4月5日の日本丸アートフリマに来ていただいた、ハンドルネーム浜っ子半魚人さんのリクエストで関西汽船の関西〜別府航路の客船「すみれ丸」です。
総トン数は2694トン・・・っていうと先輩客船である「くれない丸」(現「ロイヤルウイング」2912トン)にくらべると少し小さいんですね。このあとに投入された「あいぼり丸」クラスがまた2995トンと大きくなったことを考えるとこのダウンサイジングはなにか意味があったのでしょうか?
1963年の建造は「オセアニック」(1965年)と同じような年代。古きよき時代です。
建造は今は無き浦賀造船所・・・IHIの豊洲工場しかり、関東の有名な老舗の造船所がどんどん無くなっていくのは寂しい限りです。
「すみれ丸」の船名は先代「菫丸」につづく2代目。同型姉妹船に「こはく丸」があります。それにしても当時の別府航路の関西汽船の客船には日本古来の色の名前を付けていてじつに素敵でしたね。
全体のスタイルは「くれない丸」クラスにすごくよく似ているのですが、煙突を船体後部に持ってきて後部マストと一体化した「マックファンネル」というヤツを採用しているのでイメージはずいぶん違って見えます。
このかたちの煙突はスマートに見えるのか当時の日本の客船がこぞって採用して一大ブームを巻き起こしていましたが、ファンネルマークを描けないという欠点があるせい(大島運輸の「さくら」みたいにむりやり描いた例もありましたが・・・)なのか、いつのまにか消えてしまいましたね〜
やっぱり船らしくないという意見が多かったのでしょうか?
関西汽船でもこのあとの「あいぼり丸」クラスでも採用されたものの、その前方に煙突そっくりの展望室を設けたりしています。
それでもこの「すみれ丸」、均整のとれた実に美しいスタイルを持った客船なのですが、わたしの拙いイラストではその美しさの一割も表現できたかどうか・・・
関西汽船ファンの皆様、なんとぞ我慢してご覧ください。
香港のスターフェリーみたいな色合いだなぁ〜♪綺麗(^@^*
タイトルから PUNIPしゃんの初恋の人の更新?って 早とちりしちゃったっち(^@^r
とんとんしゃん、スターフェリーの緑色よりもう少し薄い色だと思います。でもとても綺麗な色でしたよ。
ところで「初恋の人の更新」・・・って????ごめんなさい、全く意味が判りません(汗)
遅レス済みません。リクエストした張本人です。w
この画を拝見して思わず当時?(私が小学生だった頃)のすみれ丸が蘇えりました。本当に有難う御座いました。
船体の緑色は、瀬戸内海独特の海の色(エメラルドグリーンの様な少しミドリ掛かったブルー)に凄くマッチしていたのを思い出します。
すみれ丸は純客船で割とパブリックスペースも充実していましたが、この後時代は自動車の時代に移り、「ゆふ」「まや」を皮切りにフェリーに移行し、運航も夜となってしまいました。
この画に合う額を探して大事にさせて頂きます。m(_ _)m
浜っ子半魚人さん、こちらこそ、遅くなってしまってすみませんでした。
でも気に入っていただいてよかったです。描いていても楽しかったです。
いや本当によく描けています。特徴がすばらしく出ています!関汽きちガイの私にとっては、この絵が欲しいです。
sumireさん、船ファンのなかには関西汽船ファンのかたが多いですね。
これからもよろしくお願いします。
スマートな均整の取れたスタイル今のフェリーでは味わえない船形です。すばらしい絵、感激いたしました。
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