本牧沖　邦船２隻のすれ違い

本牧沖で「ぱしふぃっくびいなす」と「にっぽん丸」がすれ違うかも知れないというので見に行ってきました。

本当は本牧ふ頭先端のシンボルタワーで見ようと思っていたのですが、夕方で時間切れのため、急きょ海釣り公園に場所を変更しました。

もちろんここは釣り人だらけで、わたしのほかに船の写真を撮りに来た人間は見当たりません。

でも、こういうところで釣りをするのも楽しそうだなぁ・・・

ここからは嬉しいことに三菱重工横浜工場のドックがよく見えます。

ちょうど日産の自動車運搬船「アンドロメダ・スピリット」（４３８１０トン、２００７年建造）が出渠していくところでした。

その右に見える護衛艦は昔艦内見学をしたこともあるDD１０２「はるさめ」です。

「ぱしふぃっくびいなす」は出港してくる「にっぽん丸」を待つためにわたしの目の前で停船しました。

やがて、ベイブリッジを通過した「にっぽん丸」が姿を見せました。

でも釣り人の皆さんはまったく興味を示しておりません（汗）

東京湾フェリーに乗船して見た「ヴォイジャー・オブ・ザ・シーズ」の時と同様に快晴のバリバリ順光です♪

２隻がだいぶ接近してきました。

午前中の入港、午後の出港というパターンが多いこの横浜港ではこういうチャンスはめったにありません。

客船ファンにはとっては釣りで大物がヒットした時のような最高にワクワクする瞬間です。

いよいよ至近距離ですれ違います。

ただし光線の当たり具合から見て両船はニの字ではなくハの字になっているようです。

もちろん「ぱしふぃっくびいなす」は停船しているのでぶつかることはありません。

当然お互いに無線で連絡は取り合っているのでしょうけど、細い道でのクルマ同志のすれ違いみたいに汽笛を鳴らしあえばいいのに・・・

少なくとも両船の乗客の皆さんは大喜びすると思うのですが・・・

「ぱしふぃっくびいなす」は大さん橋に向かって航行を開始しました。

そして「にっぽん丸」は神戸に向けて東京湾を南下していきました。

このあと、この海釣り公園の施設を出るときに係員のおねいさんから「釣果はいかがでした？」と聞かれました。

「ええ・・・まあ・・・」と言葉を濁してその場を去ったのですが、「ええ、もちろん大物がバッチリ２匹、撮れましたよ」と心の中では答えていました。