遥か13,200キロ離れたハワイから星の位置を観測するだけの古代からの大洋航海術(スターナビゲーション)を使って日本にやって来たハワイの双胴カヌー、ホクレア(全長19メートル、1975年建造)
22日、最終寄港地の横浜港、大黒ふ頭C4岸壁から日本郵船系のコンテナ船セッツ(パナマ船籍、13448トン)に積まれてハワイに戻っていきます。
わたしは先日、仕事の合間をみて、横浜港のぷかり桟橋に繋留中の姿をほんの短い間だけ見ることが出来ました。
実際に見てみると想像していたより大きくて堂々としたカヌーでしたが、太平洋の真ん中に浮かんでいるとおそらく木の葉のようなものなのでしょう。
海図もコンパスも無しで、ただ星や月の位置など自然現象だけを頼りに何千キロも航海して来るなんて本当に偉大だと感じました。
でも日本でも昔、沖縄つまり当時の琉球王国ではサバニと呼ばれる小さなカヌー形の漁船(いまでも沖縄で使っています)が、このスターナビゲーションを使って遠くは東南アジアまで航海していたんですよね。
改めて昔の人々の知恵と勇気に感心させられた次第です。
イラストはそのとき、携帯電話のカメラで撮った写真をもとに描いたものです。残念ながらスケッチしている余裕がなかったので…
“せっつ”で運ばれてゆくんですね。日本郵船がこの企画をバックアップしてるからでしょうね。
クルーは飛行機で帰るのかな?
アントンさん、日本郵船はこの船を廻りをコンテナで囲むなどして大事にハワイまで輸送するみたいですね。
乗組員はやはり協賛のJALで一足先に帰るそうです。
あれだけ楽しみにしていたのに昼間のホクレアは結局見れませんでした。ブレブレの写真を夜に撮影して終わってしまいました。イラストさすがですね!
ホクレア号が一層輝いて見えます!!
わっつさん、わたしもこうしてみることが出来たのはほんの十数分でした。
できれば船内見学をしたかったのに残念です。
キキさん、本当は目の前でスケッチした絵をアップしたかったのですけどねえ…
と言っても見ていただいているほうは現物を見てのスケッチなのか、写真を見て描いたのか区別はつかないと思いますが…単なる自己満足です。
少しでも見られて良かったですね^^私は、丁度長崎を離れている間の寄港で見る事が出来ませんでした。早くからいろいろ騒いでいた割にまったく見らなかったのが残念です。しかし、皆さんのリレー中継の細かな取材を通して見られたので、良かったです。PUNIPさんも無事、任務完了という事でお疲れ様でした。
結局ホクレアを見に行くことはできませんでした、残念・・・・ 天測だけでの大洋を航海なんて、逆に今の船員さんはできるのでしょうかね?そう考えると、昔はフロンティアスピリッツというか、好奇心というかものすごいものを感じます。遣唐使や大航海時代がまさに命がけだったわけですね。
それにしても来るときは大変でしたが、帰りは飛行機で船自体も輸送されるのですね。ちょっと拍子抜けですが、クルーの皆様はお疲れ様でした!と言いたいです。
黄龍さん、長崎にはいろいろな船がやってきますので、またチャンスはめぐり合うことでしょう。これからも長崎来航船の紹介をよろしくお願いしますね。
こたけさん、ハワイから日本にスターナビゲーションで航海するというのが今回のこの船の目的だったようで、船や乗組員も疲労しているので当初から帰りは船積みの予定だったようです。
でも本当にすごい航海だったようですね。
(ホクレア)6月22日、横浜でNYKのニューマルガリータエクスプレスサービスのコンテナ船(SETTU)でオンデッキ積みされ無事出航しました。大航海ホクレアでした。
たかまるさん、ホクレアも長い航海を終えてハワイに戻っていったのですね。
またいつか日本にやってきてほしいものです。
新聞によると、バイキングシップ(SEA STALLION・30米、65人乗組み、レーダー、GPS装備)が6月30日にデンマークを出航、アイルランドのダブリンに8月14日入港予定とのこと。(ホクレア)以降、元気と冒険心一杯のガイに乾杯 !
UW !
NYKによると(ホクレア)ハワイ時間7月01日の朝、コンテナ船(SETTU)から、無事に揚げ荷完了したとの事です。スターナビゲーションの古式航海に敬意を表します。
たかまるさん、ホクレアは無事故郷にたどり着いたのですね。
お疲れ様という感じです。
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