東京港に青森のみちのく北方漁船博物館の復元和船「みちのく丸」(総トン数不明、2005年建造)がやってきました(明日8月7日午後4時まで停泊)
場所は5月の北方領土交流客船「えとぴりか」の時と同じ、東京ビッグサイト脇の多目的ふ頭です。
今回は、東日本大震災の復興を祈って被災地の港を巡って南下し、最終目的地がこの東京でした。
ふ頭のテントでは青森県の物産も販売しています。
残念ながら船内見学は事前に申し込んだごく一部の方たちだけで一般の見学は出来ません。
これは江戸時代に北方航路で活躍した“北前船”と呼ばれる内航貨物船(通称、千石船)の完全レプリカで、航行手段は1枚の巨大な帆だけです。
当然、バウスラスターもフィンスタビライザーもありません。
全長32メートルは去る3月に閉館してしまった大阪のなにわの海の時空館に展示してあった「浪華丸」をしのぐ復元和船としては日本最大のサイズです。
でも、こうしてみると本当に小さいですね。
かつては蝦夷地などに行く現代の北前船が何隻も就航していた対岸のフェリーターミナルには唯一残った阿波の国と豊前に行くフェリー「おーしゃん さうす」が接岸しています。
今回、「みちのく丸」を曳航してきた2隻のタグ・・・右の赤いのはとってもかわいいです♪
オモテにぶら下がっているのは和船の象徴の”下がり”と呼ばれる船首飾りだそうです。
洋式帆船のフィギュアヘッドみたいなものなのでしょう。
船体中央からトモ(船尾)をみたところ
和船の構造にはまるで詳しくないので知ったかぶりはしません。
見てのとおりです(苦笑)
やはり中央からオモテ(船首)をみたところ
帆を何枚の使う西洋帆船に比べるとロープの本数が極端に少ないですね。
次回、「みちのく丸」離岸編に続きます。
うわ〜〜、レトロだなあ。
気になってYOUTUBEとかで見てみたんですが、すごい船だなあ。。。
そして離岸編!ひっぱりますねぇ(笑)
楽しみにしてます♪
3日ほど前に、東北出航のブログを見ていたので
館山湾に寄ってくれるかなと思っていたのですが、
もう東京に着いちゃったんですねえ☆
青森出身でありながら、こんな素敵な船がいるなんて知りませんでした…。
見にいきたかったなぁ。
Nice!
興味深い写真をありがとうございます。横浜のハズレに住んでおりますと気軽に行けませんので助かります。赤いタグはバージ用のプッシャーかも知れません。和船についてはコメントできません。(汗)
ealisさん、江戸時代の船がよみがえるって本当にすごいです。
デザイン的にもとても洗練されていて当時の技術力がうかがい知れます。
まさかこんな船が東京で見れるとは思ってもみませんでした。
SION CAFEさん、時間調整のため、東京に着く前に富津港に立ち寄ったようです。
館山港に寄ってもらいたかったですね。
Antonさん、今度帰郷して機会があったら博物館のほうに見に行ってみてください。
色々な小型船が動態保存されていて興味深い博物館のようです。
さすがSEA BIRDさん、やっぱりプッシャーバージ用の小型タグなんですね。とても可愛かったです。
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