旅行会社から送られてくる、いろいろなクルーズのパンフレット類
行けるわけでもないのに、ひとつひとつ眺めていたら、ある一枚のパンフレットが目に止まりました。
それはロシアの大型砕氷船による、15日間の北極点へのクルーズ。
北極海に面した港ムルマンスクから、原子力砕氷船ヤマル(23455排水、1992年建造)に乗って、北極点までの航海、途中北極海の島の氷河をゾディアックや船に積んであるヘリコプターで見たり、北極に関してのレクチャーを受けたりするそうです。
旅行代金はスタンダードで東京から約250万円、これはぱしふぃっくびいなすの世界一周の最低料金とほぼ同じ、スイートで約330万円、これは飛鳥の世界一周の最低料金より少し安いかな。
いずれにしろかなりの金額ですが、こういうクルーズもわたしはすごく魅力的です。
なんていったってロシアの誇る原子力砕氷船、7万5千馬力、厚さ4.5メートルの氷をぶち破り氷海を進むことが出来ます。
乗客100名定員に対して乗組員なんと150名。サイズも全長150メートル、全幅30メートル。
北海道のガリンコ号あたりとはモノが違います(あたりまえですけど・・)。
もともと北極圏の開発、調査用に作られた船で、本格クルーズ客船のような船客設備は望むべくもありませんが一応ラウンジや図書室、室内プールなども備えていて快適な船旅が楽しめそう。
逆にこういう質実剛健な硬派な船に乗ってしまうと、普通のクルーズ船が軟弱でばかばかしく思えてしまうかも知れません。
船自体も日本のしらせよりずっと大きくて立派。
日本にも来てくれないかなと思いましたが、原子炉を冷却するのに氷海の冷たい水が必要で、暖かい海を航海できないとか・・
どういう人が参加するのだろうと思って探してみたらこんなホームページを見つけました。http://www.y-asakawa.com/north-pole/yamaru1.htm
なんだかすごく面白そう。一泊でもいいから乗って見たいですね。一泊でも20万円近いのか・・そりゃ無理です。大体一泊だけして、氷の海に降ろされても困ってしまうので。
ちなみにパンフレットをみるとこの船について「大型砕氷船」とありますが、「原子力」の文字がほとんど見当たりません。わずか一箇所船の要目の説明欄に小さく「原子力砕氷船」と記載されていました。
日本という国柄、原子力に拒否反応を示す人が多いからなのでしょうが、どうせバレることなのだから堂々と謳ったほうがインパクトがあっていいと思うのですけどね。
わたしなんか原子力船だからこそよけい乗ってみたいと思うのですが・・・
こんばんは!私もそのパンフ見ましたよ!旦那と「乗ってみたいねえ!」とパンフ見てウキウキして見てました。もちろんそんな費用はありませんが、頼もしい船で北極点へ行けるって、おいしい話ですよね!世界1周よりもずっと興味のあるクルーズでした。
原子力砕氷船!ですか、すごいですね〜サイズもでかいけど。ちゃんとビジネスをするのもさすが(^^;・・・建造段階からお客を乗せる気だったのかしら?宝くじ当てて北極へ行こう!
この船、鯨の顔になっている!クルーズもいわゆる豪華客船による旅だけでなく、秘境ツアーのようなものまでずいぶん幅広くなっているんですね。
第二次世界大戦の頃のアメリカの戦闘機でカーチスP40というのがありますが、これがシャークマウスを描いてます。P40のシャークマウスはインパクトがあって格好良いですね^^唯、この戦闘機は零戦の敵ではならなかったようです。的だったみたい。この船の口は、なんの魚の口でしょう?この船のイメージからすると、あんこうかな?これには勿論乗船の経験も直接見た事もありませんが、日本の砕氷船である南極観測船なら、”ふじ”と”しらせ”の一般公開で乗船した事があります。
絶対sanakoさん家族にぴったりのクルーズだと思います。2009年に引退する南極観測船しらせを極地クルーズ客船に改造する運動でもして見ましょうか?あ、日本船だともっと料金が高くなるのかな?(苦笑)
じゃむオジさん、ソビエト連邦崩壊前に計画された船で、おそらくこういったクルーズの利用は全く考えていなかったと思います。冷戦時代は北極海や原子力船は軍事機密の宝庫のような場所でしたからね。それがいまや観光資源。時代は変わるものです。
駒さん、こういう探検クルーズがもっと身近なものになってもらいたいですよね。根室や宗谷あたりを基点にした1〜2泊のオホーツク海定期クルーズなんかいいと思うのですが・・。
黄龍さん、わたしは口の曲がり具合からクジラ、それもヒゲクジラ類かと思いました。それにしては歯が尖っていますけれどもね。ちょうどアンカーが目になっているのが面白いですね。この意匠、姉妹船のソビエツキー・ソユーズには描かれていないようです。
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