お洒落なカフェとかお花屋さんの店先とかで今、流行りのチョークアート看板
黒く塗った木の板にオイルパステルで文字や絵を描くという一種のアート作品のようなディスプレイ看板のようなものですが、絵を描くことなら何でも試してみたいわたしが3月の大さん橋で開かれた船の絵画展用の看板を描いたのをきっかけに今度はついに東海汽船の横浜〜東京航路用の看板を描いてしまいました。
この横浜〜東京航路(通称東京夜景航路)、関東在住の船好きのあいだではもう有名ですが、東海汽船の東京と大島、利島、新島、式根島、神津島といった伊豆の島々を巡る定期航路の貨客船が夏場を除く毎週末に横浜港大さん橋に立ち寄るという一時間半の短い船旅
片道1500円前後(燃油サーチャージを加算しているため月によって変動あり)と言う良心的な料金で、東京港と横浜港に停泊&出入港する船はもちろんのこと、羽田空港を離着陸する旅客機、ベイブリッジとレインボーブリッジというとっても邪魔…じゃなかった(汗)素敵な橋、そして2大港湾都市の夜景を見られるとっても美味しい航路なんです。
昨年の「かめりあ丸」引退に伴って今年からより大型の「さるびあ丸」がレギュラー就航しており、大さん橋の東海汽船事務所の方の地道な努力が実を結んでこの航路は年々利用者の数が急増、数年前はほんの数人のことも多かったのに今では横浜港大さん橋では常に数十人の利用客があるようになってきました。
当然のごとくこの航路が大好きなわたしとしては、大さん橋を訪れるもっともっと多くの方にこの航路に乗ってもらいたい、外国の方にもこの航路を知ってもらいたい、そしてあわよくば土日は仕事が多くて普段はなかなかこの航路を利用できないわたしのために将来的には平日もこの航路をやってもらいたい(これが本音w)という気持ちからこのチョークアート看板を描いてみました。
これが看板の拡大写真…すべての絵と文字はオイルパステルによるわたしの手描きです。
煙突を実際よりだいぶ大きめに誇張した「さるびあ丸」の背景は横浜と東京の夜景
水鏡に写るこれらの景色はみなとみらいの保存帆船「日本丸」の夜間ライトアップを参考にしました。
料金のスペースが空いているのは先にも書きましたように、東海汽船の乗船料は燃油サーチャージを加算しているため月によって金額が違うからです。
そして先日、大さん橋の東海汽船事務所に寄贈、
翌日の営業からこうして乗船券売り場のところに飾ってくれることになりました。(画像提供 東海汽船株式会社様)
ただし、残念ながらこの航路は「橘丸」のドック入りに伴う「さるびあ丸」の航路変更や東京湾納涼船(別名、浴衣船)開始のためこの次の週末を持って一旦休止となります。
従いましてこの看板も6月7日(日)をもって撤去されますが、10月の横浜寄港再開からはまた営業時間中にこの大さん橋事務所前に飾ってくれるようです。
乗られる方がありましたらぜひ見ていってくださいね〜
でも実はわたしはこの看板よりも、浴衣のおねいさんいっぱいの東京湾納涼船のほうが楽しみ…かな?
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