先ごろ2008年の引退を発表したクイーン・エリザベス2が完成したのと同じ1969年、当時の西ドイツの船会社、ジャーマン・アトランティック・ラインで。一隻の超モダンな客船がデビューしました。
それがこのハンブルグ(24962トン、現マキシム・ゴーリキー)です。
後部デッキへの排煙の落下を防ぐために考案された独特なデザインの煙突はその後、日本のカーフェリーのさんふらわあシリーズなどにも影響を与えた画期的なものでした。
この船、ドイツ〜アメリカ間の大西洋定期航路とクルーズ兼用で鳴り物入りで就航したものの、たった4年でソ連に売却され、マキシム・ゴーリキーとなってしまいました。
その後、1992年のソビエト崩壊とともに船籍をバハマに移し、元飛鳥ことアマデアなどでもおなじみのドイツの客船会社フェニックス・レイゼンのチャーターで長い事世界中を航海しています。
ソ連船時代からたびたび日本を訪れており、来年も3月に2年ぶりに東京、鳥羽、大阪、長崎、鹿児島を廻る予定になっています。
わたしの記憶に間違いなければ、確かこの船も今となってはごく珍しくなってしまったスチームタービン船(トパーズと同じ)で、ディーゼルに較べてかなり燃費が悪いはずなのに、よくがんばっているなあと思ってしまいます。
外見も38年前の新造当時とほとんど変わっていません。
来年の来日が楽しみです。
カッコいい船ですし、煙突の赤が素敵ですね。
そして、丁寧に描きこまれた絵に大傑作を。。。
mokoさん、わたしの好きな船のひとつで前から描いてみたいと思っていました。
来年の3月の東京来航の折はぜひ晴海埠頭に見に行ってみてください。
ただし煙突の色は赤ではなくてロシアの国旗カラーになっていますけど(笑)
私が幼稚園児の頃、父に連れられて神戸港で見た思い出があります。その当時、この船のことを私は「ハンバーグ」と呼んでいたと言ってました(笑)。
ハンブルグ号時代には見たことがありませんが学生時代に大阪の新世界の洋画2本立を売りにしている映画館で見ました。土地柄か、タバコの煙幕で覆われたスクリーンにブリタニック号に仕立てられ、処女航海に向かうハンブルグ号が映っていました。リチャードハリス主演の『ジャガーノート』です。オマーシャリフが船長役でかっこよかったことを覚えています。今思えば船内のシーンはほとんどセットだったかもしれませんね。
海がない街なのに、QM2やFreedom of the seasのほか、巨大コンテナ船がエルベ川を使って毎日行き来するハンブルグ。いってみたいですね。ああいう港町があるから、ドイツの人たちは船に親しみがあるんでしょうね。あまり本船に関係ないコメントでスミマセン。
これはNY到着時のイメージですか?
今日の晩御飯はハンバーグでした(笑)
こじ太郎さん、ハンブルグ時代にも来日したことがあるんですか?
し、知らなかった(汗)
ぜひ、お父様のコレクションからアップをお願いします!
ソ連船時代でもいいです〜
rvskyさん、わたしも劇場だったかビデオだったか忘れましたが、その映画を見ています。冒頭の荒天での航海シーンのハンブルグ(役名ブリタニック)もかっこ良かったですし、ラストの「どっちの色を切るんだ〜?」もハラハラドキドキで楽しめました。
懐かしいですね。
アントンさん、日本では川を上流まで遡っていったところにある港町ってほとんど無いですよね。ハンブルグ港行って見たいです。
ちなみにわたしの今日のお昼ご飯はリンガーハットのとくちゃんぽんでした。それがどーしたっちゅうねん!
「ハンバーグ」じゃなかった(笑)
「ハンブルグ」の記事をトラバさせて頂きますので宜しくお願いしまーす。
こじ太郎さん、トラックバックありがとうございます。
たしかに子供にとってはハンバーグは大好きなおかずのひとつ、
こじ太郎少年の気持ちはよ〜く分かります。
それにしても当時から食べ物には目が無かったようで・・・(笑)
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