またまたタイタニックネタで恐縮ですが・・。
先日、タイタニックの記事の中でシェルブールの港内連絡船ノーマデイック(1273、67)の事を書きましたが、ちょっとこの船に興味を持ったので調べたところ、驚くべき事実が判りました。
1911年製造のこの船、実はフランスで現存しているんです。
ホワイトスターライン消滅後、そのままシェルブールでフランスの港内連絡船で活躍、第一次大戦、第二次大戦の戦火も生き延び1969年の現役引退後、74年からずっとパリの川畔でレストラン船になっていました。
しかしなんといっても船齢98年の超クラシックなこの船、老朽化が激しいため、いまは上部構造物を全部撤去した哀れな姿でルアーブル港の片隅にひっそりと係留されているようです。
そして今月26日、パリでこの船の最後の落札があり、場合によっては解体処分。
そこで立ち上がったのがアイルランドのあるNPO組織、、生まれ故郷のアイルランド、ベルファストで新造当時の姿に戻して永久保存することを計画しています。
したがってこの最後のホワイトスターライナーの去就が本当にもうすぐ判明するわけで、どうなってしまうのかとても興味があります。
あのタイタニックを知る生き証人として大事に保存することになればいいのですが・・
こんな話、コアなタイタニックマニアやオールド客船ファンの間ではおそらく常識的な話題なんでしょうね。わたしはまだまだ勉強不足。
上のイラストは保存団体のホームページの写真を見て描いたもので、かなりの部分にわたしの想像が入っていますが、ミニ・タイタニックといった感じなのは分かっていただけると思います。(クリックして大きくして見てください)
興味をお持ちのかたはこちらのホームページをご覧ください。(英語ですけど)
http://www.savenomadic.com/history.php
一度見たいので出来れば保存して欲しいですね。ところで、船首部分の形状をみて思ってたのですが、岩国の錦帯橋の橋脚も船首のような形をしているんです。江戸時代の技術者もなかなかです。http://blogs.yahoo.co.jp/iwakuniyouth/23173526.html
波切りのいい(増波抵抗の少ない)形は昔から考えられていたんですね。 この船のサイズならばしかるべきところで保存すれば十分永久保存が可能だと思いますよ。ちなみに保存候補地はベルファストにある製造元のハーランド&ウォルフ造船所(タイタニック、初代オリアナを建造)のようです。
PUNIP CRUISES様
御無沙汰しております。以前の名は書かないでおきます。
昨日、このお船の見学に行って参りました。船内では一部当時の内装が残ってる部分も有り、また、偶然倉庫から発見、e-Bayのオークションで発見!と言う代物も御座いましたよ。
放浪者の名に相応しい歴史を送った彼女ですが、ようやく安住の地を見つけた事を嬉しく思いました。
Yahoo!blogには記事掲載予定が御座いませんが、お知らせまで。。
お体にお気をつけてお過ごし下さい。
> 100%Principessaさん
いつか行ってみたいですね。
コメントありがとうございました。
> 100%Principessaさん
^_^
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