いよいよ3月19日の朝6時、大阪港天保山埠頭に英国客船クイーン・エリザベス2(がその49年の生涯でおそらく最後であろう日本寄港を果します。
1975年の初来日以来すっかり日本の港でお馴染みになっていた日本一有名で世界一美しい客船の航海する姿はもう二度と見ることは出来ません。
わたしも大阪で、この目に焼き付けるべく、計画していたのですが、ちょうどその日、一人息子の九年間に渡る義務教育の終了の祝いである、中学校の卒業式に参加するために断念しました。
それにしても、この類い稀な世紀の名客船と卒業式、どちらをとるかは本当に迷いました。
その原因は昨年の最後の横浜来航の際に遊覧船上から見た、出港する船体が雲間からまるでスポットライトを浴びたように神々しく輝いた瞬間を目撃したからなのでしょう。
初めて、横浜で彼女を見たときももちろん感動したことを覚えていますが、この時の感激ほどではなかった気がします。
わたしの中で「たくさんの客船のうちの一隻」が「特別な客船」に変化した瞬間でした。
あの思い出が無ければ、そう悩むことも無く大阪行きを諦めましたし、もしかしたらもともとそんな大阪まで見に行こうなどと言う計画は立てていなかったかも知れません。
関西の皆さんが撮影された彼女の日本での最後の艶姿を楽しみにしています。
イラストは昨年、撮影した写真をもとにその時の光景を思い出しながら、彼女の姿を描いたものです。
残念ながらわたしの筆ではその神々しい姿をほんの少しも描き出すことが出来ませんでした。
こんばんは。QE2日本最終入港いよいよ明日に迫りました。
大阪遠征に行きたかったんですが断念せざるをえません。
天候は下り坂のようです。涙雨になりそうです。
ご子息様のご卒業おめでとうございます。
QE2よ!お疲れ様!彼女もまた由緒ある保存船になると解釈して、それを歓迎しようと想います。。。
#にわか客船ファンの私は一度も見ることはできませんでした(嗚呼
mokoさん、ありがとうございます。
今になって考えれば卒業式を選択して良かったと考えています。
皆さんの記事を楽しみにしたいと思います。
いちろうさん、マキシム・ゴーリキー入港は天気が良くてよかったですね。QE2は無理ですか?平日だと勤め人は難しいですよね。
mapleさん、思いっきり期待してお待ちしております。
でも天気はちょっと下り坂かな?
アントンさんもあの時、大桟橋で見ていたのですよね。
本当に鳥肌が立ったのを覚えています。もうあんな経験は二度とないでしょうね。
まつさんは行けないのですね。たしか、前回、前々回はご覧になっているのである程度満足かもしれませんね。
一緒にこのすけさんやmapleさんの記事を楽しみましょう!
ゆうさん、来年のQM2は見ることが出来るといいですね。大黒ふ頭はちょっと遠いですが…
このすけさん、入港はたしかに真っ暗かもしれませんね。
でも接岸中の麗姿はキャプテンラインから十分に撮れると思いますよ。
楽しみにしています。
らつ子さん、ありがとうございます。
香港での彼女の姿も格別のものがあったでしょうね。
いつかドバイまでに見に行かれてください。
カワイさん、たしかに色、プロポーション、全てが現役客船中一番美しい船だと思います。
大きさ的には超メガシップ全盛の時代、どちらかと言うとコンパクトな客船になってしまいましたが…
でも、横浜港ではあたりを圧倒する荘厳な雰囲気を漂わせていましたよね。
残念です。
クジラさん、ありがとうございます。
クジラさんも遠征断念ですか…なかなかこの時期は難しいですよね。
わたしは息子の卒業式をQE2に注ぐ気持ち以上にしっかりと目に焼き付けてこようと思っています。
fismajarさん、たしかに別れは寂しいですが、保存されるだけでも喜ばしいことと祝ってあげたいと思います。
哀れな末路を歩んでいった名客船をたくさん知っているだけに…
PUNIPさま
こんばんわ。
2月はちょっと某国へ行ってたり、3月は体調を崩して寝込んでしまい、おまけに家人が緊急入院と、ちょっと大変だったのでなかなか書き込みができませんでした。ご無礼をお許し下さい。
まずはご子息様のご卒業おめでとうございます!
中学校の卒業式と聞いて、今も付き合いのある悪友達と、お互いに涙涙だった自分のときを思い出しました。あの頃は熱かったなぁ・・・。
さて、ちょっと無理しましたが、QE2最後の大阪入港を見届けてまいりました。
厚い雲に覆われたあいにくの天気ながら、何とか写真を撮れる明るさがあったのは幸いでした。中央突堤前通過時に汽笛を何発か鳴らしながら天保山にアプローチしてきました。最初からちょっと感動・・・。天保山岸壁付近も渡船も早朝からカメラを持ったみなさんでいっぱいで、改めてQE2の人気ぶりを目の当たりにしました。
後編に続く・・・
前編より・・・
一旦帰宅して、午後から再び出動。最後のお見送りに行きました。
一応カメラ機材はフル装備で参りましたが、午後から夕方の出航までは、あくまでも“お見送り”ということで、撮影よりも見届けることをメインに行ってきました。
夕方は強風のため渡船が運休しており、みなさん岸壁付近や対岸で撮影しておられましたが、その数、出航時間が近くなるにつれて多くなり、出航時にはマーケットプレイス横から海遊館西側の岸壁まで、かなりの人々が集まってました。
そして最後のとき。ついに厚い雲が泣き出した涙雨の大阪港。もう暗くなってしまった大阪港から、不夜城の如く輝くQE2が、汽笛を鳴らしながらゆっくりと離れていきました。
全盛期のオーシャンライナーを思わせるカラーリングや美しいデザインの船体など、本当に美しい船でしたね。引退は残念ですが、大好きな船の最後の日本寄港を地元大阪でお見送りすることができて、悲しいけれど良かったと思います。
最後に、ドバイで大切にされますよう、QE2の余生が幸せなものであるよう願ってます。
では、失礼します。
お子さんのご卒業式、おめでとうございます〜♪♪
悩める選択でしたね!!
我が家の船の追っ掛けは、飛鳥に始まり、QE2との出会いで決定的となりました!!
あの美しく気高い客船に出会えて幸せでした♪♪
華麗なQE2にポチです〜!!
鉄軌星斗さん、ご無礼なんてとんでもない!いつもコメントをいただき、本当にありがとうございます。
今回は特に臨場感溢れるQE2入出港の詳しい報告を十分楽しませていただきました。
悪天候の中、本当にお疲れ様でした。
これだけ最後まで日本のたくさんのファンの皆様に見送ってもらえるなんて本当に幸せな船なのだと思います。
キキさんは残念ながら大阪には行けなかったのですね。
でもご主人の撮られた素敵な写真で十分行った気分になれたと思います。
こんどは来年のクイーン・メリー2を楽しみに待っていましょうね。
ポチありがとうございました。
QE2の進水式の様子です。
http://jp.youtube.com/watch?v=48Y-rEcHu3c
黄龍さん、貴重な映像をご紹介いただき、ありがとうございました。youtubeは本当に映像の宝庫ですね。見だすときりがありません。
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