追加の改造プロジェクトはRenaissance Programと呼ばれており、YouTubeに色々出ていますので、興味のある方みてください。「msc renaissance program」で出てきます。船体が輪切りにされて25m追加されるビデオは圧巻です。
新造船ラッシュが続くクルーズ船業界ですが、中古船の売買も盛んで、船の製造過程から経歴を追いかけると、船選びの楽しみ方が広がります。2005年からある以下の資料が私の参考書です。
話が、船オタクに飛んでしまいましたが、今回の航路は、6万5千トンに延長された中型船のOperaならではの島巡り。ワクワクする寄港地だと思います。
寄港地
Itineraryは以下の通り。
MSCは、複数の港で乗客が入れ替わることがあります。この航路もバーリ(Bari)発着(27日乗船、4日下船)とベニス(Venice)発着(28日乗船、5日下船)がありました。 ギリシャの島ミコノス、サントリーニとコトル、コルフ並びに乗下船地のバーリは行ったことの無い港。アドリア海で前回のクルーズと被りが少ない寄港地は魅力です。
日程とアクセス
日程的にはベストな4月28日乗船の5月5日下船のベニス発着ですが、1日早い27日乗船、4日下船のバーリ発着は値段が安く。その差は、いつも見ているアメリカの旅行会社によるとバルコニーの部屋を比較して$400。結構な差です。
Vacation To Go Website
私は、クルーズ選びにアメリカの旅行会社を使っています。扱っている船会社は全てではありませんが、ポピュラーな会社はほぼ全てカバーしており、世界中のクルーズから自分が気に入った航路を探すのに便利です。別の機会にまた説明をしてみたいと思います。
さて、寄港地が魅力で選んだ航路ですが、良いフライトが見つかりません。安全を考えると前日にバーリに入っておきたいところ。26日金曜日に休みを取って参加するのですが、当日到着するのは、Alitaliaになってしまい、どうしても割高です。
寄港地は良いのですが、残念ながらこの航路は諦めます。
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