昨日の日本丸パークアートフリマにはこのブログを見て、たくさんの方々に来ていただきました。
そんな中、いくつかの船のイラストのリクエストをいただきましたので、これから少しづつ描いて公開して行きたいと思います。
まず、最初はこの船、海洋研究開発機構JAMSTECの調査船「みらい」(8687トン、1974年建造)
横須賀のキートンさんからのリクエストです。
みなさん、ご存知とは思いますが、前身は日本最初でおそらく最後の原子力実験船、「むつ」で、原子力船としての役目を終えた後に大改造、機関をディーゼルに換装されて、1996年にこの姿に生まれ変わりました。
完成当時、夢の「未来」の船としてもてはやされたイメージは今でも船名に受け継がれ、そのころの操舵室や原子炉制御室、それにパープルグレイの船体カラーは当時の船名にもなった母港、青森県のむつ市にあるむつ科学技術館で見ることが出来ます。
当時子どもだったわたしも、煙突の無いその超近代的なスタイルに「かっこいいなぁ〜」と見惚れたものでした。
それから長い歳月は流れたものの、現在でもこの船はこうして世界中の海で観測研究に大活躍しているのは実に嬉しいこと。
大改造はされてしまいましたが、建造当時の面影もブリッジ下部の船室部分や、船首まわりで十分に偲ぶことが可能で、現在の船では見られないクラシカルな味わいを色濃く残しています。
まだまだ、ずっとずっと現役でいて欲しいものですね。
原子力船としてデビューしただけに 歓迎が少なかったかもしれないけれど こうして生まれ変わったのであれば どうぞ名前のように未来に向けて キラキラとした波飛沫をたて続けられますように(*^@^人
私は、182みらいが大好きです^^
とんとんしゃん、「みらい」っていい名前ですよね。日本の未来が明るく輝くものであって欲しいですね。
その一役を担うのがこの船なんです。
黄龍さん、架空のイージス艦ですか?いいですね〜
リクエストにお答えいただき、ありがとうございました。すばらしく描いて頂きました!
ポストカードやポスターにして飾っておきたい気分です。
「むつ」から「みらい」への大改造、船体を真っ二つにして、東京と下関まで回航して改造工事を行い、また東京で結合したんですよね。ほとんど新造と言っていいほどの大改造でした。といいつつ、そこそこ昔の名残はあるんですけどね。
「みらい」の名に恥じないように、日々、世界中の海を観測しています。
8/10(日)に母校であるむつ市で、「みらい」とむつ研究所の一般公開が開催されます。お近くの人は、ぜひご参加ください。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20080710/index.html
最後に、「海洋研究開発機構」で研究と開発が逆です。間違い探しのようですけど。
TBします。
キートンさん、暑い中、ご来場&お買い上げ、本当にありがとうございました。
この船は以前から描いてみたいと思っていただけに機会を作っていただき嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
あ、名前の間違い、ごめんなさい、さっそく訂正しました。
虎巨人さん、トラックバックありがとうございます。
わたしもこの日、見に行きたかったのですが仕事の都合で断念しました。
本当に美しいデザインの船だと思います。
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