Zenith Pullmantur
Horizonとともに、姉妹船ZenithもPullmanturで元気に活躍中です。ZenithはHorizonの次の船ですので就航は1992年になっています。
今回は、カナリヤ諸島の定例冬季クルーズを終えて、欧州北へリポジショニングのコースです。古い資料がですが、ZenithがPullmanturに移った後、クルーズシップコレクション2010・2011(海事プレス社)では以下のように説明しています。
出典:クルーズシップコレクション2010,2011(海事プレス社)
上記の説明文にあるように、クルーズ船評価の世界で代表的なガイドブックであるBerlitzのCruising&Cruise Ships(Douglas Ward著)で5つ星を取りましたが、ほぼ20年経った2010年と25年目の昨年2017年にそれぞれ、3つ星+をつけています。
出典:2010年のBerlitz 評価点1343点
出典:2017年のBerlitz 評価点1295点
船が古くなると当然評価も下がっていきますが、25年経ってもこの評価は、船体ハードの維持管理とPullmanturのソフト面での運営が頑張っているからでしょうか。
寄港地
Itineraryは以下の通り。
今回の寄港地は、私にはとても魅力的です。今までに入った寄港地と被るのはシェルブール(Cherbourg)だけ。
前回シェルブールは、映画「シェルブールの雨傘」を見て、雑誌から撮影地を探しだし、それを元に町歩きをしました。小さな町だったのですが、港にある海洋博物館も大変面白く、町歩きも、博物館も中途半端に終わってしまい、もう一回行きたいと思っていたところです。
2004年の雑誌TITLEでフランス映画特集を見つけて購入
アムステルダム(Amsterdam)も今年の年越しをCunard QVの屋上デッキから花火を見て過ごした港ですが、このコースでは、運河を通って中まで入らず、ロック(閘門)の入り口の街アイマウデン(IJmuiden)で下船です。
北海運河入り口 アイマウデン閘門 (奥がアムステルダムの街)
それ以外、ヴィゴー(Vigo)、ポートランド(Portland)、ドーバー(Dover)、マルメ(Malmo) など初めて行く街です。
リスボン(Lisbon)は一度だけ、昨年(2017年)春先3月に仕事でポルトガルの地方に行った後に戻って1泊したことがあります。自由時間は翌日のフライトまでの半日しかありませんでした。あまりに綺麗な街並みに、絶対に観光で戻ってくると決めた街です。
トラムの1日券を買って当てもなく、フライトまで半日観光しました。
最後の下船地マルメも、対岸はコペンハーゲン。スウェーデンもデンマークも未だ行った事は無く、楽しみな港です。
日程とアクセス
リポジションニングですので、少し長い8泊9日の26日乗船・4日下船。乗船地、下船地ともに観光を入れると、24日に出て、同日夜着、25日リスボン観光、26日乗船。4日下船で、マルメからコペンハーゲンへゆっくり移動。5日のフライトで6日に日本着がベストの日程。GW前の水〜金曜日の3日間追加休暇を入れて出来ない事はない日程です。
さて、フライトですが、ラッキーなことにモスクワからリスボンへ飛んでいます。
フライト時間もリスボン到着が少し遅いですが、リスボンはタクシーもしっかりしていた記憶がありますし大丈夫。流石に24日に出ると値段もあまり高くない。しかし、調べ始めたのが10日程前、その時は同じフライトが20万9千円でした。すでに1割上がった。マーケットはGWに向けて既に動き始めた実感です。
クルーズ料金。いつもの通り簡単に見つかるのはIACEトラベル。
これで飲み物付きのAll Inclusiveかなりお得。念のためPullmanturのWeb Siteも調べると、
少しだけ差があるかなぁと言う程度ですね。古い船ですが、バルコニー付きも幾つかあります。どこの旅行会社から予約してもこの値段でいけるなら、全部2人で50万円を切る可能性も高いぐらい。(前後泊のホテル代はそれプラス)
期間OK、フライトOK、寄港地OK、船OK。最有力候補となりました。後は家内と意見調整。
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