新東京国際客船ターミナルをお台場に！！

先日、シルバー・シャドーの入港を東京港に見に行って、つくづくこの港は都民が船を見るために考えられていないなぁと改めて感じ入りました。

確かに晴海大橋が出来、新交通システムゆりかもめの市場前という駅も出来ましたので、そこから遠くに全体を見ることが出来ますが、横浜や神戸のように目の前で船の全体を見ながらのんびりするという環境ではありません。

東京都は２０１６年にオリンピックを誘致することに名乗りを上げているそうで、青写真だとメーン会場は晴海になるとか・・・

そうなるとますます渋滞が激しくなりそうであまり手放しで賛成ではないのですが、昔の東京オリンピックのとき同様に晴海ふ頭に客船が何隻も停泊してホテルシップとして使われることになるのではないでしょうか？

ちなみに１９６４年の東京大会の時には晴海埠頭で日本の東洋郵船の客船オリエンタル・クイン（当時はおりえんたる・くいん）や数隻のソ連客船がホテルシップとして使われたとのこと。

ま、そうなれば晴海も少しは活気付くでしょうが・・

それが終わればまたもとの寂しい船客ターミナル。だいたいオリンピックだって相当狭き門なはずで、どうなるかは全く分かりません。

わたしは以前から、晴海の船客ターミナルをつぶしてしまって、お台場に新しいターミナルを作って欲しいと思っていましたが・・・

今回、久しぶりに第３台場史跡公園からお台場地区を眺めてみてその思いを強くしました。

上の絵はこの史跡公園からわたしが考えている予定地を見た様子を描いたもので、現在普段は海上保安庁の船が停泊しています。

ここなら、レインボーブリッジの高さ制限に引っかからないということで、わざと日本寄港の予定の無いクインメリー２を接岸させて見ました。

左のビルはホテル日航東京と、ホテルグランパシフィックメリディアン。描いてはいませんがさらにその左隣にはフジテレビ本社ビルがあります。

観光客がいっぱいのお台場海浜公園からも、立ち並ぶホテルや商業施設からも客船がよく見えるし、なんといってもゆりかもめの駅（台場）からほんの数分。

たくさんある東京港のレストランクルーズ船のコースからもよく見えます。

こんなに首都東京の海の玄関口にふさわしいところは無いと思うのですが・・

もちろんターミナルビルの高さはせいぜい２階建てどまり。主要な施設は地下でもいいと思います。長さは２万トンクラス２隻は接岸できるように４００メートル、水深は１３メートルが理想かな？

石原都知事！ぜひぜひ！ご検討よろしくお願いしますっ！

・・・・・って絶対、こんなブログ読んでないって！