いつもこのブログにコメントをいただく、ドイツのベルリンに在住するBerlinerさんがずっと製作してブログでアップされていたポーランド客船「ステファン・バトリー」(16000トン、1952年建造、2000年解体)の完成をお祝いして彼女の在りし日の姿を描いてみました。Berlinerさん、竣工おめでとうございます。
もともとはホランドアメリカラインの北大西洋航路貨客船「マースダム」(日本にもよく来航していた「ラインダム」の姉妹船)という名前で建造されましたが、1968年にポーランドに売られて改装の上この姿になりました。
オランダ船時代のグレーの船体塗装も良かったですが、この黒い塗装に一本の白いライン・・・とっても端正でいいスタイルが引き立っています。
こんなかっこいい船、実物を一度見てみたかったですね。
ちなみにお姉さんの「ラインダム」はギリシャに売られ、恐ろしく不恰好なクルーズ客船に改装されてしまいました。、
すばらしい。船自体も良いですが、作品も良いですね。
描かれているのは、後部甲板の手すりの様子からしてSS Maasdamから改造されたばかりの頃ですね。私の作ったStefan Batoryと同じです。
もう二度と作られないだろう美しい船。絵や模型で再現するしかないのでしょうか。
こんにちは 綺麗な船型ですね。昔の船は プロポーションが良く 優雅ですね。昔マルコポーロがこんな船形だったと思いますが 同一船でしょうか?
エピロキティの「ATLAS」が「STEFAN BATORY」の姉妹船だったんですか!
以前何かの写真集で「ATLAS」を見た時に、変な意味で印象に残ってました。
知らなかった・・・。orz
ダメぢゃん!変なになっちゃ。
「にっぽん丸」は◎ですが、改造で良くなった船ってあまり無いですねぇ。
Berlinerさん、この絵を描くに当たっては作られた模型をかなりの部分で参考にさせていただきました。
ですから基本的にはBerlinerさんの船と同じなはずです。
機会があればもっと大きなサイズのアクリル画か油彩画で描いてみたいですね。
清水っ子さん、以前日本に来ていた「マルコポーロ」はそれぞれ別の会社で大小2隻ありますが、どちらもこの船とはまるで関係がありません。
小さいほうは9000トンほどの豪州〜極東航路の英国客船で元ブラジル船、大きいほうは22000トンほどのクルーズ客船で元ソ連船しかも かろうじて現役です。
どちらもなんとなくこの「ステファン・バトリー」に似てなくは無いですね。
DOCKさん、「アトラス」をご存知でしたか・・・さすがです。
今、手許の写真と見比べていますが、面影を残しているのはボートの並びと舷側の窓の配置ぐらいでしょうか?思いっきり変なになっちゃってます。
本当に「にっぽん丸」は改装してよくなった珍しい例です。
ほかにわたしが感じる改装成功例は「若潮丸」→「さんふらわあ7」ぐらいかな?キュナードの「カリンシア」姉妹もシトマーに売られてよくなりましたけど・・・
あとはほとんど無いですね。
参考にしていただいて嬉しいです。なるほど、よく見ると船尾に段がついていたりと模型っぽいところがありますね。しかしクレーンの操作室が微妙にクリーム色をしているところなど実物もよく観察していらっしゃいますね。
アトラスの写真見ました。あれはたしかに気の毒ですね。
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