明日は皆既日食

いよいよ４６年ぶりの天体ショーが明日に迫ってきました。

しかも日本のトカラ列島悪石島あたりで見られる日食時間の長さは今世紀最長とか･･･

残念ながら日本本土では部分日食なのですが、皆既日食は中国本土から東シナ海、太平洋に至るまで広いひろい地域で見られるので、どうやらその海域には各国、とくに日本から沢山の客船・フェリーがやってくるそうです。

調べてみるとこんな感じです。

● 「にっぽん丸」＝トカラ列島 諏訪瀬島
● 「ぱしふぃっくびいなす」＝潮岬沖数百キロ海上
● 「飛鳥」＝世界一周クルーズの帰途、小笠原諸島沖
● 「ふじ丸」＝北硫黄島沖

● ロシア客船「ルーシ」＝トカラ列島悪石島沖

● イタリア客船「コスタ・アレグラ」＝東シナ海

このほかにも「さんふらわあ きりしま」「プリンセスわかさ」「おがさわら丸」「新鑑真」「ゆうとぴあ２」など、ネットで調べるといくらでも客船、フェリーの名前が出てきます。すげえなぁ〜

もちろん、地元の「フェリーとしま」も･･･

こうして列記してみると海の上にずらりと客船が並んでデッキの上ではみんなで黒メガネをかけて日食を見ていそうですが、なんせ広大な海域なので他の船が見えるなどということはほとんど無いのでしょう

あとはその世紀の瞬間の天候と海が静かであることを祈るのみですね。

関東地方では７５％の部分日食とのこと･･･しかも天候は曇り、ちょっと期待薄です。

暗さのピークの午前１１時前後にはわたしは横浜にいる予定ですが、はたしてどのくらいの薄暗さになるのでしょうか？

写真はロシア客船「ルーシ」。普段は福井の伏木富山港とウラジオストックのあいだを結んでいるロシアの中古車バイヤー御用達のカーフェリー型客船です。
昔は「コンスタンチン・チェルネンコ」と言う名前で横浜〜ナホトカ航路にも就航していて大桟橋にもよく訪れていました。

写真は数年前にわたしが清水港で撮影したもので、現在では船体が濃紺に塗られているようです。