函館港のベイクルーズも終わって、買い物も済ませ、いよいよ函館ともお別れ
船三昧ツアー?函館編の最後に訪れたのはここ
1988年の青函博の時に造られた、江戸時代末期の西洋式帆船「函館丸」のレプリカです。
手前のクルマと比べてもお分かりのように、全長40mはあるかというそれなりに大きな帆船なのですが、観光名所の金森倉庫地区から徒歩15分ほど離れた何もほかに見るべきところのない駐車場みたいな場所にポツンと保存
しかも船内は立ち入り禁止
もちろん、わたし達以外に見に来ている観光客の姿は全くありません。
どうせならこんな陸上展示ではなく金森倉庫近くの埠頭に浮かべて繋留すればそれなりに観光名所になると思うのにもったいないですね。
名物、函館朝市をちょっとだけ覗いて
函館駅に到着
スーパー北斗に乗車
函館より30分ほど離れた観光スポットの大沼公園に向かいました。
大沼は沼といってもかなり広く、実質的には立派な湖
しかもこのように無数のちいさな島が浮かんで風光明媚な場所です。
晴れていれば対岸に駒ケ岳がその雄大な姿を見せるようですが、この日は小雨模様でまるで見えませんでした。
結局今回の旅行は北海道らしい晴天にはあまり恵まれなかったですね〜
大き目の島と島のあいだは橋で結ばれています。
湖畔にあるお洒落なフレンチレストランでランチを取ることにしました。
食事をしている窓からなにげなく外を見ていると、なんだかおもしろそうな船がこちらに向かってやってきました。
なんと、このレストラン所有のレストランボートで、30分の大沼周遊クルーズを楽しみながらランチが楽しめるようです。
しかも、雨の日用の大きなパラソル付き
しかもワンプレートランチ付きでクルーズ代金2500円
なんだぁ〜 こっちに乗って食べればよかった〜
湖水は一面のハス、周りはうっそうとした木々に包まれていて、なんとなくリアル版ジャングルクルーズみたいな雰囲気があります。
ハスの花をアップで撮っちゃいました。
この大沼公園は予想以上にいい場所でした。
いつか天気のいい日にまた訪れてランチクルーズを体験したいですね。
さて、この大沼公園から再びスーパー北斗に乗り込み、札幌方面へ
予定ではここまでずっと(でもないけどw)一緒に旅をしてきた相方と南千歳駅で別れて、わたしは新日本海フェリーに乗船するためにバスで苫小牧東港へ
彼女は息子のところに泊まりこみながら(息子はいい迷惑かもw)道内観光をするために札幌へと向かう予定でした。
ところが乗車しているスーパー北斗がすごい横揺れ、左右に大きくローリングを繰り返しています。
そしてついには登別駅で「5号車と6号車(ちなみにわたしは3号車)の揺れがいつもより激しいので車体を点検いたしますのでしばらくここに停車します」という非情のアナウンス。
当初の南千歳駅到着予定時時刻は18:12、そこからフェリーターミナル行きのバスが出るのがわずか8分後の18:20
え〜 遅れたら間に合わないじゃん〜 フィンスタビライザーぐらい付けとけよ〜(って船じゃないんだからねw)
後日、職場の鉄っちゃんに聞いたら「あ〜 あれは振り子式(?)ですからね〜よく揺れるんですよ、しかも北海道はレールの状況とか悪いからそんなのしょっちゅうですよ」
え〜え、どうせそんなこととも知らずに超タイトなスケジュールを組んだわたしが悪いんですよ〜だ。
結局、運転再開はその20分後、南千歳到着は早くて18:30…はい、ここで苫小牧からタクシー決定ね〜
スマホで調べたら苫小牧駅から原野の真っただ中にある苫小牧東FTまでタクシーだとどうやら万札一枚飛ぶみたい…
ああ〜 乏しいわたしの小遣いから諭吉さんが家出していく〜
そんだけあればシーズンオフなら太平洋フェリーで苫小牧西港から名古屋まで行けるじゃん〜
相方によると苫小牧で下車していくわたしの後ろ姿にはかつて見たことのないほどの哀愁が漂っていたそうですw
ま、でも結果的には苫小牧からは普通列車でもっと港に近い沼ノ端という駅まで行けることがわかり、そこからタクシーで4000円ぐらいという最小限の損害?で済みました。
もっとシャトルバスの本数を増やしてくれればいいのにと思いましたが、基本フェリーはクルマで乗船するもの…徒歩の乗客は少ないのでしょうね。
その点小樽港のフェリーターミナルは市街地からすぐ近くで本当に便利そうでした。
なにはともあれ、なんとかタクシーで出港30分前の苫小牧東港FTに到着
次回、いよいよ北の大地を離れ、「フェリーしらかば」乗船編その1に続きます。
コメントを投稿する
コメントを書く