東京湾の宝石・レディクリスタル

先日、仕事で品川に行った帰り、時間があまったのでふと思いついて、品川埠頭、天王洲アイル近くに係留している東京湾レストランクルーズ船、レデイクリスタル（３４６トン、１９９０年建造）を見に行ってきました（ヒマ人です、はい）

考えてみれば、この船はいつでも見られるという意識から、ほとんど今まできちんと見たことがありませんでした。

もしかしたら一度も見たことがないかも・・・

もともとこういうモダンなスタイルの小型客船ってあまり好みではなかったのですが、今回、実物をじっくり見てすこし見直しました。

もう建造されて１６年もたつというのにさすが有名なヨットデザイナーの作品だけあって、まったく古さを感じさせないデザインで、どちらかというと殺風景な運河のほとりでこの船だけが宝石のようにきらきらと輝いています。

橋の欄干にもたれてじっと見ていると、無性にスケッチがしたくなり、まず会社に連絡して直帰を宣言。

しかしながら皆さんが思っている以上にフツーの勤め人であるわたしは、こんな仕事中にスケッチブックなんぞ持っているわけがありません。

仕方なく、バッグから一番いらなそうな書類を引っ張り出し、その裏に手持ちのシャープペンシル（どっかの会社の販促品）でスケッチを始めました。

ネクタイをしたビジネスマンが、バッグをイーゼル代わりにＡ４のコピー用紙の裏にシャープペンシルで船の絵を描いている姿なんて、通りがかった人はきっと思いっきり怪しんだと思います（知るか！そんなこと！）

で、さすがにＡ４裏紙にシャープのスケッチをそのままこのブログで公開するのもあんまりひどいので
ボロケータイで撮った写真を参考に（もちろんカメラもその時は持っていませんでした）スケッチブックに描き直して彩色したのが上の２枚の絵です。

この船、クリスタル・ヨット・クラブという会社の所有ですが、何を隠そう日本郵船の関連会社。つまり世界的にも確立されたブランドのクリスタルクルーズの雰囲気を東京湾で味わってもらおうと高級感を売り物に運航されています。

だからタツノオトシゴのロゴマークもクリスタルクルーズのファンネルマークと一緒。

クリスタルクルーズ⇒クリスタルハーモニー⇒飛鳥というわけで、手軽な料金で（と言っても高いけど）飛鳥のクルーズの気分を少しでも感じられるのかなっと

ホームページはこちらです。

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で、スケッチブックは一番小さいのをバッグの中に入れておくことに決めました。

さぼってばかりいるんじゃないぞ〜、ＰＵＮＩＰさん！