あの名作映画「タイタニック」の究極版3枚組DVDが先ごろ発売になり、さっそく買ってきました。
はっきり言ってこれで税込み3579円は安い!(ほんとは4千円ちょっとだけど家の近くのド○キ○ーテで安く買えた)
本編がノーカットで見られるのは当然ながら、本編と同時進行でキャメロン監督やタイタニック研究家の解説も聞けます。
他にもセリーヌ・ディオンのミュージッククリップや、メイキング集、監督自ら出演のパロディ作品など特典映像が盛りだくさん。
わたしが興味深かったのは、本編で不要とされてカットされたシーンの特集。特に実在の乗客や船員たちの行動が細かく描かれていた部分です。シュトラウス夫妻やパン焼職人ジョーキンのエピソードなど本編に入れて欲しかったシーンが全て(たぶん?)載っています。
もうひとつ、「船内ツアー」という特集は、映画のセットで使った実物大のタイタニックのセットの映像集。ブリッジ、ボートデッキ、パームコート、大階段、レストランなど本物のタイタニックとそっくりに作ったセットの映像と解説はわたしのような客船好きには堪えられません。
また何回も見ようっと・・・。
ちなみに最後のほうに出てくる、船客を救助したキュナード客船カルパシアのデッキのシーンはタイタニックの後甲板のセットを一部改造して使っているそうです。
やっぱりね〜。
私もタイタニックには色々と思い入れがあります。その解説版の方に、甲板で遊ぶ子どものエピソードでていますか?タイタニックものなら必ずこの子どもが描かれている、と言っても良いくらい。数少ない生存者でありながら、米国で交通事故でなくなってしまう。それがなんと記録上最初の交通事故死者だったと言うことらしいです。
q_colossusさん、はじめまして。一等プロムナードデッキの一番後ろでコマをまわして遊ぶ少年ですよね?もちろんそのシーンも現存する実際の写真と共に解説つきで映っています。でもあの少年が交通事故死したとは知りませんでした。あと、カットされたシーンの中では大型船世界最初のSOS発信シーンも興味深かったです。
そうです、あの少年です。SOS もこの事故の後、世界統一され、しかも通信士24時間体制も国際的に決められたんですよね。もちろん事故は悲劇ですけれど、国際的な安全体制もこの事故がきっかけとなったことが少なくありません。・・・・釈迦に説法でしたね。
釈迦に説法なんてとんでもない。これからも色々教えてください、宜しくお願いします。それにしてもああいった史実上のシーンはジャックとローズの恋物語をすこし削ってでも入れて欲しかったので、今回は満足でした。
イギリスは商船法に基づいて海難審判委員会を発足、この報告書が 1929年に「International Convention for the Safety of Life at Sea」(海上人命安全条約=〈SOLAS 条約〉)という国際法に生かされた。北大西洋における流氷の監視と通報、船舶の構造強化、復原性・水密区画・開口部に対する規制、救命および消火設備の充実、無線電信施設の充実、救難通信(SOS)の24時間聴取の義務づけなど。
その後もこの条約は改正されつつ現在に至っています。タイタニックには、鉄道院副参事細野正文が唯一の日本人として乗船していたのは有名ですよね。あのYMAの細野氏の祖父で、横浜マリタイムミュージアムに首記が展示されているとか。・・・ハリウッドに無い物ねだりしても仕方ないのかも知れません。ドキュメントじゃないよと一言だけかも。
今に続くSOLAS条約の原型はここから始まったのですね。映画には中国人の船客は出てきましたが日本人は描かれてませんでした。細野氏のことはキャメロン監督も知らなかったのかも・・。
刺激されて、映画の紹介記事書いてしまいました。 → http://blogs.yahoo.co.jp/q_colossus/23455274.html
何度見ても涙しますね。 それはそうと、三枚組み買いましたが応募券が封入されていなかったのは何でだろう・・・。
skyblueさん、たしかわたしが買った3枚組みにも応募券が無かった気がします。それともうっかり捨てちゃったかな?
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