なつかしの長距離フェリー・・・今回は現在、本州の日本海側各地から北海道に都合8隻の大型カーフェリーを就航させている新日本海フェリーの記念すべき第一船、「すずらん丸」(9066トン、1970年建造)です。
舞鶴〜敦賀〜小樽航路に就航していたのですが、冬の日本海対策として船首部分を半球状のドームで覆った独特のスタイルは、「海の新幹線」とも呼ばれていたようです。
実際、船体下部と上部乗用車デッキに前後に貫いて細く塗られたグリーンの塗装は、この船の11年後にデビューした東北新幹線にそっくりで、わたしなんか、東北新幹線の写真を見た瞬間に「あ〜!これって新日本海フェリーのパクリじゃん!」と叫んでしまいました。
本当のところはどうなんでしょうかねぇ・・・
ところで、同社は現在就航中の「すずらん」と「すいせん」のリプレースで、敦賀〜苫小牧航路にこの夏新造船2隻を投入します。
新船名はやはり「すずらん」と「すいせん」・・・この会社はよほど上の絵の「すずらん丸」に思い入れがあるようで、船名に”すずらん”が付く」船はこれで4隻目となります。
気になる船体デザインは、見たところ2004年にデビューした「はまなす」「あかしあ」姉妹のデザインがそのまま・・・
う〜んキュナードの3代目「クイーン・エリザベス」や太平洋フェリーの新型「いしかり」に続いて「昔のかたちで出ています」シリーズなのかぁ・・・残念・・・ま、たしかに設計コストは削減できるのでしょうけどね・・・
ここでふと、「まさか、東海汽船の新造船も「さるびあ丸」のコピーじゃないだろうな?」と不安に思ってしまい、東海汽船の新造船ブログをみたらだいぶ違うようなのでひと安心・・・
それにしても6000トン足らずのサイズでバウスラスターが2基、推進装置の一基はアジマススラスターというのはすごい贅沢装備・・・島の港での回頭性、着岸性は格段に工場するのでしょうね。
逆に言うとサイドスラスターなんぞ全く無くても平気であの小さな港に接岸していた昔の東海汽船はもっとすごいのかも・・・
すいません・・・話が「すずらん丸」からどんどん脱線してしまいました(汗)
2代目のすずらんをTBさせてください!
ふねきちさん、トラックバックありがとうございます。
神戸でお披露目会をやっていたのですね。
こんどの新日本海の新造船、どちらか一隻でもいいので東京か横浜でお披露目してくれないかな。
コメントを投稿する
コメントを書く