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クリッパー船内見学 パブリックスペース編

「クリッパー・パシフィック」の船内見学、だらだらと続きますが、2回目は公室つまりパブリックスペース編でございます。

まずは本船の主な公室が集まっている、6Fレストランデッキからご紹介しましょう。

最初はこの船の一番前方に位置するメインラウンジである「マイフェアレディ・ラウンジ」。

「トパーズ」の「ウインジャマールラウンジ」と同じような存在ですが、トパちゃんに較べ24メートルの船幅目一杯使っているのでだいぶ広々とした感じがします。

今回はここでソフトドリンク(一杯100円)を飲むことが出来ました。


メインラウンジの後方、船のほぼ中央に位置する、これまた広々とした「セブンシーズレストラン」。

「トパーズ」のように低いデッキではないので窓面積も広く、明るい感じがします。

中央部分はピースボートのリピーター船客の方々の同窓会のようなスペースになっており、今回はかなりの数の歴代ピースボートの乗客の方たちが船内見学に来ていたようで、いろいろなところで「トパーズと較べて・・・」と言う声が聞かれました。

このブログの記事もどうやらそんな感じになってしまっています。


レストランから後部ラウンジにつながる、左舷のみで、ほんの30メートルほどの「ベランダ」という名前の展望通路、もとはカジノだった場所で、内側にはピースボートセンターや、すごくしょぼい売店や、ドリンクコーナーがあります。

またまたトパちゃんと比較してしまって申し訳ないのですが、彼女の両舷に存在した、向こう側がかすんで見えないほどの長さで続いていたプロムナードが大好きだったのでだいぶがっかり。

これだったら昨今の国内航路のフェリーの展望通路のほうがよっぽど立派な気がします。


ベランダを通りぬけると、後部ラウンジである、「サウスパシフィック・ラウンジ」の手前に展望浴場の入り口があります。

「女湯」の暖簾が、かつてヨーロッパの社交界の縮図のようであった高級ラウンジの入り口に並んで掛けられているシーンは本格外航客船ファンなら目を背けたくなるような光景でしょうが、わたしは結構こういうお気楽なミスマッチ感覚が結構好みです。

どうやら、浴場はひとつしかないので一日おきに「男湯」と「女湯」と変えて入るようです。

料金は一回(一日?)700円というスーパー銭湯並みの値段なのですが、料金の徴収方法は不明です。
番台は・・・・・見当たりませんでした(当たり前)

それにしても、堂々と「女湯」って書いてあると男ってどうしても入るのをためらってしまうのですよね。


ためらいながらも覗いてしまった展望浴場の内部。もちろん誰も入っていません。

浴槽はごく一般的な長距離カーフェリーのサイズでサウナはありません。


後部ラウンジの「サウスパシフィック・ラウンジ」

「トパーズ」の「ブロードウェイショーラウンジ」ほど船尾ギリギリにあるわけではないので、それほど眺めは良くありません。


レストランデッキから一階上に上がって、最後部、つまり「サウスパシフィック・ラウンジ」の真上にあたる「パノラマラウンジ」だいぶカジュアルな感じで眺めも良く、図書室も兼ねています。


パノラマラウンジの一角に設けられていた「茶室」

8畳間ほどの広さで、床の間がありちゃんと茶の湯が点てられます。

展望浴場と同様に「ほかの世界一周の日本船はあるのに・・・」という要望に応えたものなのでしょう。

たしかにずっと狭いベッドで寝起きしていると日本人ならやっぱり畳の部屋で足を伸ばしたくなる時があるのでしょうね。

それにしてもお風呂も日本間もマルタの造船所でどうやら作ったみたい。わたしはこうした日本人向けの設備は日本に到着してから突貫工事で設置するのだとばかり思っていました。


パノラマデッキの前方にあるナイトクラブ「ミッドナイトサン」。

トパちゃんの「スポーツバー」と同じような性格を持つ公室なのでしょう。

「ミッドナイトサン」「マイフェアレディラウンジ」など、こうした公室の名前のほとんどを「ソング・オブ・ノルウェー」として建造されたときに付けられた名前をそのまま使っているのが嬉しいですね。


「カードルーム」と言う名前の「雀荘」。

これもいかにも日本人向けに作ったような施設です。


公室ではありませんが、通路を通っていくと妙なところに丸窓を発見!なんとプールの内部が覗けるようになっています。

面白い設備ですが、わたしの最近メタボ気味の体型では泳ぐのをためらってしまいそうです(笑)

yu

こんなに日本人仕様に改装されてるんですね? 大もとは隣に停泊していたカリビアンの所属だったような話ですが
HPでみたらスタンダードな客室で270万円だそうで やはり〜安くは無い船旅ですよね・・・(^_^;)

yu

もひとつ ついでに他のクルーズ船を見つけたら なんと22万トンの新客船が来年就航なんだそうで 船の中央に中庭みたなイメージ画像があり まるでどこかの再開発ビルの街の中庭みたいでした(゜o゜)

神戸のまつ

PUNIPさん、この船には日本人以外乗船しないのでしょうか。風呂、茶室、雀荘等々全く日本人仕様ですね。日本人には落ち着けるからいいのかも知れませんが・・・。いろいろと細かいところまで紹介いただきありがとうございます。 神戸のまつ

ゆうさん、ま、たしかにピースボートの場合、一人140万円からとなっていますがかなり狭い4人部屋で相室の場合であって、スタンダードだとそのくらいの値段になりますね。
でも日本船の世界一周に較べればだいぶ安いです。
あと、22万トンってラプソディと同じRCIのジェネシス計画のことですね。なんだかとても船とは思えませんね。もっと船旅の原点に戻って欲しい気がします。

まつさん、いちおうピースボートは海外にもアナウンスしているようですが、他の日本船と同様に乗客のほとんどが日本人のようです。

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