当初の朝7時入港の予定が8時になり、でも結局7時過ぎにはちゃっかり大さん橋に着岸していた船ファン振り回しのP&O客船「アルテミス」
この気まぐれな月の女神様の膝元にわたしが到着したのは色々と事情があって(笑)午前7時半過ぎ、このころはまだ雪は弱かったのですが、だんだん本降りになってお昼ごろにはくじらのせなかはスリップ危険のため閉鎖になったようです。
まず、くじらのおなかで開催中の客船アート展会場に行き、前日に即興で描いた乗船客向け「浮世絵アルテミス」を飾りました。
下はやはりわっつ画伯が即興で描いた「大さん橋接岸中のアルテミス」です。
あ、そうそう、大さん橋のアート展は13日に大好評のうちに無事終了いたしました。
大型客船がまるで泊まっていないか、いてもこんな風に大荒れの天気だったなか、ほんとうに数多くの人に来ていただきありがとうございました。
さて「アルテミス」に戻りましょう。
船首に翻るのは170年以上の歴史を誇る大英帝国、P&Oの社旗
いまはアメリカの巨大クルーズ会社の資本に呑み込まれてしまったとはいえ、赤青黄色のフラッグは健在です。
思えば遥か昔、わたしがはじめてこの横浜港で見た外国客船もP&O(船名不詳、たぶんオルソバ・・・根拠は無いけど)、はじめて船内見学した客船もP&O(現役時代の先代オリアナ)、当時一番好きだった客船もP&O(キャンベラ)でした。
黄色とも黄土色ともつかないP&O独特のバフ(BUFF)カラーの煙突・・・う〜ん、ここはやっぱり「ロイヤル・プリンセス」のころの見返り美人のほうが良かったかな?
でももうこのファンネルも見られなくなってしまうのですよね・・・
カモメのマークのドイツ客船になっても日本に来てくれますように・・・
船尾から見ると、のちにこの船をお手本にして造られた「クリスタル・ハーモニー」(現「飛鳥Ⅱ」)よりだいぶ角ばった感じです。
午前8時、出勤の時間の迫ってきたわたしは後ろ髪を引かれる思いで雪が強くなってきた大さん橋をあとにしました。
途中、山下公園のインド水塔から写したショット。
P&Oはかつて英国とインド、そして日本のある極東を結ぶ定期航路の会社・・・なんとも象徴的な光景です。
この日、横浜を離れる最後に撮った一枚がこの写真・・・ずっと見ていたかったのですがここでタイムオーバー
それにしてもこんな視界不良とはいえ、この船の美しさは際立っています。
やっぱり無理して見に来てよかった〜
最後に船仲間のものじゅんさんからいただいた「ロイヤル・プリンセス」当時の画像を貼っておきます。
2004年秋に長崎に来航したときの写真だそうです。
こんばんは、雪の中お疲れ様でした。
そうでした!カモメのマーク、元飛鳥の家族の一員になるのですね。
そうすると、日本にもまたくる可能性がありますね。
少しほっとしました。
SAKICHOさん、こんばんは
あの会社も経営が決して楽ではないようですから今後どうなるかわかりません…どうせなら郵船クルーズが購入して「飛鳥」にすればいいのに…
PUNIPさん、いろいろとお疲れさまでした!ジジです。アルテミスを間近に見れて良かったですね!ジジが大桟橋に到着した頃には閉鎖されていて、仕方なく山下公園側から眺めることにしました!この船は確かに「飛鳥」に似ています。(ジジ)
やっぱりロイヤルプリンセスの方が好きです・・・
ジジさん、わたしは朝だけ行ったのでまさかそのあとくじらのせなかが雪で封鎖されているとは知りませんでした。
なかなか上手い具合にいきませんね(泣)
ふねきちさん、たかがファンネルマークが違うだけなのに印象がだいぶ違いますよね。
P&Oの黄色い煙突はもっと細いと似合うのですが、この船はやっぱりプリンセスマークを描いて様になるようにデザインされているんだなって気がしました。
そう!
全く同感です!!
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