伊勢志摩&東海の旅、4回目はいよいよ鳥羽から対岸の伊良湖岬まで、伊勢湾フェリーに乗船して55分の船旅です。
前日に宿のベランダから撮影した鳥羽湾を航行中の伊勢湾フェリー。
残念ながらわたしのコンデジでは船名までは判りませんでしたが、たぶん「伊勢丸」だと思います。
翌日、午後3時、いよいよ「鳥羽丸」(2399トン、1995年建造)に乗船です。
水しぶきをイメージしたボディペインティングが青い海と緑の島に映えてとても絵になります。
船上から見た鳥羽港北部の佐田浜周辺。
ちょうど真正面の岸壁あたりに、かつての移民船「ぶらじる丸」(10101トン、1954年建造)が浮かぶ博物館として保存されていました。
13年前に残念ながら経営不振のため中国に売却、現在でも広東省湛江市で保存されているそうです。
一般客室。
現在就航中の伊勢湾フェリーの3隻の中では一番この船が古いのですが。船内はすごく綺麗で全く古さを感じさせません。
船は伊良湖水道をひたすら走ります。
運がよければイルカの群れに出会えるそうですが、日頃の行いが最悪のPUNIP家族にはイルカのイの字も見えませんでした。
だめぢゃん・・・
大人1名320円で入れる特別室。
ちょっとしたクルーズ客船の展望ラウンジ風のゆったりとした部屋です。
もっとも船内探訪とイルカ探しで忙しく、せっかく買って入ったのに10分もじっとこの部屋には居ませんでした(泣)
同僚船の「伊勢丸」との反航シーン。
逆光気味・・・
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になった神島(小説では歌島)沖を通過すると目的地ももうすぐです。
小型の旅客船の利用してこの神島経由で鳥羽から伊良湖に渡るという離島航路大満喫のルートもありますが、このあたりうねりが大きいので船酔いのある方にはお勧め出来ません。
伊良湖港に到着しました。
岬の上の塔は伊良湖灯台ではなく、伊勢湾マーチス(海上交通センター)です。
左端に小さく伊勢湾フェリーの「知多丸」の姿が見えます。
あっというまの船旅でした。
伊良湖水道を行き交う大型船と、イルカに出会えなかったのがちょっと残念。
でもとっても景色が良くて楽しかったです。
伊良湖港の風景。
手前のフェリー「知多丸」の向こうに乗ってきた「鳥羽丸」がほんの少し見えています。
お疲れ様です。お住まいから伊勢までも船で?と思ったのですが、さすがに車ですか。確かに長期航海なら特別室のような豪華部屋でゆっくりと・・・もアリですが、短い時は撮影やら観察やらですよね。私も東京湾フェリーの時は船内徘徊と船探しで忙しかったです。フェリーってツインファンネルが多いですね〜
こたけさん、昔は松坂までフジフェリーというのがありましたが、今は東京から伊勢まで船で行くことは不可能です。
それにしても55分はあっという間でした。
ツインファンネルなのは車両甲板に障害物を無くすための手段ですね。
ああ、なるほど。確かに甲板中央にデーンとあったのでは邪魔ですね(汗 大洗とか東フェリーターミナルからはもっと遠い宮崎や苫小牧などですか。すると、写真の東京方面ってどこへいくのかなぁ〜っと。
こたけさん、現在東京からは徳島経由で北九州に行く航路と沖縄航路しか長距離フェリーはありません。
東京方面というのは鳥羽から見て「東京の方角」つまり知多半島の伊良子岬のことですね。
たしかにこの書き方だと東京に直接フェリーで行けるのかと思ってしまう人もいるでしょうね。
まったく紛らわしいです(笑)
あらら、そういうことでしたか。地元の人には当たり前なのでしょうが、紛らわしいですね(笑 いろいろと教えていただきありがとうございます。
こんばんは。
伊勢湾フェリーは父が大好きで何度も乗船した記憶があります。
機会があれば、鳥羽へ行く事を作ってその時は必ず乗っていました。
これを見たらすぐにでも乗りに行くって言うと思いますが、
鳥羽の「ぶらじる丸」が無くなってしまったのを見ると
残念がると思います。
裡沙さん、鳥羽は今回生まれて初めて行きましたけど、本当に美しい港町でした。伊勢湾フェリーも楽しかったです。
「ぶらじる丸」は本当に残念でなりません。泊まった宿には今でも写真が飾ってありました。
こんど大型客船が来航したときに行ってみたいです。
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