マリンエキスプレス　川崎〜木更津航路

かつて、京浜工業地帯の川崎 浮島と千葉の木更津を約１時間で結んでいたマリンエキスプレスの東京湾横断フェリー航路・・・

１９６５年に前身である日本カーフェリーが「あさなぎ」「あさあけ」「あかつき」の３隻の双胴型カーフェリーで航路開設して以来、３０年以上に渡ったサービスは１９９７年の東京湾アクアラインの開通によってその幕を閉じました。

航路閉鎖直前の「オリオン」（左）と「オーロラ」（右）の反航する姿を水彩ペン画で描いてみました。

これらの船たちが発着していた多摩川河口、羽田空港脇の川崎フェリーターミナルは日本カーフェリーの「ふぇにっくす」クラスから始まり「高千穂丸」クラス、マリンエキスプレスの「パシフィック・エキスプレス」クラスといった日本を代表する素晴らしい長距離フェリーを南九州に送り込んでいた活気に満ちた港でしたが、２００５年にその航路の廃止とともにその役割を終えてしまいました。

いまでも浮島ふ頭にはそのころを偲ばせるフェリーターミナルの残存物があると聞いたこともあります。

機会があれば行ってみたいですね。

ところでこの川崎〜木更津航路、今をさかのぼること２０数年前には明石家さんま主演のドラマ「男女７人秋物語」の舞台となって一時期脚光を浴びていたこともあったようです。

残念ながらその当時、わたしはまだ幼い子供で（←大ウソ！）全く見ていなかったので詳細は不明です。

さんまと大竹しのぶねぇ・・・申し訳ないですが全く興味がなかったですね。