午前8時35分「かめりあ丸」は東京港を出港して3つ目の島である新島黒根港に到着しました。
以前 横浜港大桟橋で「ぱしふぃっくびいなす」のとなりに接岸している「かめりあ丸」の姿を見たときは本当に小さく見えたものですが、こうして島の桟橋に泊まっていると実に大きく立派に見えます。
わたしを下ろした「かめりあ丸」は次の港、式根島に向けて出港していきました。あと何人乗っているのだろうでしょうか?
すぐそこに見えている式根島まではほんの数キロ、昔は新島と陸続きだったそうです。
「かめりあ丸」の去った新島黒根港。右に見える女性(?)の石像は世界でもこの新島とイタリアのリパリ島でしか採れないと言われている抗火石(コーガ石)で出来ています。
「かめりあ丸」を見送ったわたしは港から5分ほど歩いたところの岬の突端の某施設に向います。画面左手のパルテノン神殿風の建物がそうですが、決して怪しげな新興宗教の教団施設などではありません・・・たぶん。
奥に見える島は式根島。接岸中の「かめりあ丸」らしき白い船が見えます。
その施設に到着しました。
抗火石に彫られた文字を見てお分かりの通りの展望天然温泉です。神殿も更衣室も抗火石で出来ています。
温泉に浸かりながら眺める伊豆の島々の絶景、しかも無料・・・楽しみ♪
ちなみにここは混浴ですが、水着着用とのこと。
ところが更衣室の入り口にはこんな悲しい知らせの札が・・・OH!MY GOD!
新島にはここの温泉に入るのを一番楽しみにしてきたのに・・・18時30分は予定では下田にとっくに着いている時間・・・トホホでございます。
このあとスゴスゴと新島の町に引き揚げたのですが、島を離れる直前にこの温泉施設からあと5分ぐらい先に歩いたところに有料ですが別の温泉施設が存在することが判りました。ここほど眺めは良くないもののちゃんと露天風呂もあるそうです・・・さらにがっかり・・・
あまりに悔しいので神殿に登って眺望の写真だけ撮ってきました。
足元の温泉浴槽は無情にも底が見えております・・・シクシク
それにしても眺めは抜群!さらに悔しさがつのります。
新島村の市街地に戻ってきました。メインストリートにはいたる所に抗火石で出来たオブジェというか石像というかが飾ってあります。
柔らかな軽い石のため加工が実に簡単。そのわりに耐火・耐震性に優れるため島内の建物にも多く使われています。
しっかし、11月の平日だと観光客らしき姿は全く見られません。もしかしたらこの時点で本土からの観光客はわたしひとりかも知れません。
時間があればレンタサイクルでも借りて島の反対側のサーフィンの名所、羽伏浦に行ってみたかったのですが今回はあきらめました。
なんだかジブリの映画に出てきそう
公衆トイレも抗火石。もちろん中は普通のトイレです。
港近くの夕日の名所、夕日の丘。向こうに見える島は無人島の地内島。このすぐ近くから式根島行きの連絡船が一日3往復しています。
次回はこの連絡船「にしき2」での式根島までのちいさな船旅をお送りします。
こんばんは〜♪? いつの間にか旅に出ていらっしゃったのですね〜(^@^*
かめりあ丸 船尾がまぁるくて可愛いですね♪
パルテノン宮殿風呂は 誠に残念でおじゃりましたね〜〜(T@T)r
それはないよ・・・という感じが・・・
ジブリ風の石も良かったです。
船を乗り継いで巡っているのですね!!
風景の1つとしても湯の浜露天温泉も素敵ですが、できるなら入ってみたかったですよね〜!!
実は、来年1月に新島に行く予定なんです〜!!
でも、船酔い派の私は飛行機ですけど(^^;
とんとんしゃん、夜行日帰りなので旅というほどのものでもないのですが、ま、なかなか充実したショートトリップでした。
キキさんも新島に行くのですか?海が穏やかならぜひ式根島&神津島に足を伸ばすことをお勧めです。
素晴らしい景色が待っています。
ものすごい立地の温泉です。絶景ですが、まわりからも丸見えですね(笑 顔いっぱいのジブリオブジェ。島という条件なのか、なんだか怖い・・・(汗
こたけさん、ご安心ください。ここは水着着用です。
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