1991年、日本郵船が約50年ぶりに建造した客船、「飛鳥」(28717トン)
当時日本最大のクルーズ客船として一時代を築いた船でした。
現在は「飛鳥」の就航に伴い、海外に売却されドイツのフェニックス・レイゼンの手によって「アマデア」という船名で世界各地をクルーズしています。
実はこのわたし、「アマデア」のイラストは何度か描いたことがあり、「飛鳥」の絵に至ってはおそらく20枚近くは描いていると思うのですが、実はこの「飛鳥」の絵はほとんど描いたことがありません。
おそらくこのブログで公開するのは初めてだと思います。
わたしが15年前にワンナイトクルーズで乗船したことがある唯一の本格的クルーズ客船という思い出の船であるにかかわらずです。
正直言って船首があまりにも短くて大きく、頭でっかちに見えてしまって、著しくデザイン的に他船に較べて見劣りすると思っていたことがこの船を描く気がしなかった大きな理由だと思います。
乗ったクルーズがさほど楽しいものでは無かった(ワンナイトでは仕方ないのかも知れません。期待も大きすぎたのだと思います)のも潜在的な原因のひとつかも知れません。
ところが今回、ある人の依頼で描いてみたのですが、じっくり資料となる写真を見ながら描いていくとなかなかどうしていいデザインをしていることに気が付きました。
「飛鳥」=「かっこ悪い客船」という長年持ち続けていた先入観をやっと打ち破ることが出来ました。
またこの姿で実物を見てみたいなぁ
懐かしき先代飛鳥に一番乗りです!
いつもながらの達者な描きぶりにポチ論!を乗船させてくださいね。
私も外見がビルのような感じなので絵を描くには気が進みませんでした。
でも、先入観を打破されてよかった!です。
私も飛鳥は一度だけの経験、竿灯ねぶた祭りでした。
にっぽん丸のきめ細かさ、食事の内容に慣らされていて
二度目のチャンスを得ようとしませんでした。
飛鳥の姿をこの目で見ることは結局ありませんでしたが、絵で見ると軽快な印象を受けます。
らつ子さんも一度だけの乗船経験だったのですか!
それだけ「にっぽん丸」の食事とサービスが素晴らしかったのでしょうね。
SUNBURNさん、地元生まれの船なのにご覧になったことが無いとは残念ですね。
アマデアで今度来日した際は生まれ故郷に立ち寄ってもらいたいですね。
大型客船について殆ど知識が無いので恥ずかしいのですが、日本にも次第に大型客船が増えて来ているのでしょうか。私の実兄が確か「飛鳥」に乗って2,3日のクルーズを楽しみ、お土産に「ASUKA CRUISE」と記されたベルトをくれました。まだ愛用しています。
私が東北の地で最初に見た本格的クルーズ客船がこれでした。「うわーでっけえ!」といいながら見ていましたね。ただ、船尾を後から見上げると作業用の蛍光灯がたくさん見えちゃってちょっと興ざめしたのを覚えています。AMADEAカラーもいいですが、やはり紫のラインは良かったですね。
うるうるうる・・・。お船への愛を感じます〜〜(T@T*)ノ pochi
つえださん、「大型客船」というのをどこで線引きするかよく判りませんが、「次第に増えている」かというと以前に比べどちらかと言うと減っています。最大6隻の日本船籍の外航クルーズ客船が存在していた時期がありましたが、現在は4隻で、新造する予定も外国から購入する予定もありません。
それにしても「ASUKA CRUISE」のベルト、いいですね〜
アントンさんも思い出の船なのですね。
この船に愛着を持っている人はずいぶんいると思います。
なんといっても15年間も日の丸クルーズ船隊のフラッグシップとして活躍してきた船なのですからね。
とんとんしゃん、ありがとうございます。
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