5日も開いてしまいましたが、大阪&神戸ミニ旅行「サン・プリンセス」大阪初入港の記事の続きでございます。
天保山に着岸してしまうとこうした大きな客船だと見る場所が近すぎて船全体の様子を把握することが出来ません。そのためにと言うわけでもないのでしょうが、この埠頭のある安治川には船を真正面から真横にわたってみることの出来る、まことにもって客船ウオッチングに都合のいい「天保山渡船」というものが存在します。
さぁてそれではこの大阪名物、ハリセン…じゃなかった「渡船」に乗船してみましょう。
この渡船とは水の都 大阪市が運営する道路の代わりとして存在する水上交通機関で、いってみれば公共の動く橋のようなものなので乗船料は一切無料です。
古くは江戸時代以前から存在し、最盛期である戦前には市内31箇所の渡船場があり、大小(手漕ぎから汽船まで)70隻近くが運行されていたとのこと。その後、橋の開通などによって減り続け、現在では8箇所の渡船場で計十数隻の渡船が就航しているようです。
この渡船には大阪港に大型外航クルーズ客船が来たときの便利な撮影手段として乗船される方も多いでしょうが、人が客として乗れる船なら何でも大好きなPUNIPとしては、関東にはほとんど無いこの可愛らしい小さな客船に乗ること自体が大きな楽しみでした。ウキウキ♪
さてその前に、少し時間があったので夜行バスで疲れた体に鞭打って大阪一、いや日本一の霊峰「天保山」登山に挑戦です。
ふもとの岸壁沿いの歩道から険しい山道を登り続けること数十秒。やっとの思いで山頂に到着しました。
これがその証拠の山頂、標高4.53メートルの三角点の写真です。
ちなみに今回同行したこのすけさんをはじめ関西の船ファンの皆さん、いつもこの山の麓は通るのに一度も登頂したことは無かったとのこと。みんな、わたしの勇気と根性に賞賛の声を上げてくれました♪
え?・・・看板に「日本一低い山」って書いてあるって?
あ、そういう細かいことはいちいち気にしないように!
天保山山頂近くから見た渡船場の全景。なかなか趣のある景色なのでさっそくスケッチ。
そのうち仕上げて公開します。
自転車を押して乗る大阪のおばちゃんたちと一緒にいざ乗船。上に見えるのは自動車専用の天保山大橋で、人が渡ることが出来ないのでどうしてもこの渡船が必要なのです。
船は「海桜」(18トン、1992年建造)。薄いブルーの船体がお洒落。
渡船場から見た「サン・プリンセス」
画面右手の対岸がこれから向う桜島渡船場、左手のなんだか塔みたいのが建っているあたりがが天保山の山頂です。
ごったがえす船内の様子。ざっと見たところ、3割が客船ウオッチャー、7割が地域住民といったところでしょうか・・・自転車も数多く見受けられます。
うぉぉぉぉぉ、大阪に来たらぜひ見たかった関西のみなさんのブログやホームページでおなじみ観覧車をバックの客船だぁぁぁぁ もちろん船は「サン・プリンセス」
とうちゃん、おれは今、猛烈に感動している(って古すぎ!)
時間が無いので、桜島で下船せず、そのままとんぼ返りで天保山に戻ります。
まったくな〜にやってんだか・・・
天保山に無事到着、5分ほどの短い船旅は終了です。
ご覧の通り、船内には座るところは全くありません。
ま、基本的にはこの船は大阪市の「市道」であり、乗客は「通行人」なわけですから当然といえば当然なのでしょう。
こういった割り切りと生活感たっぷりな雰囲気がとっても気に入りました。こんど大阪にゆっくり滞在する機会があれば8つの渡船全てを乗りつくしてみたいものです。
ちなみにこの大阪港で客船を撮影するのはこの渡船のほかに、近くのテーマパーク「ユニバーサルスタジオ(USJ)」と天保山埠頭の西端を結ぶキャプテンラインや以前にわたしも乗船した大阪港遊覧船の「サンタマリア」 に乗船する方法もあります。
どちらもこの渡船と違って船尾方向から停泊している客船を狙うことが出来ますので、ぜひ乗ってみてください。ただし、どちらもけっこういい乗船料がかかります。
次回の大阪&神戸ミニ旅行の記事は「大阪〜神戸間で見つけた客船、フェリーたち」です。
いやぁ〜、早朝からの登山は疲れましたねぇ〜。僕なんかハァハァ息切らせてましたから、、、(笑)
渡船の写真って普段撮影したりしないので、こうやって改めて見てみると風情があっていいですね。
山頂から描いたイラストの完成楽しみにしていますぅ♪
天保山渡船を経験されたんですね。
客船を観にきた時は必ず乗っています。無料ですしね^^。
ただ、撮影アングルがいつも同じなのがたまにキズですが。
おはようございます。
大阪天保山の渡船は生活道路の一部だったんですね。
知りませんでした。
夜行バスでの大阪入り、その後での霊峰への登山挑戦・・素晴らしい
勇気を称えて・・ポチ(^o^)/☆
渡船・・飽きないんですよね〜^m^
このすけさん、あさっぱらからエベレスト並みの登山につき合わせてしまって申し訳ありません。
登山証明書(10円)を買うのをすっかり忘れてしまいました(笑)
いちろうさん、関東から来た人間にとっては新鮮なアングルも地元の方にはいつも同じ、マンネリな構図なのでしょうね。
横浜の山下公園から見る客船の構図もいつも同じです(笑)
kujiraさん、そうなんです。地元住人の足として活躍しているわけですね。
人件費とか燃料代とか、無料で大丈夫なのかと思ってしまいますが・・・
音実さん、こういう小さい客船はかつて瀬戸内海の島々ではずいぶんと活躍していたのではないでしょうか?
なんとものどかで微笑ましいです。
サンプリンセス香港へ来ました〜♪
焼き豚になる覚悟で 撮影してきたっち〜〜〜(T@T)r
とんとんしゃん、「サン・プリンセス」の記事アップ、楽しみにしています。
天保山に登ったことがありません
さらに山頂の具体的位置もわかりません
・・今度「音戸の瀬戸」のちびっこ・渡船に乗船&レポ、せんとあきませんなあ・・(笑)
やいまさん、天保山渡船場の手前の塔が建っている公園のすみっこに山頂がひっそりとあります。
よく探さないと判りにくいかも知れません。
今度はぜひご登頂を!
音実さん、音戸の瀬戸の渡船レポ、よろしくお願いします。
は、はいっ♪
頑張りますです〜〜(^^)v
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