先日、おっちょこちょいなわたしの早とちりで客船ぶらじる丸の復活という偽記事を書いてしまいました。
そのお詫びと言ってはなんですが、こんどは正真正銘、戦前の大阪商船の貨客船ぶら志"る丸(12755トン、1939〜1942)です。
当時日本一美しい客船と称された優美なデザインを持つ船でしたが、戦時中、海軍輸送船として太平洋を航行中、雷撃にあって沈没。
二代目のぶらじる丸は移民船として戦後建造され、引退後しばらくは鳥羽でフローティングパビリオンになっていましたが、経営難で1996年に解体されました。
そして今年12月、三代目BRASIL MARUが世界最大級の超大型鉄鉱石船として完成します。
この船は私が客船に興味を持つきっかけになった船の1つです。外装、内装とも優れた船で、本当に惜しいですね。新田丸に続いてまた自分の好きな船の絵で嬉しいです。次は浅‥‥いえ、なんでもないです。
モノクロ、いいですね。鉱石船ブラジル丸はこれとはずいぶん趣が違うでしょうね。なにかこの船の名残を残したデザインにして欲しいですね。
松本あずささん、わたしももちろん写真でしか見たことはありませんが、美しい船だったようですね。戦争を生き延びて欲しかったとつくづく思います。次は浅・・・ってもしかして・・・よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!ほんの数日お待ちください。
アントンさん、たしかに鉱石船とは雰囲気がだいぶ違いますが、この名前を付けたというMOLの思い入れの強さに敬意を表したいと思います。完成予想図とか発表になったらぜひ教えてください。
このアングルと繊細で細かなタッチとても綺麗に描けていますね^^これまで見せて頂いたPUNIPさんの絵の中では、これが一番だと思いますよ。先日の優秀賞の絵よりも、こちらの方が数段よく描けています。勿論、傑作ですのでポチ♪しますね。
黄龍さん、傑作ボタン、ありがとうございます。 この絵は有名なこの船の写真をそのまま描き写したものなので原画がいいのだと思います。オリジナルの構図で褒めてもらえるような絵が描けるようがんばります。
大阪商船のこのデザインたまりません。好きな船です。なにかの工学博士が一貫して設計していた気がするのですが、立ち読みの記憶なのが悔やまれます。
とても気品のある船体ですね(*^_^*)・・船橋なカーブ・・優美で素晴らしいです・・ポチ☆
音実さん、ありがとうございます。この船は直線とそれを繋ぐカーブの使い方が実に絶妙でして、それゆえ船舶デザインの最高傑作と言われています。絵でどのくらいそのあたりを表現できるのか自信なかったのですが、ちょっとほっとしました。
真魚さん、この船のデザインは大阪商船の造船技師で工学博士の故和辻春樹氏(1891年〜1952年)の作品のひとつです。氏の船舶のデザインに対するこだわりは相当のものがあったようで、数々の大阪商船の美しい船を作り出していました。氏の随筆集「船」もし機会があれば読んでみて下さい。
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