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東京オリンピックのホテルシップ

いよいよ今年は東京で56年ぶりのオリンピックが開催されます。

さまざまな競技ももちろん楽しみなのですが、客船マニアの私としては都心の一時的なホテル不足を解消するためのクルーズ客船の活用によるホテルシップの開催期間中の長期停泊も楽しみでした。

サムネイル画像は56年前の1964年、東京オリンピック開催時のある日の横浜港の様子をざっとではありますが当時の資料を元に想像を交えて水彩ペン画で描いたものです(空撮写真は調べた限りでは存在していません)

大さん橋の山下公園側には英国P&OラインのORIANA(手前)IBERIA(奥)、赤レンガ倉庫側には手前からイタリア・シトマーラインのFAIRSKY、香港のGEORGE ANSON 、英国のKUALA LUMPURの合計5隻が、新港ふ頭には右に商船三井客船のぶらじる丸、貨物船を隔てて左にソ連のBAIKALクラスの小型客船と合計7隻もの客船が一度に停泊するという夢の様な光景が展開していました(但しこれらが全てホテルシップになっていたかどうかは確認が取れていません)

さらに東京港で日本のオリエンタルクインやソ連のBAIKALクラス4隻や川崎港でも客船が停泊、当時の首都圏の各港はさながら客船ラッシュの様相を呈していました。

今回の東京オリンピックの誘致が発表されたとき、当時と一隻当たりのキャパシティがまるで違うのでここまでの隻数は望めないもののかなりの数の客船が長期停泊するものと思っていました。

実際、過去の最近のオリンピックではどこも4~5隻の客船が使われていたと記憶していますので…

今回のオリンピックでも、当初は東京港15号木材埠頭の他、千葉県木更津港、川崎港、横浜港の合計4港で4~5隻の大型クルーズ客船の停泊を計画していたようです。

ところがまず、東京港に名乗りを上げていたMSCクルーズのMSC LIRICAが早々にキャンセル(´;ω;`) これは横浜港で撮った写真です。

続いて昨年11月、川崎港を予定していたゲンティンクルーズラインズのEXPLOPER DREAMが川崎市との停泊協定締結を見送ったとの報道がありました(川崎市側としてはまだ断念したわけではないとのこと) これは神戸港で撮った写真ですね。かつてのSUPERSTAR VIRGOです。

結局、現時点で確定しているのは7月23日~8月10日までJTBのチャーターで横浜港山下ふ頭に停泊するこちらのプリンセスクルーズのSUN PRINCESS

そして東京港ではコスタクルーズのCOSTA VENEZIAが7月24日~29日という短期間ではありますが、木材埠頭ではなく新しい国際クルーズふ頭に停泊するということが決定しました。

つまりは今度のオリンピックでのホテルシップ停泊は今のところわずか2隻…

う~ん ちょっと残念ですね~ ホテルは充分足りているっていうことなのでしょうか?

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