「ぱしふぃっくびいなす」 逗子出港

遠く伊豆半島に夕陽が沈む頃、「ぱしふぃっくびいなす」（以下ＰＶ）が初寄港地の神奈川県逗子沖合いを離れる時刻が近づいてきました。

夕陽を背にしてシルエットで浮かび上がるＰＶを期待したのですが、その２つの距離は残念ながらこれだけ離れていました。

さらに富士山を背にした江ノ島と夕陽の距離もこのくらい

あとでＰＶ，夕陽、江ノ島をまとめて一枚の絵にしちゃおうかな･･･

江ノ島のアップです。

ちょうど真後ろに富士山のシルエットが･･･９月ぐらいなら富士山の向こうに沈む夕陽が見えるのかな？

ちなみにこの画面の右手が鎌倉市街、その手前に現存する日本最古(約８００年前）の港湾建造物と言われる人工島 和賀江島があるのですが、残念ながらこの時間帯は満潮で海面下に没しているため見えませんでした。

出港時刻の５時ちょっと前、最後のＰＶ乗客を乗せていると思われる「シーフレンド１」が逗子マリーナを出港して本船に向かいました。

先ほどまで左舷を見せていたＰＶはいつのまにかＰＶは右舷をこちらに見せていました。

「シーフレンド１」が接舷しやすいように風や波を避けた方角に向きを変えたのでしょう

「シーフレンド１」がＰＶに到着。

わたしの安コンデジの目一杯ズーム、なおかつうす暗がりのため、画像が荒くて申し訳ありません。

乗客の搭乗作業が行われているようです。

今回、同行した船仲間のエレックさんとこんな光景をマリーナの防波堤で眺めていたら、近所の方らしいおじさんに「あの船はなんと言うのですか？なんでこんなところにいるんですか？」と話しかけられました。

「いや〜もうここに４０年以上住んでいるけど、こんな大きな船がやってきたのを見るのは初めてですよ〜、最初見たときはエンジントラブルか何かで漂流してここに座礁でもしているんじゃないかと思ったぐらいです」

う〜ん、なるほど、たしかにそんな感じです。

数年後。これが当たり前の光景になるといいですね。

もしかしたら東の鳥羽港になる可能性もあるかも･･･

陽もすっかり伊豆半島の向こうに沈んで、やがて出港時刻の５時、ところが一向に「シーフレンド１」はＰＶから退きません。

どんどん撮影のコンディションは悪くなっていく一方です。

おーい、早く出港してくれ〜

５時１５分も過ぎたあたりでやっと動き出しました。

ところがあまりに暗くて遠すぎるため、安コンデジの手持ちではこんなダメダメ写真（泣）

ＰＶが去っていく姿も見ずにすごすごと退散しましたとさ･･･

おしまい

ちなみに地元の報道ニュースではこの船の寄港はこんなかんじでした。

おまけ画像、夕暮れのヤシの並木です。

おまけ画像その２、結婚式場の中庭ではクリスマスっぽいイルミネーションが輝いていました。