2019年7月にコスタネオロマンチカに乗船してきました。
全体的な感想については、「初めてのクルーズにおすすめな理由」という観点ですでに記事にしているのですが、各寄港地での観光のことも書きたいと思います。
コスタネオロマンチカ乗船記 <初めてのクルーズにおすすめな理由>
今回乗船したコースは、乗船・下船港が金沢港で、境港→釜山→福岡→舞鶴の順に寄港する5泊6日の日程でした。
全て寄港地ツアーは利用せず自力観光でまわったので、今後同じ港に行かれる方の参考になればうれしいです。
金沢港
金沢は冒頭書いたとおり、乗船・下船港だったので寄港地散策とは厳密には違うかと思いますが、十分寄港中の時間でにアクセス可能な距離のところを観光したので、一緒に紹介したいと思います。
まず、港からのアクセスですが、金沢港⇔金沢駅のシャトルバスがあります。
往復で500円でした。
私は乗船の際に金沢駅近くに前泊し、このシャトルバスを利用して港へ向かったのですが、なんと切符を保管しておけば帰りも利用可という良心設定だったのがうれしかったです。
港のホームページにもシャトルバスについての記載があります。
金沢滞在中は、近江町市場、ひがし茶屋街、兼六園、武家屋敷跡 野村家といった定番観光スポットのほか、たまたま下船日に予約を受け付けていた「金沢芸妓夏のお稽古風景特別体験会」の見学にも行きました。
全て金沢駅からバスでアクセス可能です。
近江町市場
近江町市場
新鮮な海産物をたくさん取り扱っている市場です。
さすがにこれから船に乗るのに生ものは買えないので、胃の中に入れて持って帰りました。
海鮮物のお店が数多くあり、お昼時はどこも長い行列ができていました。
屋根があるので雨の日の観光にもいいと思います。
ひがし茶屋街
ひがし茶屋街の猫
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているそうで、歴史的な美しい建物が並びます。
九谷焼のお店やカフェなどがあり、訪れた日がちょうど祝日ということもあり大変な賑わいでした。
近江町市場から徒歩圏内であり、その間の通りにもお店や歴史的景観を残した建物などがあり見ごたえがあるので、セットで観光するのもおすすめです。
兼六園
兼六園
当初、あまりに定番すぎて観光予定に入れていなかったのですが、たまたま近くを通ったので、せっかくなのでやっぱり行こうと思い直して訪れました。
結果それが大正解でした。
きれいに造園された日本庭園は美しく、ただ眺めるだけでも癒されました。
定番観光地には定番になる理由があります。
今後は偏見を持たず、そういう場所も積極的にめぐりたいと思いました。
また、帰りに入り口近くにあった九谷焼のお店で、素敵な招き猫を購入しました。
九谷焼の招き猫
私は招き猫が好きで図鑑も持っているくらいなのですが、その本で九谷焼の招き猫のことを知りました。
今回絶対お土産にしようと決めていたので、素敵なにゃんこに出会えてよかったです。
猫の柄が運気が上がりそうなオーラをバンバン出しているところも気に入りました。
武家屋敷跡 野村家
二階からの眺め
私は歴史は苦手で、この場所の歴史的背景については正直ちょっとよくわからないのですが、ここ武家屋敷跡 野村家にはとても素敵な庭園があります。
計算づくされていると思うのは、お庭がどの角度から見ても絵になっているのです。
特に二階の茶室からの眺めが最高で、住めるものならここに住みたいとさえ思いました。
金沢芸妓夏のお稽古風景特別体験会
芸妓さんのお稽古風景
金沢といえば芸妓さん。
もちろん一見さんでは到底お目にかかれないことは承知の上ですが、それでも何とかお会いしてみたいと思い検索して見つけたのが、金沢市の観光協会が主催するこちらのイベントです。
www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp
7月~8月の一部の日程限定で特別にお稽古風景を開放するというもので、たまたま下船日に実施しており、予約も取ることができました。
芸妓さんの美しさと、相反するように共存する力強さに圧倒されました。
お稽古の後には、お座敷太鼓のミニレッスンも芸妓さんから直々に受けることができました。
7~8月以外の時期には、「お座敷遊び体験 金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」というプランがあるそうなので、また金沢に行くことがあればぜひ体験したいです。
境港
境港のクルーズ停泊場所は、境港駅から少々離れているため、駅まではバスを利用しました。
クルーズの港と駅を結ぶバスが運行されており、料金は片道400円でした。
境港では、水木しげる記念館に行きました。
当初の計画では、そのあと由志園にも行こうと考えていたのですが、水木しげる記念館の展示がとても充実していたのですっかり見入ってしまい、結局行きませんでした。
クルーズが来る日には、境港駅から由志園へもシャトルバスが出ているようですので、アクセスは便利だと思います。
詳細は港のホームページをご確認ください。
水木しげる記念館
郵便ポストの上にも鬼太郎
記念館までの道のりは水木しげるロードと呼ばれ、いくつもの妖怪ブロンズ像が楽しませてくれました。
水木しげる作品の知識については幼少のころにテレビで見たゲゲゲの鬼太郎くらいしかありませんでしたが、作品についての紹介はもちろんのこと、水木しげる先生ご自身の生い立ちなども詳しく紹介されており、先生の人となりを知ることができました。
コスタネオロマンチカ(境港)
コスタネオロマンチカ乗船記、寄港地散策前編は以上です。
次回、寄港地散策後編では、コスタネオロマンチカで訪れた釜山港、博多港、京都舞鶴港の観光スポットをレポートします。
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