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伊豆の島々 3隻乗り継ぎ航海記   新島から式根島へ


トホホな一件もあった数時間の新島滞在も終わり、すぐとなりの小さな島、式根島に渡る連絡船に乗り込むことにします。

この看板からするとたいそう立派な連絡船が現れそうな予感♪


新島漁港の敷地の片隅に、「連絡船にしき2待合所」と描かれた建物というかコンテナハウスを発見!

おお!あれが目指す式根島行きの船客ターミナルビルではないでしょうか?

中では漁師のおっさんらしき人と係りの人が四方山話の真っ最中

「すみませ〜ん、式根島行き、おとな一枚!」

「今日は式根泊まりかね?」(島の人ではないのがすでにバレバレ)

「いや〜、あぜりあ丸で神津島経由で下田に行くんですけどね・・・」

「だったらもう少し待っていればあぜ丸もこの島に寄るからそれに乗ればいいのに・・・」

「そ、そうなんですけど・・・式根島もぶらぶら歩いてみたいもので・・・」

「・・・?」

この話をあとで「あぜりあ丸」のパーサーにしたら大笑いされて「また東京から一人、変な船好きがやってきたなって思われているに違いない」と言われました。

ま、確かに・・・(汗)


漁港でしばらく待っているとやってきました新島村営連絡船「にしき2」(59トン)

うわ!ちっちゃ!

なかなかスタイリッシュな船ですがもうすぐ引退、来年は新造船「にしき3」が就航するようです。


20人ぐらい乗船しましたが、どうみてもみなさん地元の方たち。バスに乗るような雰囲気なのでしょうね。

ちなみに料金は片道420円。神新汽船や東海汽船の貨客船だと310円です。


オープンデッキから船首方向を見たところ。ここで写真を撮りながら航海を楽しもうと思っていたら船員さんに「ずぶぬれになるから船室に入っていたほうがいいよ」と言われスゴスゴと船室に退散。

船内には前方に50名ほどの椅子席、後方に15畳ほどのカーペット席がありましたが、島の皆さんは椅子席に大人しく座っています。当然のことながら船内をカメラを持ってウロチョロしているのはわたしだけ・・・おのぼりさん丸出し!


いよいよ新島ともお別れ、防波堤を出た途端にこの小さな船は木の葉のごとく揺れだしました。カメラの水平が取れません(泣)

式根島までたった10分の航海ですが、船酔いのおそれのある方は乗らないほうが無難です。

たしかにオープンデッキでは危ないかも・・・


でもあっという間に式根島に到着。わたしにとっておよそ6年ぶりの式根島上陸です。


純白の大地ですが、南極大陸でもエーゲ海でもありません。式根島から見た新島最南部の風景です。

この光景の所在地が品川ナンバーのクルマが走る東京都とはとても信じられませんよね。

さらにこの反対側にはもっと真っ白で広大な、この世のものとは思えないような絶景の「白ママ断層」というあるのですが、漁船をチャーターでもしない限りは普通は見ることが出来ないそうです。

見てみたいなぁ


式根島野伏港に停泊中の「にしき2」

「にしき」の意味は「錦」ではなく、新島の「に」と式根島の「しき」を組み合わせたもの・・・それだけこの2つの島はつながりが深いんですね。

この航路は通常は1日3往復、式根島島民の高校生が新島高校に通う足にもなっているとのこと。

いや〜離島航路ですね〜


野伏港の最奥部から見た美しい風景。向こうに新島、鵜渡根島、利島、地内島と伊豆の島々が見わたせます。

荒涼として外国のようなすぐとなりの新島に較べて、入り組んだ海岸線を持つこの島は日本的な美しい景色を演出していて対照的です。


6年前、東海汽船のジェット船「セブンアイランド夢」でこの島に家族でやってきてスノーケリングや海水浴を楽しんだシェル型の美しい入り江に行ってみました。

今は誰一人いません。

次回はいよいよ神新汽船の「あぜりあ丸」に乗船、神津島に向います。

東京グランドキャニオン(ネーミング by あぜりあ丸パーサー)こと多幸湾の絶景をお楽しみに

mari

きれぃなとこだなぁぁ♪ 式根島とかてどの辺にぁるのかなぁぁ?チョと調べてみるですょ(≧∀≦;)
にしきの名前の付け方ゎぉもしろぃなぁぁ☆
国立駅みたぃですょ☆
ポチィィ(≧∀≦)/

駒ヶ林

白い海岸線は、日本的じゃないです
真夏はにぎわう島も、この時期はさすがに観光客はいないですね

駒さん。この新島の景色ははじめてみたときは驚きました。
11月の平日に観光客は全くいませんでした。当然ですが・・・

マリちゃん、どの島もとってもきれいですよぉ
「にしき」ってネーミングはたしかに「国立」みたいですね(笑)
はじめて「国立」のネーミングの由来を知ったときは思わずイスから落ちそうになりました(笑)
さすがに「こくりつ」だとは最初から思っていませんでしたが・・・

こたけ

かっこいいブリッジの形ですが、確かに外洋?を行くには小さいですよね。本当、こんなきれいなところが東京とは信じられません。幻の絶景は地元民でしか見れないお宝の場所なのでしょうね。

こたけさん、一度だけ写真で見たことがありますが、本当に真っ白な雪をかぶったような大地でした。
島一周の遊覧船でも出せば人気が出そうな気がするのですが・・・

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