久しぶりの「なつかしの日本客船」
今回はかつて日本〜グアム〜ニューギニア航路にたった一年と数ヶ月の間だけ就航し、幻のように消え去っていった貨客船トロピカル・レインボー(8841トン、1952年建造)です。
常石造船系の神原汽船が日本郵船のA型貨物船とよばれた美しいスタイルを持つ「秋田丸」を購入し、1973年に常石造船で貨客船に改造して就航させました。
船体の後半部分だけが旅客スペースに改造されたようですが、持ち前の美しさはほとんど失われていない気がします。
横浜〜グアム〜マダン〜ラエ〜ラバウル〜マダン〜グアム〜大阪〜名古屋を月一回、25日間で結ぶ戦後初めての新規開設定期旅客航路として注目されたのですが、思ったほど客足が伸びずに1年余りで航路は廃止され、海外に売却されてしまいました。
豪華とは程遠い船内でしたが、サンデッキにはプールもあり、船内には日本庭園や茶室までしつらえてあってアットホームな船旅が楽しめたようです。
こういう船、大好きです。乗ってみたかったなぁ〜
参考ブログ 「トロピカルレインボー」
ご無沙汰してます。相変わらず力作が続きますね。
また、今回みたいに、額縁(?)が付くと、さらに際立って見えます。この枠は、ほんものですか? それとも、スキャンしたあと加工?
くりぴんさん、お久しぶりです!
このマット加工風の処理はもちろん本物ではなく、スキャンしたあとで加工したものです。
普通のパソコンに付属しているお絵かきソフトで簡単に出来ますよ。
こんな浪漫溢れる絵が 港付近の喫茶店やターミナルにあったらさぞ、素敵でしょうね〜♪ 個展をなさったらいいのになぁ〜って思います。Pochi ☆
その昔、清水港で10分程、メイインデッキまわりを見せてもらいました。懐かしい船名ですね。
額に入れた客船のスケッチ素敵ですね。
額の色をあわせるが難しく、それによって
絵もグットよくなったり
悪くなったりしますからね。
とんとんさん、個展なんてまだ開けるレベルではとても無いですが、そのうちどこかに展示することができればいいなと考えています。
たかまるさん、名古屋港だけではなく、清水港にも立ち寄ったのですか?それにしてもこの船の中を見られたなんてうらやましいですね。
mintaさん、バックの色は適当に選びました。実際に貼ったわけではなくパソコン上での合成ですのでいくらでも好きな色に変えられます。
楽しいですよ。
「トロピカルレインボー」を素敵な絵にしていただきありがとうございます。
歴史の中からほとんど消えかかっている、我がレインボーもこのような形で残されていくことに感動します。
goriさん、はじめまして、もしかしたら「トロピカル・レインボー」の関係者の方でしょうか?
大丈夫です。またこの船の絵を描いてこの船のことを後世に少しでも伝えていければと思っています。
私のブログで仲間に紹介しました。不都合あればご連絡ください。
goriさん、ご紹介いただきありがとうございます。まったく不都合なんてありません。これからもいろいろとトロピカル・レインボーのことを教えてくださいね!
40年前に乗りました。なつかしい〜〜
老山人さん、コメントありがとうございます。
ほんの短い就航期間だっただけに乗船された方は数少ないはずですので運のいい方なのかもしれません。
いつまでもこの船のことは思い出の中に残しておいてください。
待ってました! 赤城丸を先頭に1951年10月〜1954年6月までに建造され11隻あったAクラス型貨物背船の第一グループに所属していた秋田丸。仲間には浅間丸や熱田丸を名乗るのもありました。秋田丸は1972年11月に売却されトロピカルレインボーとなったようです。また赤城丸が戦後初めて日本国旗を掲げることが許されNY航路に配船されましたが、この航路には船客を運ぶ船が無かったため、赤城丸だけが12名の船客を乗せる設備が有りました。当時、私はパンフレットを熟読して乗りたいと計画を立てていましたが、その勇士も見逃してしまいました。
大変残念なことをしたと後悔しきり。パンフレットどこかにあるかなあーー。Punipさんありがとうございました。ジェームス
ジェームスさんいとっても思い入れの深い船だったのですね。
こうした小さな貨客船の船旅・・・もうなかなか味わうことの出来ない時代になってしまいました。残念です。
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