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「KDDIオーシャンリンク」 見学

大変遅くなりましたっ!

もう一週間も前に、元大統領候補みたいな名前の米海軍イージス艦と皆既日食(←ウソ!部分日食です)とセットにして横浜で見て来たKDDIのケーブル敷設船「KDDIオーシャンリンク」(9510トン、1991年建造)の船内見学レポみたいなものをおとどけします。

ちなみにわたしのケータイはAU by KDDIなので、この船に大手を振って乗船できます。エヘン(←これも大嘘です。誰でも大手を振って乗船できます)


ものすごい混雑の大桟橋のイージス艦公開と違ってこちらはガラガラでした。

海底ケーブルを吐き出すため、船首の先端の形状が独特になっていて、これじゃあ滑っちゃいそうで、誰もタイタニックごっこが出来ません。困ったもんだ〜


完全格納式のアンカーレセス(錨の収納部分)がクルーズ船みたいでかっこいいです。


いよいよ乗船。 ちなみにこの船の運航は商船三井に委託されているそうで、外国人船員もたくさん乗っていました。


入ってすぐに案内されるのはケーブルを引っ張り出す作業をするための広いデッキ。

なんとなくカーフェリーの乗用車用デッキを明るくしたみたいな感じの場所でした。

画面奥が船尾方向で、その手前に見える黒っぽいのがケーブル巻上げ、繰り出し用のリニア・ケーブル・エンジンです。


ここの下のデッキにはケーブルが収納されており、最長4500キロメートル(!)のケーブルが積み込めるとの事。どんだけ長いのか見当もつきません。

写真は上から覗いたところで、茶色っぽいバームクーヘンみたいに巻いてあるのがケーブル。意外と細いものなんですね。


ブリッジに上がってみました。


ブリッジからの眺め

左の白い箱のところに水中作業用のロボットが置いてあるそうです。

ロボットといってもドラエモンやASIMOみたいなヤツではありません。

もちろんガンダムやエヴァンゲリオンみたいなヤツでもないと思います・・・たぶん

あ、そうだ、はやくお台場にガンダムを見に行かなくっちゃ!


左側にあるのがDPSと呼ばれる自動船位保持装置。

スクリューと前後3個のスラスターを自動操作して船の位置を長時間一定点に留めたり、常に同じ船首の向きで船を航行させたりすることが出来る装置だそうで、ケーブル敷設には欠かせないものですが、もちろん普通の商船にはあまり装備していません。

手動はジョイスティックで行います。なんだかゲームみたいですが、ガンダムは動きません。


これも本船独特の部屋、ケーブルコントロールルームです。

画面反対側のテーブルには海図ではなく、海底地形図が置いてありました。


ヘリポート、先日見学した護衛艦「しらゆき」のそれに較べると実にあっさりしたものです。


ラウンジがありました。

中には入れなかったので、ガラス窓越しに撮影したものです。

ほんとうは食堂とか、乗員の居住区画も見たかったのですが、見学コースには入っていませんでした。

ちょっと残念。

たっち。

おはようございます。
暑中お見舞いありがとうございました。
1日おきに来てらっしゃったのですね。
どちらの日もお天気が生憎でしたよね。
9月の打ち上げ、さるびあ丸にしましょうか?
昨夜も汐風が心地よかったですよ。*^_^*

たっちさん、その通り、結局天気の悪い日をねらうようにして一日おきになってしまいました。
「さるびあ丸」乗りたいですね〜

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