この3月で惜しまれつつも引退してしまう、明石淡路フェリー(通称たこフェリー)の明石〜岩屋航路就航船「あさなぎ丸」(1381トン、1991年建造)です。
この会社は「あさしお丸」(たこフェリー)と「あさかぜ丸」(のりたい号)の3隻を就航させていたのですが、この船の引退で減便を余儀なくされることになるでしょう。
3年近く前に乗船したときに撮った写真をもとに描いたのですが、当然のようにこの航路の特徴である明石海峡大橋を背景に描いていて「ああ、この橋の現在の状況がこの船を引退に追い込んだわけなんだよなぁ」とふと思ってしまいました。
この人工構造物とは思えないほど巨大な橋の下を通過して眺めることが出来るというのがこの航路の特徴で、なおかつ売り物だっただけに、この皮肉な状況は航路の関係者の方たちにとってなんともやりきれない気持ちでいることでしょう。
高速道路の全国無料化は断念され、土日1000円も近く見直しが図られるようですが、時すでに遅しとしか言いようがありません。
この航路がかつてのような賑わいを取り戻してくれることを・・・そして美しい瀬戸内海を船で旅することの楽しさをもっともっと日本中の人に知ってもらいたい・・・と切に祈るばかりです。
明石海峡大橋が出来て、さらに高速道路の無料化は痛いですよね。
二酸化炭素の排出を削減すると言いつつ、高速道路の無料化は矛盾してませんかね。
とにかく、沿岸の水上交通には影響甚大ですね。
p.s.
こちらに、たこフェリーの記事があるので、TBさせてくださいね。
あれれ〜、TB出来ませんでした。ちなみに今日二度目です。
yahooさんの調子が悪いのでTB出来ないのでしょうか?
それとも、この記事はTBを禁止しているのでしょうか??
記事はこちら
↓
セトレ・SETRE・たこフェリー・明石海峡大橋
http://blogs.yahoo.co.jp/siliconvalley_bay_7565/45658534.html
こんばんは!
淡路島のWestinに何度か泊まりましたが、往復は毎度、西明石駅から岩屋行きの高速船でした。
船を待つ間に明石焼きをいただいて、まりーんぶりっじって写真にありましたが、デッキから眺める大橋もすれ違うたこフェリーも懐かしいです。
高速バスで、ほんの数分で渡ってしまうのは勿体無いです。*^_^*
PUNIPさま
こんばんわ。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただこうと思ったのですが、できませんでした。残念…。
『あさかぜ丸』にもスペシャルペイントがされて、盛り上がってきた矢先のニュースでしたね。イルカのペイントが鮮やかで、特に夏の明石海峡にとても似合う船でした。キラキラ光る海面を元気良く走るイルカの姿を見られなくなると思うと、とてもショックです…。
作品はもちろん素晴らしいですが、文章にも心打たれました…。
瀬戸内の船旅の素晴らしさをもっと知って欲しいと、私も心から思います。
では、失礼します。
地元から。
記事にして頂きありがとうございます。
結果としては、引退が為減便ですが、悪循環のスパイラルにはまってます。
売り上げ減ー人件費縮小ー従業員減ー運行維持人数減ー就航船減ー売り上げ減ー
行きつく先は…
橋の場合、強風だと制限かかったり、通行止めだったりしますが、ちょっとやそっとでは休航しないフェリー業界への手立て考えてるんでしょうかね?潰れてから、深刻な事態発生しても、どうしようもないけど。
最近でも新幹線が止まって大混乱!代替交通機関のある都会は良いけど、新幹線しかない所は?
今度、青函トンネルは基本新幹線でしょ、あすこで事態発生すると!!人は飛行機へ乗り換えても、物流がねえ〜?
Onnojiさん、特にトラックバック禁止にしているわけではないのですが(というか禁止の仕方すら判らないので)何故、出来ないのか全く不明です。ごめんなさい・・・
これに懲りずよろしくお願いします。
たっちさんのように旅の楽しさを本当に判ってくれる方は船を使うんですけどねぇ・・・
なんでこんな世の中になってしまったのですかねぇ・・・残念です。
鉄軌星斗さん、この明石淡路フェリーって会社は生き残るためにそれこそ必死で努力しているのが本当によく判ります。
それでも報われないのはあまりに悲しすぎます。
ジムニーさん、そうなんですよ・・・悪循環です。
震災でもそうであったように本当に困ったときに機動力を発揮するのは道路も鉄路も必要としない船なのですが、政府はどうもそれが判っていないみたいですね。
「あさなぎ丸」、タイで活躍していますよ。外装はすっかり変わり、船名もきっとタイ語の名前がついているはずですが、船内の至るところに旧船名
その他日本時代の名残をとどめています。タイ領マレー半島の東海岸に「サムイ島」という観光地がありますが、今あさなぎ丸はここと本土を結んで走っています。カメラがなかったので写真が出せませんが、西洋人に人気のある場所で、船上からの日没は、これまでの人生で見た中で最高に美しかったです。
「あさなぎ丸」は、この先も何年かここで働き続けることでしょう。もしタイへいらっしゃるときには、サムイ島へいらしてこの船に乗ってやってください。
bra*wu*st1*1さん、こんな古い記事を見ていただき、またコメントをいただきありがとうございます。
そうですか…「あさなぎ丸」はタイで活躍しているのですね。
サムイ島は有名な観光地で日本人の観光客もよく訪れるのでしょうが、ほとんどの人は日本のカーフェリーだったとは思わずに乗船しているのでしょうね。
いつか行く機会があれば乗ってみたいです。
船名検索してたどり着きました。今日ドンサック〜サムイ航路に乗って船内にあさなぎ丸との表記。そこにタイ語のポスターとなかなかカオスです。船内の売店20バーツのコーヒーを買って飲みつつ返信しております。瀬戸内からタイまでどうやって持って来たのだろう?と思ってしまいます。僚船でタコの絵が描かれたあさしお丸?も健在です
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