先日、和歌山県の新宮港を出港して、紀伊半島沖合いで初めての研究航海である「南海トラフ地震発生帯掘削計画」を開始した、地球深部探査船の「ちきゅう」です。
その大きさは
総トン数、57087トン(飛鳥より一回り大きいサイズ)
全長、210メートル(先日来日したセブンシーズ・マリナーと同じぐらい)
全幅、38メートル(世界最大の客船、フリーダム・オブ・ザ・シーズと同じぐらい)
全高、112メートル(横浜マリンタワー、神戸ポートタワーよりやや高い)
とまあ、すごい船なんですね、これが…
右隣のタグボートでその大きさがご理解いただけると思います。
その巨大なやぐらを使用しての水深2500メートルの掘削を行い、東南海沖地震のメカニズムを解明する今回の研究航海は来年2月まで行われるそうです。
Y!ブログ仲間のmaple55usjさんの撮影した 新宮港に入港するちきゅうの素晴らしい写真の数々の中から一枚選ばせていただいて、絵に仕上げてみました。
この絵も、ほかの絵と同様に一切の定規の類は使用していません。ちょっと自慢(笑)
mapleさん、サンキューです!
この船、しばらく八戸にいたのでそのときに見ました。デリックは海から遠くはなれた場所からでも見えましたね。
自分の記事にも書いたのですが、もうちょっとブリッジ周辺をモダンなデザインにしてほしかったですね。まるで貨物船と一緒なので。
私の友人が日本郵船に勤めていて、この船に携わっています。
おー!凄い!「ちきゅう」号の絵ですね!写真より立派に見えます。
定規類を使用せずに描かれたのですか!いつも、圧倒されます。
写真を参考にして頂きありがとうございます。
そうそう、「アムステルダム」入出港、行ってきましたよ!
アントンさん、八戸では相当に目立つ船だったでしょうね。
たしかに貨物船と同じブリッジなのは興ざめですがやはり少しでもコストを削減するには仕方なかったのでしょう。
わたしはいかにも虚飾を廃した仕事場という感じがして嫌いではないです。
mapleさん、いい写真で助かりました。
いつも絶対に定規を使わないのは絵に柔らかさを出すためなのですが、今回はやぐらの部分に縦の直線が多くてちょっと苦労しました。
これだけの線を定規を使わずに描けるなんて!定規(常軌)を逸しているうまさだ!大いに自慢すべし!
お写真も絵も素敵!お二人に敬服のポチ論!です。
見るからに重量感に漲っていますね。何かの改造船ですか。若しかして昔の原子力船「むつ」を改造したのかもしれませんね。色々な仕様を見せて頂き勉強になりました。絵が見事ですね。「好きこそものの上手なれ」ですね。
つえださん、この船は昨年完成したばかりのこの地球深部探査のための専用船で改造船ではありません。
もと原子力船のむつも同じ海洋研究開発機構で調査船みらいと言う名前で活躍していますが、サイズ的にはこのちきゅうよりかなり小さいです。
真瑠美さん、ありがとうございます。
この絵はじつは自分自身でもすごく気に入っています。
いい写真に巡りあえたおかげだと思っています。
櫓の部分がやはり際だっていますね。地殻に杭を打ち込み地球の仕組みを解明しようとする「ちきゅう」の活躍は期待大です。
PUNIPさま
こんにちわ。
フリーハンドで櫓の直線的な構造を描かれたとは!すごいですね!
この「ちきゅう」号は、去年大阪に寄港したときに見るチャンスがあったのですが、残念ながら野暮用で叶わず、友達が撮ってきた写真で見ました。この船を見るたびに思うのですが、あの高い櫓を擁しながら船のバランスをとるのって難しいでしょうね。いろいろな先端技術が導入されているのでしょうけど、見るたびに不思議な気分になります。
では、失礼します。
(ちきゅう)HPによると、黒潮の速さに、苦労している様です。
HPで最新ニュースが見られます。
sunburnさん、この船は長崎で造られたのですよね。
日本の地震メカニズム解明のためにもずっとがんばって欲しいです。
鉄軌星斗さん、わたしも昨年、横浜や横須賀で一般公開のチャンスがありながら逃してしまいました。
間近でみる櫓の巨大さには圧倒されるそうです。
本当に良くバランスが取れるものだと思います。
たかまるさん、たしかに黒潮の速い流れに逆らって定点で観測するのは大変でしょうね。
でも、そういったことも計算済みで設計しているのでしょうから大丈夫でしょう。
はじめまして。
ちきゅうと富士山の写真は良かったです。
ちきゅうは船体は岡山県玉野市の三井造船で建造されました。
その後櫓は長崎の三菱重工で建造されたようです。
お気に入りに登録させていただきました。
どんぐりさん、お気に入り登録&コメントありがとうございます。
清水で「ちきゅう」を富士山をバックに間近で見ることが出来たのは感激でした。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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